重要なお知らせ [生活]
2019.8.14 夜半に雨が降ったので、明け方、道具小屋の開いたままの窓に仮のビニールを張っておこうとドアを開けたところ、なにやら生き物の気配がします。
思わずウァーと叫んでしましました。
よくみると、時々わが家の庭に現れるドラ猫でした。このブログにniceをくれる「はじドラさん」にそっくりの猫です。私にはすっかり慣れているので「出て行ってくれよ」というと、おもむろに窓から出ていきました。
さて道具小屋は雨漏りの兆候はありませんでした。でも一応、二重防水対策と内装として透湿防水シートを張る予定です。ですから道具小屋はまだ完成ではありませんが、いよいよブログを連日投稿する材料がなくなりました。
このあとは納戸の改装をしてエアコンに竹製の日よけを作ったり、門から玄関まで石畳をつくるつもりでいますが、いつになったら完成するかわかりません。
私のブログはだいたい30名くらいの読者に読んでいただいています。その傾向をみてみると、セルフビルドより民泊関連の記事に興味をもっていただく方が多いようです。
そこで民泊を再開するまでブログもしばらくお休みすることにしました。引き続き拙いブログにご興味がおありの読者はRSSに登録して再開をお待ちください。
いままで、ご愛読いただきありがとうございました。
もちの木の剪定 [生活]
庭の片隅に6-7mくらいの高さのもちの木が植えてありました。この土地を買ったときから植えてあったものです。正確にいうと「くろがねもちの雄木」のようです。常緑樹で春になると葉が入替わります。
この木の枝が横へ張り出しているので、剪定をしようと思います。昨年も剪定しようとやりかかったのですが、時期が合わず諦めました。
5-6月の新葉に入替わったころが剪定に時期らしいです。少々乱暴に剪定しても簡単には枯れることにない丈夫な木のようですから、素人がやるにはちょうどいい木でしょう。
やりかたは、まっすぐに伸びている中央の幹を適当なところでカットし、これに合わせてまわりの枝を整えればいいらしいです。
幹に脚立をかけて登ります。カットしなければならない幹の位置はまだまだ上です。ここから上は枝に足をかけながら登っていきます。5-6歩登ったところでカットする位置に届きます。
よく街の街路樹を剪定しているのを見るとカットした枝にちょっとだけ葉を残しているので、同じようにちょっとだけ葉を残してみました。
ここまでは割りと簡単でしたが、張り出した枝先をカットするのは苦労しました。なにしろユニック車がある訳ではないので、腕とノコギリが届く範囲しか枝をカットできません。片手で幹を持って体を支えながらもう片方の手でノコギリを持ってカットします。
重心は完全に外にありますから、万一幹を持っている手がすべれば、まっさかさまです。セルフビルドで空中サーカスには慣れてしまったので、こんな体勢でやってしまいました。
なにぶん素人がやることですから、トラ刈りもいいところです。でもさっぱりして良かったです。
へびイチゴでジャムを作ってみた [生活]
毎年春先になると庭の一部にへびイチゴがみられます。今までは見向きもしなかったのですが、今年はあちこちに群生してみられます。
小指の先ほどもない大きさのへびイチゴですが、集めればジャムができるかもしれないと思いつきました。
早速、ビンに集めてみると小ビンが一杯になりました。生で食べても問題ないようなので、2-3粒食べてみましたが、全く味がしません。でもジャムなら砂糖を入れるのでおいしく食べられるでしょう。
インドのマヌ法典によると林住期の次は遊行期です。遊行期はすべてを捨てて木の実だけを食べて生きていきます。誰も見向きをしないへびイチゴを食べるのは遊行期の準備でもあります。
ジャムの作り方はネットで調べましたが、記事によりつくり方は多少違っています。ならば少々間違っても問題はないだろうと、いいかげんな気持ちでスタートです。
イチゴをボールに移して砂糖を振りかけます。量はイチゴの量の半分くらいにしてみました。イチゴ自体に味がないので、多少多めに入れました。このまま一晩置くと翌朝はイチゴから水分がでています。
