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電気温水器はいろいろと問題でしたよ 第6章 [電気温水器]

2018.1.24 電気温水器に断熱材を追加

 

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昨年1221日に電気が通じてから電気温水器をフルに沸かしてシャワーを使ってみました。1週間ほど稼動すると電気代が非常に高いことがわかりました。

 

この対策として第5章に書いたように新メニューに切り替えたわけですが、もうひとつ料金高騰の一因として電気温水器の自然放熱が大きそうです。冬のこの時期で何も使わなくとも一日に10℃くらい放熱しています。

断熱材を追加して放熱を抑えれば、かなり電気代が節約できそうです。そこで実際に断熱材の追加をする前にメーカーの担当者の意見を聞いてみました。第2章で書いたシャワー混合栓の故障対応で出張してきた温水器メーカーのメンテナンス担当者です。

 

彼の答えは「メーカーが断熱材の厚さを含めて承認をとっている。それにタンク板が薄いので膨張に耐えられるように断熱材を厚手にしていない。断熱材を追加するなら自己責任でやることになる。」でした。

 

どうも釈然としません。温水器メーカーと電力会社は電力を使うように手を結んでいるというのは考えすぎでしょうか。

 

実際、タンクの上部は金属の板で外板に直接つないで強度を保っています。放熱という観点からいえば、放熱し放題です。冬寒い時期には外板がほんのり暖かくなっています。設計上はほかに手段があるはずです。

 

いずれにしても、メンテナンス担当者の意見を聞いた結果、自己責任で断熱材を追加してみることにしました。

 

温水器上部の蓋をはずしました。すでにタンクまわりはぴったりと薄手の断熱材が張られています。すでにある断熱材と温水器外板の隙間に縦方向から我が家の外壁に使った断熱材を追加で入れました。さらにタンク底と上部にも断熱材を追加で入れてみました。

 

これで一日に10℃の放熱が6℃の放熱まで抑えられました。電気代換算で1.5割節約、月額900円程度の効果です。残念ながら思ったほどの効果ではありませんね。

 


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電気温水器はいろいろ問題でしたよ 第5章 [電気温水器]

サービスセンターにオール電化メニューの切り替えの問い合わせをしたときの回答:「メニューを切り替えた場合、現状の設備によっては無料だった引き込み作業の工事代金を払ってもらうことがあるので、ご承知おき下さい」

 

この発言は気になったのでホームページで電力会社の約款を調べてみました。確かに「新規引き込み工事から1年未満にメニューを変更した場合は工事代金は自己負担」と書かれてあります。

 

2018.1.22 再びサービスセンター

再びサービスセンターへ問い合わせをします。今度の担当者は前回と別の人ですが、実務に詳しい担当者でした。

 

この担当者は必要なアドバイスを過不足なくしてくれました。結論は、「新規工事から1年未満の変更でも設備を撤去しない限り、工事費の自己負担はない」というものでした。さらに「工事費用が発生する場合は申込人へ事前に承諾を求める」というものでした。

 

これで安心してメニュー変更の申し込みができます。ネットを通じてメニュー変更の申し込みをしました。

 

次のことはは裏話です。

実は電気メニューの変更を申し込む前に現行メニューで料金を下げる方法を検討していました。

 

現行メニューは非常に複雑な料金体系ですが、バグがあったのです。分電盤にタイマーを設置して15分おきに夜間電気スイッチのON OFFを繰り返すだけで電気料金が半額になります。タイマーの価格も高いものではなく、電気工事を知っている人なら簡単に取り付けができます。

 

しかし、新メニューを知って比較してみると新メニューはタイマー付きと比べて月額300円程度高いだけです。これなら違法性に疑問()があるタイマー方式より新メニューに変更したほうがいいでしょう。

 


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電気温水器はいろいろと問題でしたよ 第4章 [電気温水器]

新しいオール電化のメニューの問い合わせに応対してくれたサービスセンターの担当者はかなり実務に詳しい人でした。

 

しかし、我が家の電気使用量を確認したあとで、次のように言います。

「スマートメータは電力会社側で制御しているので、新メニューに切り替えるとかえって電気料金は割高になります」と。

 

よくよく聞くと電力会社の制御とはリミッターのことのようです。リミッターというのは電力会社側で契約したアンペア数をコントロールする設備です。(リミッターがない電力会社もあります)

 

具体的には契約アンペア数を越える電流が流れると電気の供給をストップします。再び電気を流したいときにはリミッターの切替スイッチを元に戻せば流れます。なお、契約電流を大きくしたいときはリミッターも合わせて交換します。

 

つまりスマートメーターでない従来の計量計であればリミッターを交換すれば済む話です。ですからサービスセンター担当者に重ねて聞いてみました。「スマートメーターの制御は電力会社で変更することはできないのですか」と。

