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とうとうチェーンソーを買ってしまいました。 [薪ストーブ]

広い庭の草刈も鎌ひとつでやってきたというのに。。。薪割りもノコギリと斧だけでやってきたというのに。。

とうとうチェーンソーを買ってしまいました。クロスカントリーコース沿いにサクラの大木が台風で倒れていたのを見て、あのサクラがほしくてチェーンソーを買ってしまいました。

 

かなりの大木の根元はすでにチェーンソーでカットされているのですが、まだまだ大きすぎてとても一人では持ち上げられません。もうすこし小さくカットする必要がありますが、ノコギリでは太刀打ちできません。

 

ホムセンの安いチェーンソーも検討しましたが、メーカーの代理店が近くにありません。ネットではチェーンソーはメンテナンスが大事なので少々高くても近くの代理店から買ったほうがいいとあります。ホムセンで買うと故障したときに簡単に直せないということもあるようです。

 

チェーンソーでは有名メーカーであるスウェーデンのハスクバーナーが入門機を安く売っています。ホムセンの期間限定品であるエンジンチェーンソーに4,000-5,000円足せば買えます。

 

通販でも買えますが、あえて代理店から直接買いました。差額は1,300円ほど高いだけです。結果、ここで買って正解だったと思います。

 

<通販にはないこと>

1)店で組み立ててもらい、試運転もしてもらいました。私にはわからなかったけれど、アイドリングが不安定だったようです。すぐに分解して調整してくれました。

 

2)燃料のこと、ガソリン缶のことを詳しく教えてくれました。

ホムセンのガソリン缶は錆びがでやすくて、チェーンソーのエンジンを壊す原因になるとのことでした。ガソリンスタンドかカー用品店で買うことをお勧めするとのことです。

 

3)店先に積んであった伐採木で試し切りをさせてもらい、切り方についていろいろアドバイスしてもらいました。チェーンソーの講習会には出たことがあり、免許はもっているのですが、もう忘れていました。

 

4)なにより、店先のくぬぎの木(薪として上質の木)をタダでたくさんもらってきました。造園業者が置いていったものなので、ほしい人にはタダであげているようです。あんなに探していたものが、チェーンソーのおまけに付いてきました。感激!

 

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薪小屋が必要だ その2 [薪ストーブ]

薪小屋用地は造成してあります。ここにまずは幅1.5m x 奥行1mくらいの小屋をひとつ作ります。必要に応じて同じような小屋を増築していこうという計画です。

 

ヤナギの枝は、すでに1年くらい庭に積んできましたが、雨ざらしでも充分乾燥して、なおかつスカスカになったりしていません。ですから、薪小屋には簡単な屋根をかければ壁は必要ないことはわかっています。

 

アプローチ用に製材所で安く買った杉の半丸材が大量に余っています。これを小屋つくりの材料にします。

 

長い半丸材は門扉用にとってありますので、1.5mくらいにカットしたものを使います。柱の下20cmは土に埋めますので小屋の高さは1.3mとなります。屋根の勾配はとりたいけれど5cmくらいしか高低差がとれません。

 

中ほどに仕切りをつくって上下2段の薪小屋とします。屋根にはヤナギの幹の樹皮を載せるつもりでした。薪割りの過程ででた樹皮を数枚載せてみましたが、うまく留められません。しかも大量の樹皮が必要になることがわかりました。

 

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なので樹皮は諦めて単なる半丸材の屋根にしました。半丸材の屋根で、しかもほとんど勾配のない屋根ですから、雨水はほとんど下の薪に流れ落ちるでしょう。でも晴れの日には乾燥するだろうと期待してこれでOKとしました。

 

筋かいを入れて構造強度を出したり、柱の根元に鉄棒を叩き入れ強風対策もしました。随所にセルフビルドの家つくりのノウハウが生かされています。

 

この薪小屋はのちに増築を繰り返し、乾燥薪を保存しておく場所や道具小屋の増設までしてしまいました。

 


タグ:薪小屋
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薪小屋が必要だ その1 [薪ストーブ]

ストーブで燃やす薪はある程度庭に積み上げてあります。庭にあった直径1m弱のヤナギの大木を切り倒した枝をカットして乾燥してあります。

 