この水分だけで火にかけます。途中、レモン汁を少々入れることになっていますが、少々酸味のあるサマーオレンジがあるので、レモン代わりにこれを入れてみます。
そのまま弱火にかけますが、なかなかトロミがでません。色も黒っぽく変色してイメージしていたジャムになりません。45分くらい火にかけましたが、思いきってイチゴを潰してみました。そしたら、ようやくジャムらしくなってきました。
小ビンにお湯を入れて煮沸の真似事をします。本来はビンはカビが生えないように沸騰したお湯に漬けておくようです。
翌日、できたジャムを食べようとみると、なんと完全に固まっています。これには困りました。
試しにお湯を注いでみると、少し柔らかくなります。ビンから取り出してもう一度水を入れてゆるくします。今ひとつジャムらしくないですが、これで完成です。
不在者投票してみました [生活]
薪ストーブ設置編の途中ですが、参議院選挙の不在者投票をしてみたリポートです。
家庭の事情があり、民泊は一時閉鎖していますが、やるべきことはたくさんあるので、セルフビルドした家に住み続けています。住民票は移していないので、投票用のはがきはここには届きません。
そこで、今回の参議院選挙は不在者投票によって投票することにしました。
自宅を管轄する役所のホームページをみれば、投票用紙の取り寄せ方が書いてあります。選挙管理委員会へ受け取りに行くか、ネットで申請をするか、郵送で申請書を送って投票用紙を送ってもらうか、方法はいろいろあります。
ネット申請が一番簡単そうなので、トライしましたが、メール認証が必要です。これが結構面倒そうです。諦めて郵送申請をしました。
面倒なことは今まで建築確認とか、自宅登記とか、民泊申請などトライしてきたのに、どうしたことでしょう。年のせいでしょうか、トライする気力がなくなってきました。
さて、投票用紙はゆうパックで送られてきました。これは自分で開封すると無効になります。ゆうパックには、そんなことは何も書いてありませんから、開封してしまう人も結構いるんじゃないでしょうか。
そのままゆうパックを持って滞在先の選挙管理委員会へ行きます。投票日ではなく、なるべく早い時期に期日前投票をします。このこともあまり丁寧に解説していません。滞在先で投票した投票用紙は本来投票すべき選挙管理委員会へ送られ、投票日に開票されますので、なるべく早く投票しなければなりません。
さてわが家の地元の選挙管理委員会へ行くと、期日前投票をしている人はひとりもみかけません。
受付の人が二人と監視委員4-5名が暇そうにしていました。
受付の人は不在者投票に慣れていないのか、本部へ電話をしてその指示を仰ぎながら私に投票の仕方を説明します。
まず、名前と生年月日をゆうパックに入っていた書類と照合します。そして投票用紙と候補者名を書いたリストをくれます。
投票用紙に記入すると、これもゆうパックに入っていた封筒の中に入れ、封をします。封筒に名前を書いてから、これを渡して投票は完了です。お疲れさまでした。
あれは何だったんだろう [生活]
とても遠い昔のことだったような気もします。幻想の中にいたのか、あるいは夢をみていたのかもしれません。
気が付くと大きな船の船室の中にいました。15畳か20畳くらいの船室の中に会社の部下5-6名の男女と一緒に乗っているようです。夜の東京湾の中を周遊しているようで、船酔いしているわけではありませんが、頭が少しくらくらしています。
同じ船室にもう一組、20代の男女5-6名がいます。相部屋なので挨拶しておこうと思い、一人で話しかけにいきました。
「こんばんは。皆さん、どういうご関係の人たちですか。」
「みんな高校の同級生なんです。」ひとりの男性が答えます。
「そうですか。みなさん、もう社会人なんですか。」
「私だけは会社に勤めていません。小説を書いています。」とひとりの女性が答えます。
「そうですか。直木賞か芥川賞を狙っているんですか。」
