2016.9.30-10.14 外壁塗装の修理をせねば [外壁工事]
焼き杉が風雨ではがれて、急遽外壁を透明塗装しましたが、すぐに強い風雨で塗装がはがれてしまいました。いずれ修理しなければと思っていましたが、造園業者にこのままでは軒天合板はすぐにペコペコになると注意され修理することにしました。
軒天は合板そのままなので、塗料を使うとかなりの量が吸収されていき、いくら塗料があっても限がないです。通常は下塗りとしてシーラーを使うようですが、シーラーの値段は塗料と変わらない値段です。
何かないかと探していると複数のサイトで接着ボンドの水溶きが代用できるとあります。嘘か本当か塗ってみると効果がありそうです。シーラーは素材の穴を塞ぐと同時に上塗りの塗料を接着するものですからボンドそのものの性質と同じです。
適当な濃度でボンドを水溶きして軒天合板に塗り、乾くか乾かないうちに木部保護塗料を塗りました。水溶きボンドが濃すぎると木部保護塗料ははじかれる傾向がみられますが、適当な濃度であれば木部保護塗料は適度に浸透するようです。
軒天に続けて北側外壁からウォールナット色の木部保護塗料を塗っていきます。こちらは一度木部保護塗料のクリア色を塗っているので、直接ウォールナットを塗っていきます。
山小屋をイメージしてウォールナット色を選んでみました。塗料は浸透性なので外壁に焼いた痕が残っている部分はそのまま透けてみえます。イメージどおりの仕上がりです。
屋根下の軒天と壁ははしごを登り降りしながらの作業なので、相変わらず効率が悪いです。雨の日は外壁塗装ができないので、石膏ボード張りの続きをします。
ようやく塗装が完成しました。焼き杉のためにバーナーを買わなくて本当によかったです。二重投資になるところでした。
2016.4.29 焼杉が剝がれている! [外壁工事]
2016.4.28 4.19-27は所用で自宅へ帰り、戻ってからアルミアングルを外壁出隅に張りました。外壁の小口を雨から守らないと早くに傷んでしまいます。
のちに沼津御用邸記念公園で板壁の昔ながらの小口処理方法を発見しました。明治26年から昭和44年まで御用邸として使われていた建物は全て板壁で作られており、出隅は45度カットを合わせた留め継ぎ処理をしていました。さすがに手間をかけていますね。
セルフビルド=DIYのサイトでは出隅にアルミアングルを使う方法はみかけませんでしたが、これが一番楽で安い出隅処理方法だと思います。デザイン性にも満足です。
2016.4.29 早くも外壁の焼き杉が風化しています?!!。
西側外壁の焼き杉の炭が風で飛ばされているのを見つけます。焼き杉を甘くみていたようです。
もう一度焼き杉のサイトをみると浅い焼きの場合は焼いたあとクリア塗装することが標準のようです。
木の表面がかなり深く炭化するまで焼けば耐久力は強いようですが、浅い焼きは室内で使うものにはよくても外壁には無理だったようです。
なんてこった。これでは安くて耐久性ある外壁のつもりが、かえって高いものになりそうです。
西側と南西、北西の壁に浸透性クリア木部保護塗料をローラーで塗りました。木の風合いを生かす焼き杉ですので木目が見えなければ意味がありません。
のちに他の外壁も全部ローラーでクリア塗装しました。はがれの原因は強い雨と風だろうと思います。
一応、塗料を塗ったのでこれで一安心と思っていましたが、これで済みませんでした。後日再塗装をするハメになります。全くなんてこった!
外壁 (残りの壁と屋根下壁の巻) 後編 [外壁工事]
2016.3.20-26 東側に胴縁と外壁
やっと追加胴縁が納入されました。4mものの胴縁は早くから製材されていましたが、ホムセンのようにトラックを借りられないので、製材会社が現場方面にトラックを回すついでに我が家の胴縁を運んでもらうように頼んでありました。
到着したら、すぐに東側と屋根下の胴縁を張りました。計算では4mの胴縁が1本余るように発注したつもりでしたが、結果は追加分でぴったりでした。危ない!危ない!