お隣の屋根にヤナギの枝がかかりそうになっていたので近所の造園業者に頼んで切り倒してもらいました。(2017.12.4薪ストーブ用に薪を積んだ後編 ご参照)

 

CIMG1681-bl.jpg 

 

もちろん、太い幹もごろごろしていますが、これらは大きすぎてカットする方法がわかりませんでした。いろいろ試しました。自作のクサビとカケヤ(木でできた大きなハンマー)で外側部分は少しカットできましたが、それ以上進みません。それ以来、ずっとほってありました。

 

2017-12-02薪割り2-bl.jpg

 

薪ストーブを設置したときには民泊を始めていますので、ゲストのために暖房をとらなければなりません。そうなると圧倒的に薪の量が足りません。どうしても太い幹を割る必要がでてきました。

 

ホムセンで売っている6,000円くらいの斧で太めの幹を割ってみたら、苦労しながらもなんとか割れました。実はヤナギの幹は、よくテレビで観る薪玉よりずっと太いので、斧で割れなければ斧が無駄になると躊躇していたのです。(造園業者が玉割りしてくれなかった太くて長い幹はどうしましょう。??)

 

枝と同じように割った薪は庭に積んでみました。ヤナギの木は伐採してから2年くらい経っていますが、芯の部分までは充分乾燥していません。すくなくとも1-2週間以上は乾燥する必要がありそうです。そうなると、積む場所が足りませんからいよいよ薪小屋が必要になります。

 

 

 


タグ:薪小屋
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あこがれの薪ストーブを設置した 火入れ編 [薪ストーブ]

薪ストーブの設置は2018年の年末に完了しました。でも年末年始は民泊の予約カレンダーをブロックして自宅で過ごしました。

 

ですから薪ストーブの火入れは2019年の年始に行いました。もちろん薪ストーブに火を入れるのは初めての経験です。

 

ストーブの空気取り入れ口を全開にしてから炉の中に新聞紙片を入れ、その上に杉の樹皮を置きます。

 

(杉の樹皮はストーブの焚きつけにちょうどいいと聞いていたので、製材所で買ってきた半丸材の樹皮を剥いだものをとっておきました。)

 

それから小枝を置き、その上に少し太い枝を置いてからライターで新聞紙に火をつけます。この方法でほぼ100%着火に成功しています。特に杉の樹皮はすぐに着火して長く燃えますから着火剤を買う必要はありません。

 

さて、これから先の燃やし方はいろいろ試行錯誤しています。そして見つけた結論をレポートします。

 

ストーブに付属している温度計をみながら、なるべく早く100℃まで火力を上げます。100℃まで行けばストーブは安定して燃えるようになります。少々薪の追加を忘れていても100℃が保たれていれば、追加の薪にすぐに火がつきます。

 

ちなみに温度計は100℃から300℃までがBURN ZONE (巡航運転域)となっています。

 

100℃まで火力を上げるのに一番いい方法は薪割りをしたときに出る木っ端をどんどん追加して入れることです。木っ端ですから長くは燃えませんが、次々に火が付き燃え盛ります。

 

100℃を越えたら太い薪を入れていきます。よく乾燥した薪は美しい炎で燃えます。見ていて飽きることがありません。

 

ホンマの説明書には「最初は慣らし運転をしてください」とあります。「200℃くらいで3時間くらい燃やすことを2-3回繰り返す」ように指示されています。なにやら一昔前のクルマと同じですね。

 

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タグ:火入れ
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あこがれの薪ストーブを設置した 据付編その2 [薪ストーブ]

さて外側へ出したダブル煙突は軒先でダブルのT曲煙突をつけて向きを上に変えます。そしてここでも壁面取り付け金具で母屋(天井の梁)に吊り下げます。

 

しかし今日はサポートしてくれる人がいませんから、ひとりで煙突を支えながら取り付け金具を設置します。

 

どうやって煙突を支えておくか考えました。まず紐で母屋にくくり付けてみます。紐なら割と簡単にひとりでくくり付けることができます。

 

その上で取り付け金具の長さを調節して母屋へビス留めをします。この取り付け金具で重いダブル煙突を何本も支えますから重要な金具です。しかし、ひとりでもしっかりと取り付けることができました。

 