「はい、芥川賞です。」とのことです。
「ほおー。純文学ですね。ペンネームを聞かせてもらえますか。」
「川上弘美です。本名を使っています。」
まわりの男女が「期待の星なんです。」と教えてくれました。
気が付くと甲板のデッキに寄りかかり立っています。隣には同僚の女性も立っています。甲板は多勢の船客であふれ、派手な衣装でディキシーランド・ジャズを演奏している楽団もいます。
初夏の夜風が気持ちいいですが、現実のものとは思われません。酒に酔っているのかもしれません。遠くに小さく花火が上がっています。
「デズニーランドの花火ですね。」と隣の同僚に話しかけると、
「デズニーランドじゃないでしょ。ディズニーランドと言ってくださいよ。」と言われてしまいました。
ふと気づくと、帰りの電車の中でした。もう少しで寝過ごしてしまうところでした。
2018.5.19 民泊手続きはしばらくお休み [生活]
2018.5.19 自宅へ帰る
家庭の事情で長期にわたり自宅へ戻ることになります。今までも1ヶ月から3ヶ月に1回は自宅へ戻る用事がありましたが、用件と骨休めを兼ねてせいぜい1週間くらいで現地へ戻っていました。
今回は長期にわたることになりそうですので、民泊の手続きは一時休止です。急いでやらなければならない事もないので、いいでしょう。
ブログも一時休止の宣言をして読者の皆さんにはRSSに登録して待ってもらうことにしました。といってもこの時期全国の読者は数名でした。
2018.7.21 現地へ戻る
お休みを2ヶ月いただき、家庭の事情も一段落したので、現地でのやり残しを片付けなければなりません。やり残しを片付けたら、また自宅へ戻る予定です。
現地は敷地中で草がぼうぼうでした。梅雨の雨が降る時期は雑草は勢い良く伸びていきます。植物にとって雨が本当に大事なものであることがよくわかります。
この雑草を鎌1本で刈るため日が昇る前の3時間を毎日ひたすら草刈しました。300坪くらいある敷地をひととり刈り終わるまで2週間くらいかかりました。2週間後には最初の場所はもう草が伸びているので、また最初から刈らなければなりません。
草刈は今までも毎年初夏から夏の終わりまで毎朝1時間くらい続けてきましたので、いい運動と思っていましたが、毎朝3時間は正直のところ苦痛でした。
さて、やり残しの二つ目は図書館で購入してもらった本「ミライの授業」を読むことです。5月18日には購入できたという連絡をもらっていたのですが、しばらく留守にするので読書の優先権は放棄していたのです。
中学生向けに書かれたこの本で科学というものが、ほんの400年くらい前に確立されたことを知ります。それまでは西洋でも哲学が学問のすべてだったようです。興味深いことです。
やり残しの三つ目は浄化槽の検査です。使用開始後3ヶ月から8ヶ月の間に最初の検査を受けなければなりません。わが家は通電した12月21日から浄化槽を使用していますので、そろそろ検査を受けなければなりません。この制度にはいろいろ疑問がありますが、ここは受けておくことにしました。
やり残しの四つ目は懸案の民泊です。これは明日のブログのお楽しみ。
薪ストーブ用に薪を積んだ 後編 [生活]
さて薪の積み方はわかりましたので、薪つくりを始めます。
ヤナギの枝は太いもの、細いものに分けて手ノコで40cmくらいにカットしていきます。手ノコでの作業はかなり体力が必要です。チェーンソーを使えば簡単だと思います。チェーンソーは数年前に講習を受けて扱い方は承知しています。しかし、今後恒常的に必要になるか見極めないと買う気にはなれません。当分は手ノコで対応します。
ヤナギの幹は手製のクサビと手製のカケヤで割ってみます。クサビは建材の中でも堅い米松の端材をカットして3本ほどつくりました。
カケヤは大きなハンマーのようなものです。土台や柱を組みたてたときはプレカット会社から借りましたが、すでに返しています。
たまたま木こりの人の動画を観ていたら木のコブを使って自作していました。木のコブはたくさんあるので適当なものを選んでDIYしてみました。