残るは屋根下の外壁のみとなりました。
3.27-4.8 屋根下外壁
残りの外壁材もわずかとなってきました。これが足りないとやっかいなことになります。慎重に割り付けの計算をします。
机がないと頭が回転しないので、雨の日に図書館で計算します。そういえば昔は文章を書くときに鉛筆と紙を前にして書いていたので、パソコンに直接文章を書くようになったときに文章が思い浮かばず困ったことがありました。今ではパソコンに文章を書くことも慣れましたが、習慣というものは恐ろしいものです。アスリートが競技前に決まったルーチン動作をするのもわかりますね。
実際に施工した結果は数十cmの端材と三角の端材のほかは2mくらいの材が1枚余っただけでした。カットミスが許されないので緊張しながらのカットでした。
外壁長さの許容差は1mm程度です。極力1m定規で現場あわせしましたが、どうしても測れないところはCAD上の理論値だけでカットします。屋根下の柱(小屋束)は完全な垂直で立っていないので理論値にズレがある可能性がありましたが、なんとかうまく納まりました。
外壁は完成まで2ヶ月の大作です。
外壁 (残りの壁と屋根下壁の巻) 中編 [外壁工事]
大引きの上に間柱をつけないと仕切りの壁が設置できません。仮筋交いの材などをカットして間柱として使います。施工方法はネットを調べてもわからなかったので自己流で作ります。寸法が間違っておらず、内壁が取り付けられればどんな風に設置しても問題ないでしょう。
割と楽観的ですが、問題は生じませんでした。
これらの作業は外壁が完全に出来上がる前にしておいたほうが材料の搬入が楽で作業しやすくなります。
胴縁の不足本数がはっきりしてきたので、購入先を探します。胴縁は数量を計算してプレカット会社に注文していますが、屋根材のガルバ波板を取り付ける下地として胴縁を使ってしまったので不足しています。
18x45mmの材はこの辺りでは規格外らしくホムセンにはありません。近隣の製材所で特別に作ってくれることになりました。価格はホムセンよりやや高いですが、本数が多くないので良しとします。
のちにこの製材所からは丸太から角材を取った残りの半丸材を非常に安く買いました。
2016.3.12-19 東側と屋根下にシート取り付け
前日自宅用件から戻り追加胴縁の納入を待ちながら透湿防水シートを東側と屋根下に張ります。東側は簡単に張りましたが、屋根下は簡単ではありません。
屋根下は三角形になっている上に母屋(屋根を支える梁)が出ているので母屋部分は四角にカットする必要があります。さらに脚立に乗って1m定規で長さを測らなければなりません。
シートに理論値でカットラインを引いて、現場で合わせてみます。たいてい一回で決まりません。
不安定な脚立に乗ってあわせますので少々のずれはOKとしました。
透湿防水シートを一部張ったところで母屋(屋根を支える梁)廻りに胴縁を固定する補強材が必要だとわかりました。防水シートを張り終えたところは内側から補強材を入れます。高いところは不安定な足場で危険な作業でした。作業手順を間違えると時間がかかるだけでなく、怪我のリスクまでかかえてしまいます。
良い子はこんなことはしないように気をつけましょう。
ご覧のように一番高いところは脚立では届かず、脚立をはしごにして何回も登り降りしながら張っていきます。安全のためはしごの上部はロープで固定しました。はしごの向きを変えるたびにロープをつけたり、はずしたりは面倒ですが、けがをしないためにやりました。一度だけ危うくはしごがはずれそうになったことがありました。
透湿防水シートの端部はタッカーの針だけでなく、防水テープを上から貼ってきっちり留めました。
2016.4.8 外壁 (残りの壁と屋根下壁の巻) 前編 [外壁工事]
野人生活はひと冬で十分です。夜中にトイレに立つときはコートを着てから水路に向かいます。朝は外水栓で頭を洗いますが、頭が凍るかと思うくらい冷たいです。
来年の冬は暖かい寝床で過ごしたいな、、、。
2016.2.23-28 南東側壁施工
