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道具小屋をつくらなければ ドア編 [道具小屋]

ドアはわが家玄関と同じ方式を考えていました。板材を並べて、その上から補強用の板材を上中下と両サイドに打ちつけるものです。簡単でデザイン性に優れたドアができます。

 

しかし、西側の壁を張り付けるときに半丸材の厚み差によりできたデコボコが張りつけの邪魔になることを経験しています。そこで、わが家の内部ドアと同じ方式に変更することにしました。

 

30cmx40cmくらいの角材で枠をつくり、ここに半丸材を並べて打ちつけることにしました。急遽、角材の余材がないか探します。寄せ集めではありますが、なんとか枠の大きさに足りるだけの余材がありました。

 

これを組立て、ドアがきちんと開閉するか確認してから半丸材を打ちつけていきます。蝶番は表から貼るだけにしました。本来、表から貼り付けるだけだと、ドライバーでいつでも外せるので防犯性能がありません。しかし、貴重品を保管するわけではないので、防犯性より簡便性を優先します。

 

蝶番取り付け場所は半丸材の丸みがあるので平らに堀りを入れてから蝶番を取り付けます。ドアロックは門扉で使うつもりだった落とし棒を横使いしました。

 

ただ、受け手側の金具がうまく留めつけできません。そこで、これも門扉の鉄棒の支えにするつもりで作った部品を受け口にしました。

 

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道具小屋をつくらなければ 屋根編 [道具小屋]

屋根は最も気をつけなければないところです。防水対策として下地にアスファルトフェルトを張ることにします。そして内側から透湿防水シートを張ります。屋根材は半丸材の両耳をカットしたものを並べ隙間はコーキングすることにします。

 

本来、防水シートとしてはアスファルトルーフィングを張ったほうが完全だろうと思います。アスファルトルーフィングは厚手でめったに破れることはないし、ビス穴程度では水漏れしない材料です。しかし、値段が高いです。

 

アスファルトルーフィングは紙にアスファルトを染みこませた程度で破れやすいですが、値段が安いです。わが家では浴室の壁の防水にアスファルトフェルトを使っています。比較的、浸水する危険の少ないところです。

 

アスファルトフェルトは余材がなかったので、ホムセンで切り売りを買ってきました。1Mあたり120円くらいです。

 

これを屋根に掛けて、四隅は鋏でカットして防水テープで入念にピン穴の防水対策をします。あとはタッカー(大型のホッチキスのようなもの)で壁に留めていきます。

 

CIMG1965-bl.jpg

 

この上に予めカットしておいた半丸材を乗せて上からコースレッドで梁に留めれば屋根のできあがりです。

 

内側から張る透湿防水シートは余材があります。窓のカーボネートを貼ってから透湿防水シートを張りますので、これが内装の仕上げ材となります。

 


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道具小屋をつくらなければ 壁編 [道具小屋]

壁には明り取りに窓を2ヶ所つけることにします。現在、納戸で雨戸用に使われているカーボネートをもってくる予定です。納戸には代わりにルーバー雨戸をつくります。臨時寝室にするので、風通しをよくする必要があります。

 

そのため、壁に窓枠をつけますが、考えながらつくったにしては期待どおりに窓枠はできました。本格的な窓枠にする必要はありません。雨が浸入しなければいいだけですから、カーボネートは内側からビスで留めて外側をコーキングしておけば、雨は浸入しないはずです。

 

窓枠部分は少々細工が必要ですから、時間がかかりましたが、後は半丸材の両耳をカットして合わせていけばいいだけです。

 

ここまでは順調でしたが、薪小屋と隣り合わせになる西側壁は苦労しました。すでに薪小屋が建っているので、壁の半丸材はここだけ内側から張っていく必要があります。これがなかなかに難しかったです。半丸材の厚みはそれぞれ違うので、内側の壁がぴったり合いません。ビスの打ち込み方を変えてなんとか壁が一体になるように調整しました。

 

CIMG1963-bl.jpg

 