切り株の端の方に手斧で溝を入れて、ここにクサビを当てカケヤで叩くと縦方向は割りと簡単に割れます。しかしクサビの傷みは早く、数回割っているうちに3本のクサビは先が折れて使えなくなりました。クサビは本物を買ってこないとダメなようです。
後日談:プラスチックのクサビは買いましたが、一度も使っていません。何と言っても”斧”でした。斧を使えば小さな幹は割と簡単に割れます。
2017.12.4 薪ストーブ用に薪を積んだ 前編 [生活]
2017.11.24-12.4 薪小屋
2月にヤナギの大木を切り倒しています。切った枝や幹を庭の一角に放置している間に枝の葉がすっかり落ちました。幹と枝を割って薪ストーブの薪として使おうと思います。
薪を積むための薪小屋が必要になるでしょう。場所は北側の空き地にしようと思いますが、ここは20-30cmくらい土が盛られています。おそらく過去に不要となった土をここに寄せたんだと思います。ここを住宅地の土地整備のごとく半分削り、その土で盛土をしてみようと思います。
水糸を張って水平をとり、これに合わせて土を盛土していきます。そして小石を石垣のように積んでみます。
この作業のノウハウはこの先、玄関前にアプローチ兼階段を作るときに役立ちました。
盛土はヤナギの切り株で叩いて固めました。雨の水締めもあり、しっかり締まりました。
さて、ここにどんな材料で薪小屋を建てるか考えているときに、ネットで貴重な情報を得ました。薪を販売している業者は必ずしも薪小屋を使っていません。
「薪の乾燥で大切なのは第一に風通しが良いこと。二番目に大切なのは日当たりが良いこと。薪積みは雨ざらしでも問題ないが、必要ならシートを被せればいい。」というものです。
薪小屋用地として造成した所は風通しも日当たりも一番いい所ではありません。まずは風通しと日当たりのいいところに薪を積んでみることにします。
庭の草刈で思うこと その4 木の実を食べて放浪 [生活]
・木の実を食べて生活する (幸福論からの連想)
バラモン教のマヌ法典は言っています。人生は学生期・家住期・林住期(家族を離れ林の中で生活する)を経て最後は遊行期(家も服も捨て木の実だけを食べて放浪する)が良いと。
私は今、田舎生活の中で(擬似)林住期を経験しようとしていますが、できれば狩猟採取民になれるともっといいと思います。木の実を求めて移動する狩猟採取民は現代人のもっていない幸福感をもっているような気がします。
ユヴァル・ノア・ハラリ著「サピエンス全史」では小麦に騙されて農耕民になった人類は苦しみを背負い、もはや狩猟採取民には戻れないと言っています。小麦は人類に耕作をさせて個体数が爆発的に増えたけど、人は労働時間が増え、収穫した食料を労働せずに得る支配層ができ苦しみが増したというのです。あたかもマヌ法典はひとに狩猟採取民に戻れと言っているように聞こえます。
・人口増加 (小麦繁殖からの連想)
農耕で食料が増えたお陰で人類の固体数は急激に増えています。50-60年前は世界の人口は30億人でしたが、今や76億人と加速度的に増えています。一方で日本の人口は減り始めています。このままでは消費が増えずに経済が減速するとして、政府は子育て支援をしたりと対策をしています。しかし、食料増と人口増はねずみ講みたいなもので、いつかは限界に直面しなければならないでしょう。日本の人口減少は自然の摂理としか思えませんけどね。
などと、草刈をしながら思うことの一端でした。
庭の草刈で思うこと その3 幸福感とは [生活]
手で刈る草刈は苦痛です。始める前はいつも今日はやる気が出ないなと思います。しかしある面積が刈り終わると跡がすっきりしています。これを見ると毎回「あー満足」と思います。ある種の幸福感に浸ります。
・幸福とは何か (満足感からの連想)
当然ですが、「幸福=お金」ではないですね。よく飲食店の店主がお客に喜んでもらえるとうれしいと感じると言います。受け取る代金がうれしいのではなくて、自分のしたことでひとに喜んでもらえることで満足感を感じるのです。