南東側土台に水切りを取り付けて、窓の取り付けです。1mmの誤差を許さず正確を期して施工している割には作業は早くなっていますね。本人は寒さで震えながら効率よい板取りを考えながら作業しているんですが。
2016.2.24-25 南東透湿防水シートと胴縁張り
玄関廻りには入り隅があります。この胴縁をはるのは難しかったです。下地になる間柱だけでは十分でなく補助に垂木の端材をつけます。寝床のブルーシートを押さえていた棒材です。この上に透湿防水シートを張ってから胴縁を打つのですが、隅なのでハンマーが当たってうまく打てません。なんとかはずれない程度には取り付けました。
2.26-28 南東外壁完了
外壁のカットも慣れてきて、お陰で採寸ミスがでました。考え事をしながらカットしているとミスが出てしまいます。外壁材料はぎりぎりの量しかありませんが、カットミスした材はほかで使います。
ようやく南東側完成です。
2016.2.29-3.3 根太掛けと洗面所間柱の設置+胴縁追加
根太は床下材を支える材で大引きに直交して渡します。土台より30mm低く設置するので土台横に根太を掛ける材を釘で打ちつけておきます。
洗面所・トイレは基礎土台をつけず大引きで代用の設計をしています。この方法はプレカット会社では疑問視されましたが、建売会社がコストカットのためか多用しているのを聞いて自信をもって設計しています。
しかし施工方法はわかっていません。
外壁(野人生活レポートの巻) 後編 [外壁工事]
2016.2.18-21
北西側の胴縁と外壁を取り付けます。板の長さは1mの定規を使ってぴったりと測ってからカットします。もうコンベックスを使いません。コンベックスでは1mm程度の誤差は簡単に出てしまいます。
窓枠との隙間は5mmあけるように計算します。窓と外壁のつなぎ目はコーキングで埋めます。コーキング下には直径10mmのバックアップ材を入れてコーキングが透湿防水シートにはつかないようにします。コーキングが下地についておらず、窓枠と外壁のみに接着してあれば地震で揺れたときにコーキングが切れなくてすむそうです。バックアップ材はホムセンでいろいろなサイズを売っています。
2016.2.22 寝床の引越し
これから東側の外壁を張るので東側の寝床を西側に移すことにします。いままで6畳だったスペースが13畳くらいに広がります。しかも外側は板壁になっているのでブルーシートが風でバタバタすることもなくなります。内側はブルーシートで仕切りを入れてプライバシーを守ります。
しかし、猫ちゃんにはブルーシートは通用しないようで2回ほど食べ残しのゴミを包んだ袋を持っていかれました。それで食料品はパソコン台として使っているダンボール箱の中にしっかりと閉まっておきます。
食事は毎日近くのスーパーで一日分のパンと惣菜を買ってきます。あとは夜LEDランプの下でサッサとパックご飯の食事をしたら、すぐに寝床に入ります。
この季節は一番寒い季節です。外壁は板壁になったとはいえ、屋根下の三角部分はまだ壁を張っていません。外気温=室内温です。夜は毛布の上にジャンバーをかけ、厚手のセーターを掛けてから布団をかけます。しかも体には下着の上にセーターをきてスパッツまで穿いています。この体勢で寝ると寝返りをしないようで朝まで同じ姿勢で寝ていまーーす。
ほとんど野人(自分では仙人のつもり)の生活です。
2016.2.28 外壁(野人生活レポートの巻) 前編 [外壁工事]
016.2.9-21 南西壁と北西壁は同時進行
西側と同じ作業を南西側と北西側で行います。防水シート張りは手馴れたものとなりました。ただし雨と強風に阻まれ作業はなかなか進みません。
2016.2.13 胴縁を張っていない部分の透湿防水シートはタッカーの針のみで留められています。翌日は強風雨の予報があるので、透湿防水シートのところどころに仮の胴縁を張り強化しておきました。
2016.2.14 雨で上げ下げ窓から雨水が侵入しているのを発見しました。柱を伝わって土台まで雨で濡れています。(悲鳴!!!)