さてT曲煙突の上には長さ約80cmの直筒煙突を3本立ち上げて最後にH笠のトップをつけます。

まずは1本直筒煙突をつけて軒先の垂木(屋根材を支える木)との間に壁面取り付け金具をつけます。

 

この金具は屋根と煙突との距離を保っておくもので、構造は簡単です。ですからアルミバーを買ってきて自作しました。

 

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写真はまだ仮支えの紐が縛ってありますが、すでに取り付け金具はついているので、いつでも紐ははずせる状態です。言葉で説明すれば簡単にやったようにみえるでしょうが、煙突どおしは、きっちりはめてビスで固定しなければならないので、なかなかに大変な作業です。

 

最後の直筒2本とトップは下で組み立てておいて、これを持って屋根に登ります。そして上から下の煙突と接続します。

 

セルフビルドで屋根に登ることには慣れていますので、恐怖心を感じずにやってのけました。ひとりで作業する方法はその場で考えれば何かしら考えつくものです。

 

煙突トップからは番線を2本垂らして垂木にぴんと張りましたので、少々の風でも煙突が倒れることはないでしょう。(完成後今現在、まだ本格的台風は経験していませんが。。。)

 

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あこがれの薪ストーブを設置した 据付編その1 [薪ストーブ]

さて、取り付けの準備がすべてできたので、いよいよ取り付けです。

 

まずはストーブ本体からシングル煙突を立ち上げます。最初は自在煙突です。長さが調整できるようになっています。これがあれば、煙突掃除も楽になります。またその上に取り付けるT曲煙突がめがね石に合うように調整することも容易になります。少々高いものですが、必需品です。

 

たまたま民泊ゲストで来ていたカナダ人が手伝ってくれるというので、煙突の立ち上げを支えてもらいました。カナダは寒いところなので、薪ストーブは普通に使われているようです。わが家のストーブの値段に興味をもっていました。

 

また、薪ストーブに詳しいからでしょう、「一酸化炭素警報機は必ずつけないといけない」と注意されました。実はAirbnbの備品リストでは一酸化炭素警報機をつけているかどうかをリスティングするようになっていたので、通販で購入しておきました。

 

さて自在煙突の上は普通のシングル煙突です。一番安いハゼ折り煙突を買ったので、煙突どおしの接続は4x10程度のタッピングビスで留めます。これで充分機能します。

 

次にシングルのT曲煙突で壁方向に煙突の向きを変えます。そして、このT曲煙突をホンマ製の壁面取り付け金具で天井の母屋に吊り下げます。

 

CIMG1870-bl.jpg

 

写真では取り付け金具がよくわかりませんね。

 

次にダブル煙突を接続してめがね石を通して外へ出します。煙突の接続部分は壁内に隠れるように設計しました。

 

明日はひとりで取り付け作業をする場合のコツをレポートします。


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あこがれの薪ストーブを設置した 遮熱板編 [薪ストーブ]

ストーブ本体のうしろに遮熱板を設置します。通常はレンガを積むケースが多いようですが、私はガルバリューム板を置くことにします。

 

ホンマ製作所もかつて鉄製の遮熱板を売っていたことがあります。なぜか今は売られていません。

なので、遮熱板の高さはそのくらいが適当かわかりません。ホンマのHPでも壁との間は3cm以上の空気層をつくることは書いてありますが、高さは書いてありません。

 

遮熱板として屋根材として使った波板が少し余っていました。130cmx60cmくらいの板なので、これを横に設置したとして、高さが充分でないと思われます。そこでめがね石カバーを作った余材をここで全て使うことにします。

 

板はぺらぺらの板ですから自立しません。ですから壁に木製の枠をとりつけます。さらに炉台に使った厚み5mmのケイカル板の余材もできるだけ付けておきます。

 

写真 遮熱板枠

 

ここにガルバ波板を下側に張り、その上にめがね石で余ったガルバ平板を張ります。上の方は両サイドに窓がありますので、窓の網戸が開けられるように、平板の一部をカットして内側へ折り曲げました。

 

全く熱試験をしておらず、勘だけの自作遮熱板です。実際にストーブを燃やして遮熱板を触ってみると、ストーブ本体の真後ろはかなりの熱をもっています。しかし、空気層に手を入れてみるとほとんど熱は感じません。