ゲーテの戯曲ではファウスト博士は悪魔と契約して若さ・美女・広大な領地を得ましたが、これらを得ても満足できませんでした。しかし領主となったファウストは領民が自分のお陰で生活が潤っていると喜んでいるのを聞いたときにはじめて幸福感を感じます。そして「この時間よ止まれ」と言って悪魔との賭けに敗れてしまいます。
昔、某大手企業で若い人達にこんな幸福論をしていたら部長職の人から「若者にそんな話をしてはいけない」と言われました。企業はあくまでお金で人を動かそうということですかね。
庭の草刈で思うこと その2 共時性の原理 [生活]
・共時性の原理 (蔓からの連想)
ある種の草(名前は調べてません)は同じ場所に固まって生えてきます。最初は柔らかい葉を茂らせますが、ほっとくと鎌などでは太刀打ちできないくらい堅い茎になります。それが50cm 1mくらいの間隔で生え広がっています。
根はとても太くて簡単には掘り起こせません。どうやら同じ草がすべて地下茎でつながっているようです。表面から見るとポツポツと生えている草ですが、10mも20mも地下でつながっているのです。
人間も同じように地球の表面だけを見ると一人一人別人のようですが、実は裏の世界ではつながっているのではないかと思わせます。
この考えはスイスの心理学者ユングが共時性の原理で述べているところです。ユングが精神科医として患者に接しているときにカンブン虫の話になりました。すると偶然なことに窓からカナブンが飛び込んできたのです。
このような偶然は多くのひとが経験していることだと思います。ムシの知らせとか夢枕とかいう現象がそうです。
ユングは易学を勉強していた人なので、このような偶然を単なる偶然とは思いませんでした。そこでユングは水面のあちこちから出ている泡が水面下ではつながっているように人の意識も表面は別々に見えても実は隠れた意識でつながっているという仮説を立てました。ある人の意識は別の人の意識とつながっている。これが共時性の原理です。
荒唐無稽に思える説ですが、同じく心理学者のフロイトが唱えた「無意識」という仮説は今や常識になっていますよね。共時性の原理も偶然というものを多く経験したひとには定説と思えるのです。
・易学の原理 (共時性の原理から連想)
そもそも宇宙が本当にビッグバンで始まったとしたら、あなたも私もそして石も木も同じ物質から始まっているわけですからね。意識がつながっていておかしくはありません。
易学が言っています。混沌から太極が生まれ、そこから陰と陽が生まれさらに陰と陽の組合せから八掛が生まれ万物が生まれたと。この考えは古代中国人の卓越した直感ともいえます。ビッグバン説によく似ていますね。
などと草刈をしながら思うことの一端でした。
庭の草刈で思うこと その1 子供の教育 [生活]
自然とともに生活していると都会で気づかなかったことがたくさんあります。3月になると庭の雑草が元気になります。冬の間じっとしていた草が葉をもたげます。そして梅雨時に雨が降ると途端に雑草は背丈を伸ばし始めます。蔓科の植物は固い土の中に潜ませていた根をうごめかし水を吸おうと表土まで出てきます。
このままにしていると庭は人の背丈以上の雑草で覆われてしまいます。一旦伸びた草は固い木のような雑草に変身してしまいます。
そうなる前に鎌で雑草を刈ります。3月頃は朝の30分で庭全体の雑草を刈ってしまいますが、7月8月になると毎朝1時間づつ作業しても庭全体を刈るのに10日くらいかかるようになります。朝の涼しい間に作業しても終わるころには汗びっしょりです。
手で草を刈っているといろいろなことを考えます。
・子供の教育 (草刈りでの発見)
蔓はあっという間に庭に葉を広げていきます。一晩で1m 2mと蔓を伸ばします。根っこごと刈り取ってしまおうと思ってもすぐに新しい蔓を伸ばして葉を広げてきます。
