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2016.7.29窓額縁つくりの方針を変更 [窓製作]

2016.7.17-29 窓額縁の方針変更

窓額縁(窓の内装処理)は四辺に木の板を張り、小物が置けるスペースにしたいと考えていました。しかし縦すべり出し窓は内側に網戸をつけなければなりません。網戸は縦すべり出し窓式に作って窓内側に取り付けることにしました。

 

上げ下げ窓は下側額縁は木で小物置きスペースをつけることにして他の三方は石膏ボードを直に張ることにします。

 

まあ、方針変更などと大げさなことじゃありませんね。

 

縦すべり出し窓で1x4SPFで網戸枠を作ると枠が壁面から2-3cmはみ出して見栄えが少々悪くなります。しかし4辺を全てカットすると相当の手間になります。ここは諦めてはみ出しOKとしました。

 

窓つくりはかなり経験したので試作品を作らずとも精度のいい窓が作れるようになっていました。外枠、内障子、網戸張り、塗装、組み立てと作業は順調に進みます。

 

途中、7.28には水道工事店の社長が温水器の運搬に来てくれました。これだけのために来てくれて感謝です。温水器の脚は事前につけていたアンカーにぴったりはまりました。

 

2016.8.10 自宅から戻ります。所用があり帰宅していたものです。

 

今回も写真がありません。


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2015.12.1-8 小窓量産 [窓製作]

依然として窓の話です。読者のみなさんもうんざりでしょう。実は私もうんざりしていました。

 

自宅から戻り小窓の量産をします。この頃は自宅で所用があり毎月1回帰らなければなりません。効率が悪いですが、過酷な環境ですっかりやせ細った体力を回復するにはいい機会です。布団だけでは寒くなってきたので毛布も買います。

 

小窓は全部で4個なので、それほど手間はかかりません。途中でシュウ酸による染み抜きとか少し劣化した軒下垂木の塗装とか雑事をしながら進めます。

 

シュウ酸は劇薬指定薬品ですが、木材染み抜きで使われており錆び痕の染みを抜くのによさそうと思い、手に入れたものです。薬局で売っていますが、劇薬なので薬局で聞くと不審な顔をされ、なお且つ売っている店はほどんどありません。ようやく自宅から少し離れた薬局でみつけたものです。しかしほどんど効果はありませんでした。キッチンハイターで十分です。

 

外壁は価格の安い杉板を焼き杉にして使うことに決めていました。板の外壁は耐久性がないでしょうが10年保てば十分です。10年経てば私の寿命が先にきます。

 

この考えはカナディアンファームのオーナーから聞きました。板屋根とか漆喰壁を使ってセルフビルド=DIYでこじゃれた建物群を建てている方です。「100年保つ家を建てようとは思っていない。5年で十分」と言っていました。

 

 

 

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窓台とまぐさをつける 後編 [窓製作]

まず、間柱を土台から窓台の長さにカットし垂直に立てたところへ窓台を固定します。次に梁からまぐさまでの長さに間柱をカットし垂直に垂らしたところへまぐさを固定します。

計算上の間柱の位置を窓台、まぐさに鉛筆で印をしておいて、そこに間柱を合わせてビスで固定します。

窓台、まぐさの長さはキッチン窓横の間柱まで延ばして、そこに固定する計画でカットしています。しかし実際は固定する間柱と窓台の間にかなり隙間があります。計算を間違えたかと思い、いろいろと計測すると間柱が真っ直ぐでなく途中で少し湾曲していることがわかりました。製材時点で真っ直ぐカットされていても、その後の乾燥、吸湿などで湾曲しているのです。木材の性質はやっかいですね。

端材を湾曲している間柱の反対側に差し込み間柱を垂直に矯正します。そしてビスを間柱反対側からから窓台、まぐさに打ち込み固定しました。

ということは、今までに設置した窓台、まぐさも湾曲した間柱に取り付けていた可能性があります。

 

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苦労した甲斐がありました。キッチン窓台には惚れ惚れとしますね。


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2015.11.19-23 窓台とまぐさをつける 前編 [窓製作]

窓を設置するための台を30mm厚の間柱材で取り付けます。上側は「まぐさ」と違う名前で呼びます。なぜ違う名前なんでしょうか。施工に関係ないので調べていません。

 