 

遮熱板の高さは結局150cmくらいになりましたが、ストーブ本体の高さ約60cmに対して熱が当たるのは遮熱板高さ120cmくらいまでです。充分に耐熱余裕をもった遮熱板が安上がりにできたと思います。

 

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のちに、遮熱板の縁を黒で帯塗装をしてデザイン性を上げました。

 


タグ:遮熱板
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あこがれの薪ストーブを設置した 移動編 [薪ストーブ]

ストーブに必要な各備品は順調に準備してきました。肝心の本体も近隣のコメリに届いたとの通知を受け取っています。

 

本体は100Kg近くありますので、ゲストに手伝ってもらって移動させようとの計画です。手伝ってもらえそうなゲストのチェックイン日に合わせてコメリへ本体の受け取りに行きました。コメリではフォークリフトを使ってわが愛車のADバンの荷台に載せてもらいます。

 

さて、ゲストは20代の男性二人でした。薪ストーブを移動させるお願いをするとお二人とも快く引き受けていただけました。翌朝のチェックアウト日に移動を手伝ってもらうこととしました。

 

説明書を読むと本体の脚は自分で取り付けるようになっています。そこで炉台の上にコンクリートブロックを二つ置いておきました。この上にストーブ本体を仮置きして脚を取り付けようという訳です。

 

ストーブを載せた愛車を玄関前に移動させて、少しでも楽に運び込めるように準備しました。若者二人に手伝ってもらったら、割と楽にコンクリートブロックの上に仮置きすることができました。

 

脚を取り付けたあとはコンクリートブロックをはずして本体を炉台に直接載せなければなりません。

脚はボルト締めするようになっているので、スパナ2本を用意して、これも手伝ってもらいました。

 

しかし、思いのほかこれがなかなか取り付けられません。隠れたところにボルトがある上にコンクリートブロックが邪魔になって、うまくスパナが回らないのです。

 

するとゲストのひとりが六角レンチを持ち出しました。なぜ六角レンチを持ち歩いているのかわかりませんが、お陰であっという間にボルトを締め上げてくれました。本当に感謝、感謝です。

 

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あらかじめ本体の煙突出口の中心がめがね石の中心にくるように壁に印をつけておいたので、これに合わせて本体を置いてもらいました。

 

作業は30分くらいで終わらせる予定だったところ、1時間弱かかってしまいました。お疲れ様でした。ゲストのお二人は作業が終わったらすぐにチェックアウトしていきました。

 

ゲストのお二人を外までお見送りしたのに、お礼の菓子折りを渡すのを忘れてしまいました。今でも心残りです。


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あこがれの薪ストーブを設置した 煙突編その2 [薪ストーブ]

ダブル煙突は断熱材入りのものと、空気層で断熱するものと2種類あります。ホンマのHPでは極寒地でなければ空気層のもので充分とあります。

 

ダブル煙突は非常に高いものですので、自作している人もネット上でたくさんいます。私も大きさの違うシングル煙突を買ってダブル煙突を作ることを考えました。しかしT曲煙突の部分は自作が難しいと判断し、全部を購入することにしました。

 

ただ、空気層だけのダブル煙突を購入したのち、断熱材入りダブル煙突を自作できればやってみたいと思っていました。そこでホムセンでダブル煙突の構造を知ろうとしましたが、近くのホムセンではダブルは売られておらず、中の構造がわかりませんでした。

 

通販で買った煙突が届いて初めて、これなら断熱材を自分で入れることができるとわかりました。

 

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内側の煙突と外側の煙突を支える仕切り板が上下2枚入っていますが、この仕切り板に何箇所か穴が空いています。

 

この大きさの穴なら断熱材のパーライトの粒が入りそうです。パーライトは農業用に土壌改良材として使われるものですが、ロケットストーブを自作するときにも断熱材として使われています。

 

パーライトを入れたあとの穴は耐熱アルミテープで塞いでおけばいいでしょう。

 

煙突トップには価格の安いH笠をつけました。H笠はシングル煙突用しか売られておらず、ダブル煙突にはつけられないのですが、ペンキ用ペール缶を使って無理やり接続してしまいました。

 