しかし伸びだしたばかり頃に何度か続けて刈り取ってしまうと蔓を伸ばすことをしなくなります。子供を育てるのも同じでしょうね。叱るばかりだと伸びなくなるんでしょう。欧米風にとにかくGreat!と言ってやることが大事なんでしょうね。
2017.5.8 いよいよ大型家具搬入の日 [生活]
2017.5.4 工具棚をつくる
工具類が段々増えてきましたが、床に置いていました。スペースがかなりとられて不便です。端材の石膏ボードと合板で棚を作ることにしました。
あまり丈夫ではないけど、工具をきれいに整理できる棚ができました。
2017.5.8 家具搬入
次男から勧められて使わせてもらうことになったドイツ製アンティーク家具が運びこまれました。分解して持って来たので、家の中で組立てます。
金属製の上下するタボで固定しているので、分解、組立てが可能なように作られています。裏側の合板は薄いですが、数枚の合板が金具でしっかり固定されるようになっており、家でいうと2x4工法ではないかと思います。つまり裏板も剛性要素として使われているようです。
組立てが終わって仮置きの位置まで2mくらい動かしましたが、非常に重いです。作業員2人では無理で、私も加わって3人で少しづつなんとか移動させました。
床のフローリングを張り終わったら定位置へ再度移動させなければなりません。さてどうしたら動かせるものか?ずいぶんと考えてキャスターを使えば動かせるかもしれないと思いつきました。しかし実際やってみないことにはわかりません。
写真はフローリングを張ってキャスターで移動後のものです。
ユーザー車検でバックミラーを壊した 後編 [生活]
ユーザー車検の続きです。ネットを見ればほかにやり方はたくさん書かれていますが、終わりまで読んでください。ネットに書かれてない重要事項(バックミラーが壊れること)を書いておきました。
・外観検査⇒ 書類を受付けてもらって車検場前にクルマをもっていくと、すでに50台くらい並んでいます。
係員が順番に回ってきますので、前のクルマの点検の様子を見ておきます。係員が来たらボンネットを開けます。エンジンルームの車体番号をチェックしています。ボンネットを閉じたらランプ類を指示どおり点灯します。ウインドウ液とワイパーを動かし、走行距離メーターを確認します。このとき係員に初めて検査を受けると話したら、ずっと付き添って指示してくれました。うれしい!
・車検コース⇒
1.サイドスリップ検査→ アクセルをゆっくり踏んで台を進んでいくとスリップ検査完了です。
2.ブレーキ検査→ 次の工程でローラーに車輪を乗せてギアをニュートラルにしたら待機します。ローラーが回り電光指示器にブレーキの指示が出たらブレーキを踏みます。OKであれば○表示です。そのままの位置で次の工程です。
3.スピードメーター検査→ 「40キロでパッシング」の指示が出ますので、ゆっくりスピードを上げていき40kmでパッシングします。OKであれば○表示です。
4.ヘッドライト検査→その場でヘッドライト検査です。ヘッドライトを点灯して待つとテスターが光軸検査をします。OKであれば○表示です。
5.排ガス検査→排ガス検査位置までクルマを進めます。最初に今までの検査結果を印字する機械に検査表を挿入します。印字が終わったら排ガス検査棒を排気管に入れます。○が表示されたら棒を抜き、検査表を機械に挿入してOKを印字してもらいます。
6.下回り検査→ クルマをゆっくり進めて検査用穴の上で止めます。エンジンを切ってギアをパーキングに入れて待つと係官が穴に入ってきます。電光指示器どおりの操作をしてOKなら○表示です。私は下回りの洗浄は特にしませんでしたが、OKでした。これで検査終了です。
7.総合検査→ クルマを駐車場に止めて車検場横の総合検査ボックスという部屋に行き、書類を一式提出すると総合判定可の書類をくれて書類の提出窓口を教えてくれます。
・車検証交付⇒ 指示された窓口へ行くと新しい車検証とステッカーをくれます。ステッカーを自分で貼ります。
ステッカーを貼るときに邪魔なバックミラーを少し強引に動かしたらミラーの軸が壊れてしまいました。!?