このあと、東側の壁を取り付けて壁は完成しました。今年の遅い梅雨明けのあとで、連日猛暑です。昼間はとても作業できないので、朝の草刈後1-2時間程度だけの作業ですから、なかなか捗りませんでした。


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道具小屋をつくらなければ 梁と床編 [道具小屋]

道具小屋といえども小さな家です。梁と土台が必要です。

 

これは薪小屋と同じ方式をとりました。予め半丸材を縦に2分割して長さを柱間に合わせてカットしておきます。半丸材を半分にしただけなので幅はだいたい6cmくらいになりますが、人が乗っても丈夫なことは薪小屋で実証済みです。

 

仕口(材料の合わせ目に掘りを入れること)はつくりません。芋づけでコースレッドを打ち込むだけです。万一壊われれば修理するだけです。

 

垂木(屋根を支える細い木)も必要ないと思っていましたが、壁をつけるときに相手方がないと困るので両サイドだけつけることにしました。

 

床下に根太(床を支える細い木)は必要でしょう。頻繁に人が出入りして床に乗ることになります。105Cmの間に1本だけ根太を入れることにしました。かなり本格的ですね。

 

床材にはことのほか太い半丸材を選びました。両耳をカットする手間をかけるべきか迷いましたが、カットして隙間無く並べることにしました。この先、壁をつくるときには防水対策のため半丸材の両耳をカットすることは必然です。そのときのために練習になるでしょう。

 

さてカットした床材を並べて置いて、乗ってみるとビクともしません。完全に丈夫な床ができました。

 

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道具小屋をつくらなければ 基礎編 [道具小屋]

コンクリートで基礎をつくることはしません。たかだか、道具をしまっておく小屋ですから、雨だけ凌げれば、万一地震で潰れても諦めがつきます。

 

測量も精密にはしません。多少の誤差は製作過程で吸収していくつもりです。

 

2019.7.17 工事開始です。柱は薪小屋と同じで一部を土に埋める掘っ立て方式です。土に埋める部分には防腐剤をたっぷり塗りましたので4-5年で腐って倒れるという心配もないようにしておきます。

 

ただし垂直に立てることには気を使い、水準器で正確に垂直をとりました。しかし、水準器だけで垂直をとったので、ドアをつくるときに計測したら、上と下で1cmの誤差がありました。

 

床下の土の上にはビニールを張り湿気が上がってこないようにしました。

 

わが家はベタ基礎(建坪全体をコンクリートで覆う方式)ですから湿気対策は要りませんでしたが、布基礎(木製土台を置くところだけコンクリートにする方式)では湿気を防ぐため床下全体ををビニールで覆うことは知っていました。


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道具小屋をつくらなければ 計画編 [道具小屋]

どうしても道具小屋をつくらなければならない事情がでてきました。今は一時閉鎖している民泊ですが、いずれ再開するつもりです。

 

そのときにホストである私の寝床をどうするかという問題があります。営業していたときはリビングのソファーベッドを使って寝ていました。リビングはゲスト用の寝室とは廊下、玄関をはさんで反対側にありますが、各部屋にはドアがありませんから同一空間で寝ることになります。

 

ゲストから文句を言われたことはありませんが、稀にこの事実をレビューに書くゲストはいました。

 

あまりプライバシーを言う社会もどうかと思いますが、次回再開するときには、この問題を解決しようと思っています。

 

現在は作業室として使っている納戸を改装して臨時の休憩室をつくろうと思います。そのためには現在、納戸に置いてある電動工具など捨てるわけにいかないものの保管場所が必要になります。

 

そこで薪小屋の横に道具小屋をつくろうと決意しました。材料は半丸材を使うつもりですが、電動工具など雨に濡れてはいけないものを保管しますので、防雨対策をしっかりとしなければなりません。

 

大きさは大きいほどいいのですが、薪小屋の横に用地はあまりありません。幅85cm奥行き105cm高さ180cmで屋根は20/100の勾配をつけることにしました。残った半丸材でギリギリできる大きさでしょう。

 

設計図は特につくりません。家つくりをやってきたので、頭の中で組立てができています。

 


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