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トップの穴には鳥よけをつけた方がいいようです。鳥がトップに巣をつくることを避けるものです。これも100円ショップでザルを買ってきてつけました。

 

セルフビルドの家つくりの経験から高価なメーカーものにも安価な代用品があることを知り、薪ストーブでも工夫をしてみました。

 


タグ:煙突
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あこがれの薪ストーブを設置した 煙突編その1 [薪ストーブ]

煙突の設置方法はホンマ製作所のHPでも詳しいです。できるだけコストをかけずに、なおかつ燃焼効率の良い方法で煙突を設置したいと考えました。

 

本来、煙突はすべてダブル煙突にしてストーブ本体からまっすぐ立ち上げ屋根を貫通する方法が最も燃焼効率がいいらしいです。

 

しかし、コストをかけずになお且つ施工を容易にするため、私は横引きを選びます。屋内はシングル煙突とし、横引きをして外壁から煙突を屋外に出したあと、ダブル煙突で屋根上まで立ち上げます。

 

冬の屋外は寒いので、シングル煙突だと煙突内の熱が奪われ空気の引きが悪くなり煤がつきやすくなるようです。ダブル煙突にすればいい状態で燃焼効率が保たれるようです。

 

この設計で実際に燃やしてみると、煙突から煙はほとんどみえません。完全に煙まで燃焼しつくしているようです。(本体は二次燃焼機能つきのものを選んだので、これの効果もあります。)

 

ロケットストーブというものが知られています。ロケットストーブは本体から煙突まですべてを断熱するもので、自作する方法がネット上にたくさんでています。主に屋外の調理用に使うものです。強烈に燃えるので竹でも何でも薪になってしまうようです。

 

オンドルやペチカはこれと同じ仕組みのようで、こうすると長い煙突を床に通したあと排気することが可能になるようです。

 

室内にロケットストーブを自作で設置している人もネット上でみかけますが、私はかなり机上研究した結果、ロケットストーブは止めました。施工を間違えると一酸化炭素で事故を起こす危険性があります。

 


タグ:煙突
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あこがれの薪ストーブを設置した めがね石カバー編 [薪ストーブ]

めがね石を設置したあと、めがね石を覆う金属製のカバーが必要になります。これも市販されてはいますが、加工は簡単だと思いますので自作します。

 

家つくりで軒先と外壁下に水切りを設置しています。これを自作していますので材料調達と加工方法はわかっています。

 

ホムセンでガルバリューム板を買ってきます。大きさが910mmx1820mmなので、めがね石カバーをつくるだけでは、かなり余ってしまいます。でも余った分は薪ストーブ後ろの遮熱板に転用する予定です。

 

ガルバリューム板は必要な大きさより各辺5mmづつ大きくカットします。5mm部分は裏側に折り返して各辺に強度を持たせます。折り返しには厚手の板の辺を使って金槌で少しずつ叩いて折り返します。

 

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問題は煙突が通る穴の開け方です。丸く切り抜くのは金切り鋏を使えば切れますが、円周も折り返して補強しておいたほうがいいでしょう。

 

多少、手間ですが、予定の円より5mmだけ小さくカットして、予定の円周まで5mmの切れ込みを入れていきます。少しずつ切れ込みを入れれば折り返してもきれいな円になります。

 

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上は外壁の内側用のめがね石カバーです。下は外壁外側のめがね石カバーです。

 

内側はシングル煙突を通して、壁内でダブル煙突に切替える予定ですので、内側の穴は外側の穴より小さくなっています。下は円周の折り返しがわかるように裏側を撮影しました。円周の縁を補強するため少しずつ折り返しているのが、おわかりでしょうか。手間をかけました。

 


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あこがれの薪ストーブを設置した めがね石編 [薪ストーブ]

薪ストーブの煙突は壁を貫通する予定です。本来は屋根を貫通したほうが燃焼効率がいいらしいですが、雨漏り対策に自信がないので横壁貫通にします。

 

この場合、壁の中に断熱用のめがね石を入れる必要があります。めがね石は通常イソライトでできているようです。それほど高価な材料ではないと思いますが、めがね石は5,000円~10,000円くらいします。

 

ここはやはりセルフビルドでしょう。コンクリートで作ります。自作すれば1,000円かからないでしょう、

今まで家つくりをしてきたので、作り方は容易に想像できます。

 