ミラーの軸は安全上、簡単に折れる構造になっているんですね。
帰り道に日産の販売店へ寄ってミラーを付け替えてもらいました。どこがコスト節減だったんでしょうか。
2017.2.14ユーザー車検でバックミラーを壊した 前編 [生活]
ユーザー車検はユーザーが自己責任でクルマを管理する制度です。セルフビルド=DIYを実践する者としてはやってみないといけないでしょう。
わが愛車ADバンは平成14年式と年式が古いのでユーザー車検は通らないと思い込んでいましたが、車検場へ行ってみると大型バスから特殊作業車まで様々なクルマがユーザー車検を受けに来ていました。
ユーザー車検の費用は手数料が1,700-1,800円で所定の税金を合計しても28,000円程度でした。
町の工場でこのクルマの車検を受けるといろいろと整備推奨項目が追加されて9-10万円になります。
ユーザー車検は一回やってみると難しくありません。自己責任でやれる人はぜひやってみてください。
ユーザー車検の流れはつぎの通りです。
・書類作成と費用支払い⇒ 窓口でユーザー車検を受けたいというと書類一式をくれます。費用支払い窓口も教えてくれます。
・費用支払い⇒ 重量税窓口で費用を支払い手数料分も含めて印紙をもらいます。自賠責は保険会社窓口へ旧自賠責証書を提出して新自賠責証をもらいます。
・申込書記入⇒ 受付に記入例が掲示されているので、その通りに記入して念のため内容が正しいか見てもらいました。
・事前見学⇒ 初めての人向けに見学コースが用意されているので、あらかじめ見ておきました。
・受付 ⇒ ネットで予約した時間になったので窓口に書類一式を提出します。定期点検簿も必要書類になっていますが、「あとで点検します」と言えば省略できます。
あとで知りますが、定期点検は整備資格がなくともできるらしいので次回はDIYでやってみます。今回は完全省略の予定です。(車検不備は罰則がありますが、定期点検には罰則がありません)
2017.2.13 虫歯治療痕が夜中に激痛だ [生活]
2017.2.2 虫歯治療痕に悩む
実は前年10月に虫歯治療していますが、この虫歯痕が夜中に激痛です。
私は歯は丈夫なほうで小学校以来虫歯になったことはありません。テント生活中も歯磨きは欠かしたことはありませんでした。しかし仙人生活(自称)のためか体力がなくなって虫歯になったようです。歯医者には数週間通わなければならないでしょう。現場近くの歯医者へ行き2本治療してもらいました。
それから4ヶ月くらい経って夜中に突然歯が痛み出しました。治療した2本のうちの1本です。翌朝すぐに治療してもらった歯医者へ行きました。残した神経を抜いて金属を被せなければならないと言います。
予約なしで行ったので、夕方もう一度来てほしいと言われ痛み止めをもらいました。指定の時間に行くと治療方針が変わり薬物療法に変わります。
2017.2.6 今度は顎が腫れる
歯の痛みが和らいで安心していたところが、今度は顎が腫れてきました。すぐに歯医者へ行くと虫歯痕の隣にある親知らずに細菌が入って腫れたとのこと。抗生物質と痛み止めをもらいました。
2017.2.13 またまた歯が痛む
またしても治療した歯が痛みだしました。詰め物をした歯の上の歯の高さ調整をします。高さ調整はこれで3回目です。しかも痛まないほうの歯の調整をします。これはもう歯医者を変えるべきでしょう。
パテ塗りの合間に歯医者通いではなくて、歯医者通いの合間にパテ塗りという状況になってきました。
2016.10.26 ランニング後温泉へ [生活]
2016.10.26 ランニング後温泉へ
全国の数名の読者の皆様。明けましておめでとうございます。
今年も地味な記事を書いていくつもりです。よろしくお付き合いください。
近くにクロスカントリーコースがあるので、この日はここでジョギングをすることにします。久しぶりなので5Kmにとどめましたが、疲れました。上り坂あり、急な下り坂ありのコースです。スタートとゴールはまるでゴルフコースのように広々とした芝生です。途中、石ころゴロゴロの狭い道があったりしますが、森の中を走り抜けるので実に気持ちいいコースです。
ジョギングコースを散歩している人が何人かいます。散歩するにもいいコースです。走っている人はほとんどいないので、邪魔にはなりません。
セルフビルド=DIYを始める前までは、よく本宅近くでジョギングをしていました。最長で15Kmくらいの距離を走っていました。極寒の日も日の出とともによくジョギングをしました。朝日を眺めながらのジョギングも気持ちのいいものでした。