 

答えは「そういう要望もあるので技術的には変更は可能です。」というものでした。おそらく電気の知識がない人は最初の回答で諦めてしまうところでしょう。サービスセンターの回答としてはかなり問題含みの回答ですよね。消費者向けの説明としては何らかの法律に引っかかりそうです。

 

担当者は最後に「メニューを切り替えた場合、現状の設備によっては無料だった引き込み作業の代金を払ってもらうことがあるので、ご承知おき下さい」と言います。

 

この発言はとても気になりました。続きで書きますが、これは単なる脅しでした。

 


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電気温水器はいろいろと問題でしたよ 第3章 [電気温水器]

2018.1.18 オール電化メニュー

電力自由化後2年経過していますが、いつの間にかオール電化のメニューが変わっています。

 

自由化直後のオール電化メニューは自由化前のメニューに比べて最終料金がいくらになるかわかりにくく、しかも自由化前と比べると割高になるということを公表しています。これらの問題に顧客からの指摘があってメニューを追加したようです。あるいは後述する自由化後のメニューのバグもメニュー追加の理由かもしれません。

 

電力会社のホームページのメニューを改めて見てみないとこの変化に気づきませんでした。基本料金の設定に自由度が増えています。新メニューに切り替えれば料金は明瞭でかなり電気料金が節約できます。

実際に電気温水器を稼動してすぐに電気料金が非常に高いことがわかったので、新メニューはありがたいことです。

 

そこで引き込み工事をしてまだ1ヶ月しか経過していませんが、新しいメニューに切り替えができるかサービスセンターに聞いてみることにしました。

 

サービスセンターに聞いた結果は、異様に企業利益を優先するセールスをされたという印象でした。 今まで企業間競争がなかったので、どこまで説明すべきか、説明しなくてよいかがわからないのではないでしょうか。

 

例えばこんなことがありました。次回へ続く。

 


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電気温水器はいろいろと問題でしたよ 第2章 [電気温水器]

2017.11.6 最初の水漏れ

電気温水器を設置してからは毎朝浴室で洗濯をしていました。仮設の外水栓での洗濯と比べると余ほど楽になりました。

 

この時点で温水器に電気は通じていませんでしたが、シャワーを使っているので温水器を通した水が浴室まで来ています。その温水器の足元が濡れているように感じていましたが、気のせいかと思っていました。しかし、朝洗濯をして午後になると温水器の足元がはっきり濡れるようになりました。

すぐに水道工事会社に連絡をとりました。現場を見てもらうとパッキンがダメになっていたということで交換してもらいました。

 

2018.1.7 排水管から水が流れている

電気温水器の排水管から水が流れていることがわかりました。温水器を沸かしていないのに排水管から水が流れるのはマニュアルによると異常です。

水道工事会社に来てもらいましたが、原因がわかりません。やむを得ずメーカーのサービスセンターに連絡しました。

 

サービスセンターの担当者は来るなり、浴室をみせてほしいと言います。そしてすぐにシャワーの混合栓に逆止弁が付いていないか、もしくは故障していることが原因と言います。それを止水栓を開けたり閉めたりで証明してくれました。

 

どうやら担当者は電話で症状を聞いた時点で原因はわかっていたようです。しかし本体の故障ではないということで保証期間中にもかかわらず出張費8,000円を取られました。

 

早速、混合栓のメーカーに連絡すると、この機種には逆止弁は付いているということです。偶に逆止弁にゴミが詰まって故障することがあるが、保証期間内であれば購入した店で交換してくれるはずと言います。

 

故障した混合栓を購入したホムセンに持ち込んで交換してもらいました。交換品の取り付けは自分でやりました。2-3日様子をみていましたが、今度は問題ないようです。

 


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電気温水器はいろいろと問題でしたよ 第1章 [電気温水器]

一時期電力会社はオール電化を盛んにPRしていましたが、原発停止以降すっかりオール電化の意欲がなくなっているように思えます。電力が足りなくなっているのでやむを得ないのでしょう。

オール電化の料金は高くなっているので利用者も減っているのではないでしょうか。

 

我が家のエネルギーは何を使うか、設計段階でいろいろ考えた挙句オール電化を選びました。公共ガスがない地域ではプロパンガスが一般的なようですが、プロパン料金はかなり高いようです。おそらく企業間競争がない秩序が保たれているのでしょう。

 

プロパンがダメなら太陽光発電か水力発電かあるいは薪ストーブを使った熱交換方式か。いづれも少し調べてはみましたが、電力自由化があるのでオール電化なら電気料金が安くなるだろう。これが一番有利だと考えたわけです。

 

しかしながら、電力自由化になってから2年が経過していますが、企業間競争はあまり進んでいない印象を受けます。各電力会社の提案する料金はあまり差がないというのが実情です。最も安いと言われた○○電力も他地域へ配電する料金は他電力会社と大差ない料金を提案しています。