予め取り付け予定の柱または間柱の間隔を測ってみると板厚分を除いても微妙に長さが違います。

長さに応じて間柱をカットするので手間がかかります。

窓台は水平に設置しないといけないでしょうから、きっちり水平を出すために土台から窓台までの高さの棒を2本用意します。この2本の棒に窓台を渡してから窓台を固定します。念のために水準器で水平を確かめます。

窓台用にカットした間柱も多少湾曲しているものがあって、水準器を当てる場所により水平が出ないこともあります。いい加減なところで窓台をビスで留めます。窓台内側は窓本体が入りますからビスは窓台下から柱または間柱に向けて斜めに打ち込みます。

 

キッチン窓台の取り付けは少し厄介です。

 

キッチン窓は上げ下げ窓を横にしたものです。横長さが1m強ありますので、柱から間柱2本以上に亘って窓台とまぐさを取り付けなければなりません。そこでこの部分の間柱は釘・ビスで固定してありません。

 

今日は写真はありません。(つまらない?) 明日完成品をお見せします。


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木材で窓を作ったぞ 後編の後編 [窓製作]

のちに可動障子は桟木で押さえて固定します。そしてラッチで2段階開閉ができるようにしました。実はどのように開閉するかずっと悩んでいました。ラッチの棒を受け止めるいい方法をが思い浮かばなかったのです。ラッチ付属の受け材は向きが違って取り付けられません。桟木に穴をあけるには桟木が小さすぎます。

ある晩ふっと可動障子が落ちなければいいんだという発想が浮かびました。受け板はL字の薄板をホムセンで買い、折り曲げて作りました。

 

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可動障子には耐久性と摩擦を考えてモヘヤ隙間テープを貼りました。しかしここが隙間風の浸入箇所となっているようです。今年の真冬に冷たい外気の浸入箇所をつきとめて対策しました。

 

試作品はほとんど問題なくできました。

 

2015.10.17-18 小窓の試作

屋根下とトイレの小窓を試作しました。外側の固定窓に網戸の網を張り、内側に開く障子をつけます。蝶番は上部に取り付け、上側に開くようにします。

SPF材と網の余ったものを使って簡単に作りました。これまで技術を蓄積しているので製作はちょちょっとやってしまいます。

 

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10.27-11.18 上げ下げ窓量産

所用で自宅から戻って上げ下げ窓の量産をします。

ひたすら同じ作業を繰り返します。同じ作業を繰り返していると頭の中は昔のことを思い出したりして作業に集中していません。時々、サイズを5mm間違えたりします。

サラリーマン時代も新規事業には夢中でしたが、ルーチンワークは苦手でした。

 

どこのどなたか存じませんが「はじドラ」さんからniceを連日4ついただきました。私のブログはまだGoogle検索にはヒットしないと思いますが、励みになります。ありがとうございます。


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2015.11.18 木材で窓を作ったぞ 後編の前編 [窓製作]

2015.10.13-16 上げ下げ窓の試作。

元々の設計では窓はすべて上げ下げ窓の予定でした。縦すべり出し窓は網戸を内側につけて内開きにしなければならないので、網戸の開け閉めが不便だろうと考えていたのです。同じものを作ったほうが効率もいいでしょう。

しかし確認申請で排煙面積が足りないと指摘され20枚の窓のうち7枚を縦すべり出し窓に変更したのです。上げ下げ窓は窓面積の半分しか開放されませんが、縦すべり出し窓なら全部が開放されます。これで排煙問題は解決しました。

 

縦すべり出し窓と上げ下げ窓とどちらがいいかの評価は一長一短でしょう。製作は縦すべり出し窓のほうが楽です。上げ下げ窓は雨水から守られないので、のちにガラリをつけましたが、それでも雨水対策は完全ではありません。しかし上げ下げ窓は夏の夜に外からの視線を遮りながら窓を開放したままにできます。

 

さて、上げ下げ窓の固定窓の上半分はハモニカーボを入れ、下半分は網戸の網を固定しました。ホムセンで網戸交換用の網を買ってきてトリマーで掘った溝に網戸固定用のゴムとともに埋め込めば固定できます。固定用ゴムに説明書がついているので、その通りにやれば網張りは意外と簡単です。

内側には可動障子を入れます。可動障子は固定窓より左右で0.5mmづつ合計1mm短くします。これにハモニカーボをはめ込みます。

 

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木材で窓を作ったぞ  前編の後編 [窓製作]