久しぶりなので、だいたい時速8km強のペースで走りました。走ったあとは温泉で汗を流します。季節も良くランニングハイで気分は上々です。寒くなるまでは週一くらいでジョギングする予定です。
こんな余裕もでてきました。
2016.10.20 クルマのクーラントが減っている! [生活]
この辺りは秋になると落葉がたくさん落ちてきます。ボンネットの隙間に落葉がつまっています。いつもは落葉も気にせずクルマを使っているのですが、なぜか落葉を掃除しようという気になってボンネットを開けました。
そうしたらクーラントの液量が基準より下がっているではありませんか。年に1回くらいしかボンネットを開けないのに、なんという偶然の発見でしょう。
すぐにホムセンでクーラントを買ってきて補充しました。しかし、しばらくクルマに乗っているとクーラントの液量は下がります。これはもうクーラント補充ではダメだと思い、整備工場にみてもらいました。そうしたらラジエターに穴があいているということでした。
購入先の中古車店が代車として使っていたクルマです。錆び止めを入れずに単なる水を入れていたということでしょう。いまどきラジエターに穴があくなんて。
特殊なクーラントを入れれば自然に穴を塞いでくれるものがあるらしいですが、本格的に修理したほうがいいと思い、ラジエター交換としました。
純正品でないラジエターでも交換費用は3万円でした。せっかく安いクルマを買ったと思ったのに安物買いの銭失いです。
生活編(トイレと風呂はどうしたのかというと) [生活]
友人が不便だと言って帰ってしまったトイレ事情です。ここまで1年半ほどの間、もちろんトイレはありません。
初めてテントを運んでこの地へやってきたとき、近くの事務所に挨拶に行きました。するとその会社の社長が「事務所の鍵を預けてやるからいつでもトイレを使っていいように考える」と言ってくれました。しかし結局、建物のオーナーの許可が出なかったようです。
お隣のご主人は簡易トイレをもってきて、これを使えばいいと言ってくれました。しかし、毎回の後始末が大変そうです。結局、ありがたくお返ししてしまいました。
皆さんが心配してくれたトイレですが、近くの図書館まで歩いて10分くらいです。図書館のトイレはきれいなので、主にここを使わせてもらいました。図書館が休みの日は駅のトイレです。
駅は時間制限がなく便利です。駅までは行きは徒歩10分、帰りは坂道なので20分くらいです。
もちろん、小は敷地の隣の水路で用を足しました。だいたい決まった場所にしていました。偶然ですが、ここには最終的に浄化槽からの排水管出口を設置しています。
一度だけ、ペットボトルに長い間汲み置きしていた水を飲み、夜中に下痢症状になったことがあります。このときは本当に困りました。日が昇るまで冷や汗を垂らしながら我慢しました。明るくなるとすぐに駅のトイレに駆け込みました。
風呂はどうしたかというと、事前計画では近くの無料露天風呂を使うつもりでした。しかし、お隣さんからもっと近くの公営露天風呂を安く使う方法を教えてもらいました。これは本当に助かりました。
3日に1回くらいの割りでこの温泉を使わせてもらいました。
かの無料露天風呂にも一度行きました。ここは元々混浴OKでしたが、風紀を乱す人々が現れ混浴禁止になっていました。そのため浴槽は足湯に変わっていました。それでもせっかく行ったので足湯で首まで浸かってしまいました。
寝床の引越し(心霊現象?) 後編 [生活]
しかし、もう一度胸の辺りに誰かが乗ってくる気配がします。「これはもう正体を見てやって追い返すしかない。」と思いました。
かっと目を見開くと目の前に猫がいます。「ぎゃーーーーーー」と思わず叫ぶと猫は一目散に仮置き床の隙間にもぐっていきました。足音もなくすばやい行動でした。
床下の人通口から入ってきたと思われます。翌朝、人通口には屋根材の端材を積んでおきました。
2015.9.19-20 屋根下の間柱設置。
屋根下には全く間柱用の切り欠きがプレカットしてありません。これは当然なのかプレカット会社の新人が忘れたのかわかりません。しかし壁を取り付けるためにはどうしても間柱は必要でしょう。また垂木下にも受け材が必要になるでしょう。この点についてプレカット会社から必要資材としての問い合わせはありませんでしたが、30mm厚の間柱をつけることにしました。この部分は屋根の勾配があるので隙間ができます。この頃はいい加減だったので隙間はあまり気にしていませんでしたが、あとで全ての隙間を発砲ウレタンの断熱材でスプレー充填することになりました。
いろいろと経験した今となると、家づくりで最も大切で難しい工事は目に見えないわずかな隙間の防風雨対策と思っています。水と風はわずかな隙間を見逃しません。目にみえない隙間から浸入してきます。