縦すべり出し窓からは雨水の侵入はありません。網戸を通して入った雨水が溜まって窓外枠の継ぎ目から柱に水が廻ったようです。臨時の対策として業務用ラップを窓の外側に張りました。
どうやら上げ下げ窓は構造的欠陥があるようです。上げ下げ窓の雨対策には悩みに悩みましたが、西洋風ガラリを取り付けることで解決しようと思います。
2016.2.15 胴縁を取り付け。簡単な作業ですが、次に壁板の釘打ちをするあたりには胴縁をとめる釘を打たないように注意します。
2.16-17 南西外壁を取り付け。予め胴縁に壁板の位置の印をつけておいて張っていきます。西側は相決り部分に1mmの隙間をつくるように張っていきました。雨で濡れて板が伸びる分の余地を残すためです。しかし雨に濡れたところをみると1mmの隙間では上の板と下の板はぴっちり隙間がなくなっていました。そこで南西側外壁からは板の余裕は2mmみることにしました。相決り部分の幅は10mmあるので、このくらいの隙間なら板ははずれないでしょう。
窓の製作で精密につくる重要性を学んだので、もはやいい加減なつくりはしないようになっています。
タイトルの「野人生活レポート」は後編のお楽しみ。
外壁(西側から外壁を張るの巻)後編 [外壁工事]
外壁工事の続きです。
外壁は38mmのステン丸頭スクリュー釘で留めます。スクリュー釘は一旦打ち込むと簡単に抜けません。見た目がきれいな黄銅釘にしたかったのですがステン釘より価格が高いので諦めました。ステンでも白く輝き十分にきれいです。
釘は板材の上下に打つのではなく、下端から2-3cmのところに1本だけ打ちます。2列目の材を相決り(あいじゃくり)の上に重ね、2列目の下端に釘打ちをすれば1列目の板材は吸湿、放湿で伸縮しながらもしっかり留められます。
板材は焼きいれ後放置している間に完全な平行ではなく、多少湾曲してしまったので3.6mをそのまま使うときれいに横に張れません。少し短くカットしたものをつないだ方がきれいに張れるようです。最初はわからずに、長い板を張ったほうが効率がいいと思いました。反りがひどいのでウンウン唸りながら板を引っ張ってみましたが、そんなもので矯正されません!
つなぎ合わせる部分は胴縁の上にしないと釘でとめられません。そうでないときれいに板が張れません。しかしカット数が多くなれば材料に無駄が発生してしまいます。
そのため私はつなぎ部分の板材の厚みに溝を掘り、つなぎの板材(通称ビスケット)をはさんでつなぐことにしました。
いわゆる雇い実(やといざね)です。これでどこでも好きな場所でつなぐことができます。
溝はトリマーに横溝ビットをつければ簡単に掘れます。横溝ビットはこのあと家具などいろいろな場面で必要になりますので無駄にはなりません。
排気管廻りは自在のこぎりでカットしました。少々の隙間はカバーをつけるのであまり気にせず大胆にカットしました。垂木下の凹部カットもドライバーで穴をあけてから自在のこぎりを使えば難なくカットできます。
うーん。満足。満足。でもこのあと、西側壁はとんでもないことになります。
外壁(西側から外壁を張るの巻)中編 [外壁工事]
透湿防水シートの張り方続きです。(興味ない人にはつまらない話かな?)
