畑で野菜つくり その2 [畑]
さて、出来上がった畑で何をつくるか。畑に詳しい民泊ゲストに聞いたところでは、つくりやすいのはジャガイモ、ショウガだそうです。
では、まずジャガイモをつくってみましょう。そう思い立って、ネットで調べてみたところジャガイモの植付け時期は3月末までのようです。今はもう4月に入っています。
近くのホムセンに電話でジャガイモの種イモは置いてあるか聞いてみたところ、「あるにはあるが、すでに芽が出てしまったものしか置いてありません」とのことでした。
やはり時期的にもう遅いのかもしれません。それでもトライしてみようとホムセンへ種イモを買いに行きました。ちょうどイギリス人のゲストをお薦めのハイキングコースへ案内するところだったので、ついでにホムセンに寄りました。
ジャガイモは種イモから育てるんですね。大きなイモはカットして植えればいいそうです。カットした面は腐りやすくなるので、灰にまぶしてから植えつけるといいようです。ストーブの灰は常にありますから、灰にまぶして植えました。
20個植えて芽が出てきたのは19個でした。芽が出なかったイモは何が悪かったのでしょうか。掘り返してみましたが、何も問題なさそうです。原因はわかりませんでした。
ほとんど何もしないまま、ほっておいたのですが、葉が元気に伸びてやがて黄色く枯れてきました。こうなると収穫の時期です。少し掘り返してみるとひとつの種イモに3-4個小ぶりなジャガイモが育っています。なかには親指大の子イモも結構あります。
植えてから2ヶ月くらいで収穫です。早く収穫できるので効率はいいですが、収穫したイモを再度植えつけるのは良くないらしいです。毎回、種イモを買うとなると採算性はどうなんでしょう。
ジャガイモは連作できないらしいので、畑を拡張したときには、親指大の子イモを試しに植えてみます。
ジャガイモを収穫したあとの畑で今は枝豆を育てています。成功を祈ります。
畑で野菜つくり その1 [畑]
畑をつくって野菜を育てることはセルフビルドの家つくりの目的のひとつです。野菜があればお金がなくとも生きていくことができるでしょう。
昔の人、すくなくとも江戸時代の武士階級は給与収入を得られなくとも、野菜をつくれば自活ができることを知っていたようです。
私は国内の主な都市も海外の各地も仕事で行ったことがあります。高級レストランでの食事も経験しています。高級車も乗り回してきました。もう、そんなことには興味がありません。自分でつくった野菜を食べて生きていければ充分です。
もう少しかっこよく考えるなら、マヌ法典にいう林住期のように必要最低限の身の周りの道具で必要最低限の生活をしていく。隣のご隠居の生き方にふさわしいでしょう。
2018年冬になってから民泊業の合間に畑つくりを始めました。スコップ1本で作りますから、最初は1.5m x 5mくらいの面積を20cmくらい掘り下げた畑をつくります。
しかし、この土地は田んぼを埋め立てて造成している上に、山砂が少ない土地柄からか大きな石ころがたくさん埋められています。少し掘ると石にぶつかります。
重機をもってくれば、簡単に掘り返せることはわかっていますが、レンタルで借りれば運搬代を含めて1日3万円くらいはかかってしまいます。スコップで掘れば時間はかかりますが、タダです。時間はいくらでもありますから、ここはスコップを選択します。
掘り上げた土はフルイにかけて砂利を取り除きます。砂利は門扉をつくるときの土地整備に使おうと考えています。
民泊ゲストがいない合間につくりましたので、結局2ヶ月半かかりました。2019.3.15に小さな畑が完成しました。薪ストーブで出た灰を都度、この畑に撒きましたので栄養も充分と思われます。