 


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2018.8.11 温水器配線作業はこれでいいのか? [電気温水器]

2016.8.11 この日は温水器の配線作業です。予め施工説明書で配線方法は読んでいますが、いざ実際にやるとなると本当に通電するのか半信半疑です。どんな分野でも新人には先輩がサポートしますが、私の先輩はテキストのみです。

 

キッチン横にまとめていたVVF2.6-2Cケーブルを防水カバーを通して外部へ出します。ケーブルを直射日光から守るためPF管に通して一部は土に埋めます。リモコン線は混信を防ぐため通電ケーブルと離して取り付けるように施工説明書に指示があるので、もう1本のPF管にアース線とリモコン線を通して土台水切りの下から土台経由で内部へ通しました。

 

こんなところは臨機応変にやれば大丈夫です。

 

アース線は土の中でPF管から外へ出し、アース棒にハンダ付けしました。ハンダの周りには防水テープを巻いて保護します。

 

一応、施工説明書のとおりに工事しました。なぜか工事完了すると「これでいいのだ」と思えてきます。

 

接地抵抗値を測定するメガメーターをもっていないので、電力会社の検査に合格するかわからず祈るばかりです。

<接地抵抗値測定については機器レンタル代が非常に高いし、近くの電気店には忙しいと断られて諦めました。あくまで自主検査なので無しでいいかと。⇒結果は検査員から自主検査はやったかと聞かれただけでした。>

 

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電気温水器の基礎にトライ 後編 [電気温水器]

温水器基礎作りの続きです。

 

温水器の排水管から流れ出る水を受けるホッパーは7550の異径ソケットで代用します。

<実はホッパーなるものをホムセンで見つけられなかったので似たものでOKとしました>

 

コンクリートの基礎枠はコンパネをカットして作りました。家の基礎工事は業者に頼みましたのでセルフビルド=DIYでの基礎工事は初めてです。鉄筋は業者が忘れていった異形筋を数本組み合わせてつくりました。砕石を固めた上に鉄筋を置きます。

 

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温水器廻りの給水、給湯管を水道工事会社につけてもらったあとコンクリート打ちです。コンクリートを作るのも初めてです。ホムセンのコンクリート袋に書かれている比率でコンクリート、砂、砂利を混ぜて型枠に流し込みます。

 

コンクリート袋に書いてあるレシピは重量単位で書かれています。重量計をもっていないので必要量がわかりません。袋に書いてある重量を頼りにこのくらいだろうという勘でつくりました。流し込んでいる途中でコンクリートが足りなくなり、あわててホムセンへ追加購入に走ります。

 

<後々のコンクリート工事ではコンクリート、砂、砂利それぞれの比重から必要容積を計算してみました。容積なら2Lのペットボトルで量れます。ほぼ必要量ぴったりに作れました。>

 

コンクリートを型枠へ流し終わりましたが、どうも表面に砂利がゴツゴツ出ていてコンクリートが硬すぎるようです。これは失敗かなと思っていたら水が浮いてきて、なんとか形になりました。表面は棒に水準器を乗せて水平に均しました。

 

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2016.5.21-27電気温水器の基礎にトライ 前編 [電気温水器]

 

2016.5.21 玄関ポーチの天井

 

電気温水器基礎の前に玄関ポーチに天井をつけます。ポーチにはダウンライトの照明をつける予定なので天井がないとつけられません。照明は電材会社主催のフェアで買いました。招待状をもらったので行ったのですが、小売価格より安く買えたと思います。

 

ポーチ天井は合板に外壁の余材を張りました。屋根下の三角形に残った部分などを使ったので、少々不細工ですが、上方向なのであまり気にならないでしょう。外壁を張ったあとからの取り付けなので苦労しましたが、なんとか押し込んで釘で留めました。

 

しかし、あとで玄関ドアをつけたときに問題発生!

 

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2016.5.22-27 温水器基礎工事

 

給湯専用の温水器はキッチン横の外側に設置する計画です。温水器を設置しないと電気配線は中途半端です。温水器と分電盤を結ぶケーブルも室内側で止まっています。温水器用リモコンも配線できませんし、アース線も温水器側と接続してアース棒を埋めなければなりません。

 

そこで温水器の基礎を作っておくことにしました。温水器のタンクは水で満たされますのでかなりの重量になります。しっかりした基礎が必要になります。購入予定のメーカーのサイトから基礎の施工説明書をみて、その通りにつくります。

 

温水器に限らず各メーカーとも施工説明書をサイトで公開しています。施工業者さんにとっては施工説明書の公開は嫌なものでしょうが、セルフビルダー(=DIYer)にとっては便利なものです。

 


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