透湿防水シートは雨水の流れを考えて下から上に張り上げていきます。上下の重ね代は100mm
、左右の重ね代は300mm必要とメーカーサイトに書いてあります。
窓廻りの防水テープも雨水の流れを考えて下部、横部、上部と順に張り上げていきます。<ずいぶんと几帳面な指示ですね。でもこれが大事なんですよ。>
雨水は開口部から浸入しやすいというので慎重に施工します。
換気口などの配管部分は中心部分を決めてそこから上下左右にはさみを入れていきます。不要部分をカットしたあとはアルミテープで防水措置をします。
2016.2.6 胴縁を張る
透湿防水シート張りが終わったら、その上に厚み18mmx幅45mmの胴縁を張ります。半貫きとも言うようです。ある書籍で厚み24mmまたは18mmが標準と書かれていましたが、この辺りでは15mmが標準のようです。追加の胴縁を探すのに苦労しました。結局、近くの製材所で特別に加工してもらいました。金額はホムセンと同程度でした。
胴縁は透湿防水シートと外壁との間に空気層を作り、夏の熱気を屋根裏へ逃がすために設置するものです。なので、窓廻りはぴったり張らずに隙間をあけて空気が上に流れるようにします。
私は外壁を横張りしますので、胴縁は455mm間隔で縦に張ります。38mmの釘で柱または間柱の上にガンガン打ちつけていきます。
2016.2.7-8 西側外壁張り
いよいよ外壁を張ります。材料を必要長さでカットします。交換後の材料幅が5mm短くなって材料がぎりぎりに限られてしまいました。そこでカットしたあとはどこで使うか組合せを考えながらカットします。
2016.2.8 外壁(西側から外壁を張るの巻)前編 [外壁工事]
2016.2.4-5 透湿防水シート張り
まず最初に透湿防水シートを張ります。のちに内側から張る断熱材から出る湿気を外側に排出しながら外部からの雨は通さないという丈夫な紙です。メーカーものを格安の価格で販売している通販サイトを探し2巻購入しました。
専門家は一人がロールを持ち、もう一人がタッカーで張って行くようですが、私は一人なので予め必要長さにカットして張っていきます。柱と間柱に張る位置の目印をつけておき、そこに合わせて張っていきます。
風のない日を選んだほうがいいです。わずかの風でシートがめくれてしまいますので一人での作業は大変です。
下部は土台水切りの一部に重ねます。金物の水切りにタッカーは効かないので、どのように留めるのか疑問に思っていましたが、いろいろ調べた結果、防水両面テープで留めればいいことを知ります。
窓廻りも予め防水両面テープを貼っておきこれで透湿防水シートを留めました。さらにシートの端は窓枠に防水テープで隙間なくしっかり留めます。防水テープの接着力は非常に強力です。
本来は透湿防水シートは窓枠内部へ折り込むようですが、この部分は畠山サトル氏の「350万円で自分の家をつくる」を参考にしました。
2016.2.3 外壁張りには準備が必要です。 [外壁工事]
<お勧めの参考情報>風予報のサイトを探して米国のものと思われる天気予報のサイトをみつけました。風のある日の焼きいれは危険だと思い真剣に探しました。
世界4万箇所以上の予報を1日3回、10日前から3時間ごとに小雨、雨、本降りの3段階で表示しています。風情報は気象庁より正確です。気象庁情報と併用して使ってはいかがでしょうか。日本の予報ポイントもたくさんありますので、お好きなところを登録してお使いください。
https://www.windfinder.com/forecast/chiyoda_tokyo
「BACK TO MAPS」でお好きなポイントをクリックし、Forcastで天気予報を表示。
(注)昨日NHKのWeb天気予報がリニューアルされ10日間予報と1時間ごとの降雨量が予報されるようになりました。日本の天気予報もようやく世界に追いついたようです。
216.2.2.-3
所用のために帰っていた自宅から現場に戻り、まずは西側から外壁を張ることにします。
順番は次のとおりです。 換気口取り付け→窓取り付け→透湿防水シート張り→胴縁取り付け→外壁取り付け