型枠をつくり、中にボイド管(基礎の配管をするときに貫通用の穴をつくる筒型ダンボール)を入れてからコンクリートを流し込みます。

 

ただし、コンクリートの断熱性は小さいので、砂利の代わりに軽石を入れることにします。軽石で断熱性能が上がるかどうかはわかりません。ネットで調べてもこんなDIYをやっている人はみかけません。(通常のコンクリートで作っている人はいます)

 

しかし、軽石自体の断熱性(熱伝導率)はいいので、たぶん大丈夫だろうということにしました。イソライトもそもそも軽石のようなものです。

 

いざ作ってみると、私のコンクリートつくりのレシピが役立ちません。必要体積を計算して、計算量に合うようにコンクリート、砂、軽石(砂利の代わり)、水の量を割り出すのですが、計算の体積に足りません。

 

コンクリートを追加、追加で継ぎ足して、ようやく計算どおりの量を型枠に入れました。

 

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貫通穴が真ん中ではなく、やや下側にありますが、煙突と天井の距離を確保するため少しだけ下に穴をあけました。煙突も150度くらい熱を持つらしいので、規定の距離60cmを保っておいたほうがいいでしょう。

 

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タグ:めがね石
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あこがれの薪ストーブを設置した 天井防炎対策編 [薪ストーブ]

わが家の天井はヨシズ張りです。薪ストーブの煙突は本体からまっすぐ上に天井近くまで立てます。煙突もかなり熱を持ちますから天井は防炎対策をしておかなければなりません。

 

ヨシズはビスで留めているだけなので、簡単にはずせます。代わりに防炎性能のある石膏ボードを張ります。あらかじめ石膏ボードの端材は取っておきました。1枚ものがなかったので、3枚張り合わせです。でも塗装をすれば張り合わせとはわからなくなるはずです。これもわが家作りで散々壁塗装をしてきた経験でわかります。

 

CIMG1846-bl.jpg

 

壁をつくってきた要領で、石膏ボードをビス留めしてから、ボード間の隙間とビス頭はパテで埋めます。パテが乾いたらパテ跡を紙ヤスリで平らにした上で、全体を白で塗装をして完成です。

 

続けて壁の内装と外壁をとりはずします。これもあらかじめ、釘で簡単な留め方をしているので容易にはずせます。

 

ここに断熱用のめがね石を置きますので、穴はかなりの大きさになります。めがね石はコンクリートで自作する予定ですから、かなり重いものになります。しかし、105x120mmの太い胴差の上に載せますので問題ありません。

 

外したあとは透湿防水シートを張っておきましたので、少々の雨が降っても大丈夫でしょう。穴の中にはグラスウールの端材を詰めておきましたので、煙突が付くまでの防寒対策も大丈夫です。

 


タグ:薪ストーブ
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あこがれの薪ストーブを設置した 炉台編 [薪ストーブ]

薪ストーブはリビングのフローリングの上に置くつもりですから炉台が必要になります。しかし、炉台の仕様を書いた資料がみつかりません。

 

ホンマ製作所も本体まわりの壁までの距離とか遮熱板のことは詳しく解説しているのに炉台のことは詳しく触れていません。本体まわりの遮熱より、直下の遮熱のほうが重要ではないかと思います。

 

いろいろネットを調べてようやくヒントを与えてくれるサイトを見つけました。「ALPIN STOVEの炉台のこと」に必要とする熱抵抗値(R)を積算すればいいとあります。

 

熱抵抗値の算式はいろいろなところで紹介されています。[熱抵抗値]=[厚さ]/[熱伝導率]の式で計算できます。材料ごとの熱伝導率も少し調べればすぐにわかります。

 

問題はホンマ製作所が薪ストーブの必要とする「熱抵抗値」を公表していないことです。私が計画している機種はHTC-50TXで、性能は最高出力8,000Kcal 20坪から30坪用とあります。わが家は全体で約17坪ですから充分な性能と思われます。

 

HTC-50TXの熱抵抗値に関しては、海外メーカーの薪ストーブ仕様を調べました。ドブレの最高出力が9,460Kcal/hとあります。HTC-50TXに近いです。熱抵抗値は(R)=0.0525K/wです。これを参考にすればよさそうです。

