家の顔になる玄関ドアはBarn Door 後編 [建具]
2017.6.10-12 ドアの製作
ドアは大物なのでカットした板を床下合板の上に並べます。床下合板を作業台にしたわけです。縦板にはトリマーの横溝ビットを使って左右の横面に溝を掘っておきます。板を縦に並べただけでは板の隙間から風が入るでしょうから、間に3mmの合板を入れて風を防ぐつもりです。
床板として工作すれば雇い実(やといざね)と呼ばれる方法です。参考にしたYouTubeではここまで丁寧に作っていません。私のオリジナルです。
横溝ビットは外壁のつなぎでも使って経験しているので、スムーズに溝がほれました。並べた縦板の上方向からカットした3mm厚の合板を入れます。
板はホムセンでなるべく反りとかよじれのないSPF材を選びましたが、ほんの若干よじれた板が1枚だけ入っていました。これは補強用の板として錠前側に使うことにしました。なるべくよじれの影響のない部分に使ったつもりですが、なんと一番影響のある部分に使ってしまいました。
ドアの錠前側だけが反って、わずかに外側に開いてしまうのです。あーあ、もう少し慎重に板を選べばよかった。
組み立てているときは多少の反りはお構いなしで、縦板の上から補強板をスクリュー釘で打てば矯正されると思っていました。確かに矯正はされるのですが、悪い方向に矯正されたようです。
組立てが終わってから表側だけは木部保護塗料で塗装をしました。裏側は白木のままにしましたが、これはこれで風情のあるものに出来上がりました。
写真は前編で使ってしまいました。後編に掲載すればよかった?
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