シックハウス対策の換気口(建築基準法で義務づけられています)は75mmのUV管、エアコン貫通口とキッチン換気扇の排気口は100mmのUV管をつけます。75mm管は床上1.5mの位置にしました。
間柱の余材で四角の枠をつくり、UV管を差し込んでビス留めにしました。万一入り込んだ水を排出するように若干斜めに取り付けます。この枠を柱に固定しますが、やや強度不足の感があります。
横棒を1本差し込んでみると安定しました。(なにげない工夫ですが、よく考えたと自慢です。)
西側には温水器用ケーブルと外部コンセント用の取り出し電線管もつけます。
窓取り付けはそれほど難しくありませんでした。窓は外面が外壁と一致するように柱、間柱から30mm外に出して取り付けます。窓枠に雨水が溜まらないようにとの配慮です。
窓台は水平に取り付けてありますので窓は乗せるだけです。窓枠との間に隙間があきすぎるところには合板の端材を挟み込みます。そして窓台とまぐさの外側から窓に向けてビスを打ち込みます。51mmのビスを使いましたのでビスが窓に突き抜けないように斜め打ちにします。
2015.12.17 外壁材はほとんど不良品だった [外壁工事]
全国の数名の読者の皆様。いつもつまらない記事を読んでいただきありがとうございます。
昨日は記事の更新を忘れてしまいました。大変疲れていてPCをつけたまま寝てしまいました。
2015.12.17
外壁材の面取りを始めます。遠方の(元)製材所で面取りを勧められたので手間かけてやってみます。
面取りはトリマーにV溝ビットを取り付けてカットすればいいと考えます。ネットでV溝ビットは1本600円から5,000円の幅で売られています。安物だと耐久性があるか不安がありましたが、台湾製の一番安いものを買います。
3.6mの板材を全部で150枚以上面取りをしましたが、全く耐久性に問題ありませんでした。
外壁材は13mm厚で表面はきれいにカンナが入っており、裏面には反り防止の溝も入っています。
1枚目は慎重にトリマーを動かし、面取りはまずまずの出来です。
続けて2枚目を面取りして終わったときに直径3cmくらいの節穴があいていることに気づきます。これはまずいでしょう。外壁なので雨水が入る抜け節、欠け節はないものをという条件をつけて注文しています。
残りの束を開封して調べてみると、なんとなんと束の上と下の2枚はきれいな板ですが、間にはさんである板は4枚全てが抜け節をもっています。少々の抜け節ならコーキングで対応しますが、こんなに大きくてこれだけの数の抜け節は論外です。しかも全ての束で表から見える上下2枚だけきれいな板で包んでいるのは悪質です!
2015.12.9-16 外壁材入荷 [外壁工事]
板を重ね合わせて張る下見張りには板材そのまま張る南京下見張りと接合部を相決り(あいじゃくり)にするドイツ下見張りがあります。ネットで調べると相決りの加工代はそれほど高くないのでドイツ下見張りにしようと考えていました。
しかしネットで購入すると運送費だけで5-6万円になり、かなり割高になりそうです。プレカット会社に見積依頼しましたが、なかなか見積が出ません。そこでネットで森林組合関連を調べていて少々離れたところに製材所をみつけます。11月中旬相談に行きました。
社長は二代目で老舗の製材所らしいです。自社で製材するとコスト高になるので今は製材はやっていないとのことです。畳み下に使う板材をみせてもらいました。1年以上野積みで乾燥させてあるそうです。
外壁に使うなら相決り部分を少し面取りしたほうがいいと言います。板は収縮するので伸びたときに面取りしていないと見栄えが悪くなるようです。面取りすれば水はけもよくなると言います。
価格交渉をしましたが、業者に遠慮して業者価格より高めになるようです。坪あたり単価で100円程度しか値引きしてくれません。
翌日、プレカット会社から電話があり、これから見積を送ると言います。なにやらプレカット会社は例の木材会社とつながっており、そこから仕入れる気がします。見積価格から坪単価150円引きでプレカット会社から購入することにしました。