 

そこで計算するとケイカル板(軒天用資材)10mm+漆喰5mmでいけそうです。因みにケイカル板の熱抵抗値/mm0.0056で漆喰は0.0014となります。

 

本来はケイカル板の上はタイルを敷きたいのですが、壁に塗った漆喰の材料が余っているので、これを活用することにしました。

 

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タグ:薪ストーブ
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あこがれの薪ストーブを設置した 運搬編 [薪ストーブ]

さて、問題は薪ストーブ本体の重量が100Kg近くあることです。コメリで安く買うのはいいですが、どうやって一人で運び込みかです。

 

ストーブ本体は近くのコメリの店舗にわが愛車ボンネットバンで受け取りに行けば、フォークリフトで荷台に載せてくれるでしょう。それをわが家に運んできた後、どうやって数メートルの距離を移動させるかです。

 

近所にはお年寄りばかりで手伝ってもらえそうな人はいません。この問題が解決しないと薪ストーブが買えません。

 

時々、家の近くを廃品回収業の車がまわっています。「ご不要になりましたテレビ・冷蔵庫・洗濯機はありませんか。そのほか何でもお手伝いします。あなたの街の便利屋です。」

 

薪ストーブを運んでくれるか聞いてみました。おじさんが二人軽トラに乗っていました。最初はタダでいいよと言ってくれたのですが、連絡先の電話番号を聞くと、いつの間にかタダではなく5千円になっていました。これは怪しいので諦めました。

 

通販で買ったわが家の冷蔵庫を運んでくれたのはヤマト・ホームコンビニエンスというところでした。

ネットで調べると家具の移動を手伝ってくれます。100Kg以下であれば6千円で運んでくれます。

少々高いですが、ほかに手段がなければ、ここに頼もうと考えていました。

 

しかし、民泊を始めてしばらくしたら気がつきました。そうだ!ゲストに頼もう。

 

しばらくすると、登山予定のゲスト2名の予約がありました。わが家近くの山に登ったあと宿泊の計画です。この二人に頼むのがいいだろうと思い、すぐにコメリ通販サイトで薪ストーブ本体の注文をしました。

 

同時に炉台の材料もそろえます。


タグ:薪ストーブ
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あこがれの薪ストーブを設置した 計画編 [薪ストーブ]

薪ストーブの設置はセルフビルドを計画した当初からの夢でした。民泊ゲストが寒い思いをしないように寒くなる前に設置しなければなりません。

 

土地探しに5年、建て始めてから完成まで3年、その後民泊運営をしていますので、かれこれ10年近く前から薪ストーブを設置しようと考えていたことになります。

 

当時は一般的に本格的薪ストーブは費用が高く、本体は30-40万円の輸入品が当たり前でした。国産品はだるまストーブとかメガネストーブばかりでした。ネットでいろいろ探すとやっとホンマ製作所という国産品でややまともなものが本体5万円くらいで売られていました。

 

それくらいですから、セルフビルドという自分で設置する情報は非常に少なく、「薪ストーブ大全」という厚い雑誌がある程度でした。それも内容は乏しく、法的規制についてはほとんど書かれていません。法規制は無かったか、知られていなかったと思われます。

 

それから5年ほどで急に薪ストーブがブームになったと思われます。ネット上では薪ストーブに関する情報が急に増えました。

 

ホンマ製作所も新型モデルを次々に出して性能が上がっていきました。ホンマ製作所以外にも薪ストーブを製作する会社がネットに次々と出てくるようになりました。

 

法的規制に関する情報がネット上でも整い始め、セルフビルドで設置することも容易な状況になりました。

 

ホンマ製作所の製品もネット通販では定価よりかなり安く売られていましたが、直近ではホンマ製作所自身が通販を始めて、他の通販会社はホンマより高い価格になってしまいました。

 

しかし、なぜかホムセンのコメリだけはホンマ製品をホンマの通販より安く売っています。私は当然、コメリ経由で本体を購入しました。コメリ通販で申し込んでも、商品を近くのコメリ店舗で受け取れば送料は無料です。

 

しかし、問題がひとつあります。   次回へ続く


タグ:薪ストーブ
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