2015.9.26-30  

新しい試作品に挑戦。材料を直角にカットするにはスライド丸ノコを使うと簡単にできるらしいですが、もう一台丸ノコを買う気がしません。そこで自分で直角ガイドを作りました。4mm厚の合板に19mm厚のSPF端材を釘で打ちつけたものです。直角は指しがねを当ててとりました。この自作ガイドはずっと活躍します。

 

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ハモニカーボ(厚み4mm)をはめ込む溝はトリマーを買ってきて5mm幅のストレートビットで掘ります。一度にあまり深く掘るとビットがすぐに磨耗するらしいので3mmの深さで同じところを二度掘り、合計6mmの深さとします。

ハモニカーボは大型カッターで何度か切り込みを入れて切ります。あとでトリマービット幅は6mmのほうがいいとわかります。ハモニカーボにも公差があるので5mm幅だと溝がきつくて入りにくいことがあります。

 

外枠と障子の隙間は上下、左右5mmづつが標準のようですが、私は余裕をみて7mmづつとしました。これでも直角精度が悪いと開け閉めがスムーズでないことがあります。必ず対辺をを測り組み立てましょう。対辺はピタゴラスの定理を使い電卓で簡単に計算できます。対辺=√A二乗+B二乗

蝶番の取り付け位置でも隙間具合が変わってきます。取り付け位置はサイトでいろいろですが、私は上側は蝶番長さx1.5倍の位置、下側は蝶番長さx2倍の位置としました。

 

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隙間風を防ぐ桟木にはM型隙間テープを貼りました。しかし値段の高いM型テープよりスポンジテープのほうが密着性があり、効果的だと思います。

窓1枚あたりのコストは約2,000円です。アルミ窓を買うと20,000円程度はするでしょう。1/10のコストです。

 

2015.10.1-12

試作品がうまくできたので量産開始です。全部で7枚の木材カットと塗装、組立てをします。ずいぶんと時間をかけてやっていますが、のちの作業でこのときの経験は貴重でした。精度がいかに大事かわかりますし、精度を上げる方法もわかります。

 

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2015.10.12 木材で窓を作ったぞ  前編の前編 [窓製作]

2015.9.21 作業台を作ります。通称「うま」と呼ぶらしいです。英語ではHorseと書かれているので英語からきた通称のようです。

1x4 SPF材でXを二つ作り、その二つのX6フィートの1x4材でつなげば出来上がり。その上に12mm厚の合板を置きます。

 

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作業性が格段に向上しました。

 

 

2015.9.23-25 縦すべり出し窓の試作

計画では木材を使って窓を作ります。セルフビルド=DIYでは窓はアルミ窓を購入するケースが多いようです。しかしアルミ窓は価格が高い!防水を考えるとアルミ窓のほうが無難でしょうが、昭和の家はみんな木の窓でした。できないことはないでしょう。

 

詳しい製作方法はあまり研究していませんでしたが、そろそろ研究しないといけないので図書館のWifiを使わせてもらい一日中サイトを調べました。

その中でこれなら雨水漏れを起こさずに木材で窓を作れそうだというサイトをみつけ、全面的に見習うことにしました。

残念ながら今調べてみると当時のサイトがみつかりません。

 

要点は。。。。。

 

1) 材料は水に弱いが価格が安くて加工が楽なSPF材を使う。

2) 塗装は浸透型木部保護塗料を塗った上に通常の皮膜型塗料を塗る。

3) ガラスの代わりにカーボネイトを使う。私はツインカーボネイトより安いハモニカーボをホムセンで買いました。

4) カーボネイト部分の防水は脱アルコールタイプのコーキングexセメダイン社の8051Nを使う。 

5) 木部の接合部は三角形の欠き込みを2-3段つけてはめ込む。(いわゆるイモツギではない)私は何段も欠き込みをつける作業が大変と思い、L字を組み合わせる2段組み継ぎの接合としました。

 

まずは1x4(厚み19mm)で試作品を作ってみます。まずまずの出来ですが、厚みが薄くてすぐに壊れそうです。次に加工精度が重要と知ります。1mmの違いが命取りです。(のちに1mmの公差ではまだ不十分と知ります。公差は0.2mm程度が限界です。)

 

そこで窓障子は1x4材に代えて2x4材(厚み38mm)を使うことにします。窓外枠は1x4で十分でしょう。SPFの縦カットは丸ノコではなくホムセンのカットサービス(1カット30円)を使うことにします。

 


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