広い庭の草刈も鎌ひとつでやってきたというのに。。。薪割りもノコギリと斧だけでやってきたというのに。。
とうとうチェーンソーを買ってしまいました。クロスカントリーコース沿いにサクラの大木が台風で倒れていたのを見て、あのサクラがほしくてチェーンソーを買ってしまいました。
かなりの大木の根元はすでにチェーンソーでカットされているのですが、まだまだ大きすぎてとても一人では持ち上げられません。もうすこし小さくカットする必要がありますが、ノコギリでは太刀打ちできません。
ホムセンの安いチェーンソーも検討しましたが、メーカーの代理店が近くにありません。ネットではチェーンソーはメンテナンスが大事なので少々高くても近くの代理店から買ったほうがいいとあります。ホムセンで買うと故障したときに簡単に直せないということもあるようです。
チェーンソーでは有名メーカーであるスウェーデンのハスクバーナーが入門機を安く売っています。ホムセンの期間限定品であるエンジンチェーンソーに4,000-5,000円足せば買えます。
通販でも買えますが、あえて代理店から直接買いました。差額は1,300円ほど高いだけです。結果、ここで買って正解だったと思います。
<通販にはないこと>
1)店で組み立ててもらい、試運転もしてもらいました。私にはわからなかったけれど、アイドリングが不安定だったようです。すぐに分解して調整してくれました。
2)燃料のこと、ガソリン缶のことを詳しく教えてくれました。
ホムセンのガソリン缶は錆びがでやすくて、チェーンソーのエンジンを壊す原因になるとのことでした。ガソリンスタンドかカー用品店で買うことをお勧めするとのことです。
3)店先に積んであった伐採木で試し切りをさせてもらい、切り方についていろいろアドバイスしてもらいました。チェーンソーの講習会には出たことがあり、免許はもっているのですが、もう忘れていました。
4)なにより、店先のくぬぎの木(薪として上質の木)をタダでたくさんもらってきました。造園業者が置いていったものなので、ほしい人にはタダであげているようです。あんなに探していたものが、チェーンソーのおまけに付いてきました。感激!
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さて、スノコをすべて取り付け、あとはベンチ用脚と方杖をとりつければ完成と思いましたが、そう思い通りにはいきません。
スライド板を引いてみようとしましたが、ビクともしません。おかしいな。スライド板はベンチ枠には固定していないはずだけど。ビス留めが間違っていないか、一つ一つチェックしましたが、間違っていません。
どうやらスライド板のスノコがベンチ枠にぴったり合わさってはずれなくなっているようです。ビスを緩めるわけにもいかないので、スライド板が乗っているベンチ枠の部分を1mm程度削ることにしました。
ベンチのスノコが乗っているスライド板の杉板も同様です。これも1mmづつ削る必要があります。
まず、バールでスライド板とベンチ枠を無理やりはずします。ベンチ枠にスノコを取り付けた時点でスライド板はベンチ枠の中に埋め込まれていますので、バラバラにはなりません。少しずらした状態でトリマーを使ってスノコの厚み19mmより1mm深い20mmまで削りました。
トリマーを持っていない方は組立ての最初からスライド板に取り付けた杉板とスライド板用スノコを乗せるベンチ枠部分とをノミで削ることをお勧めします。しかし、これは全部で22ヶ所ありますので気の遠くなるような作業になります。
これができれば、脚と方杖の取り付けをして完成です。
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ベンチの脚を取り付ける前にスライド板とベンチ枠を仮合わせします。そしてまずスライド板のスノコをビス留めしていきます。
ベンチ枠の内側に杉板を入れ、高さを合わせたらクランプで留めておきます。こちら側は杉板にスノコの上からビス留めします。ベンチ枠にはスノコは乗せるだけでビス留めはしません。
反対側はスライド板に杉板がすでにビス留めされています。この杉板にスノコを乗せてスライド板の外側からスノコをビス留めしていきます。
写真ではクランプが3個しかないので、自在クランプ(固定力は弱い)とプライヤーまで動員して固定をしています。家つくりではクランプは3個あれば充分でした。
スライド板にスノコを取り付け終わったら、最後にベンチのスノコを取り付けます。スライド板用のスノコは11枚、ベンチのスノコは11枚。それぞれ交互に配置します。
ベンチ用のスノコはすべてスノコの上からベンチ枠にビス留めしていきます。当然、そのままですとビス頭が見えてしまいます。ビス頭を隠すためにはタボで埋めます。少々面倒ですが仕上がりがきれいになります。
タボで埋めるためには、ビスを打つ前にドリルで下穴を開けます。そして下穴に合わせて径10mmの木工用ビットで10mm程度の深さで穴を広げます。その上でビス打ちをします。ビス頭は木材表面より10mmくらい中で止まります。ここに木工用接着剤を入れてから工作用の径10mmの丸棒を差し込みます。そしてノコギリで余った部分をカットすれば、きれいにビス頭が隠れます。
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スライド板はベッドをつくるときに交互に置いたスノコを引き出し、拡張したスノコを支えるものです。
スライド板の天端はスノコと同じ高さになるようにします。そうすればベンチとして使っているときに服にスノコが引っかかることを防ぐことができます。
そのためのスライド板の内側に15mm厚の杉板をビス留めしてスノコを支えるようにします。つまりスライド板の天端からスノコの厚み19mm下げたところに杉板を打っていきます。
スノコの一端はこの杉板に乗せてビス留めします。スノコのもう一端はベンチ枠の上に乗せます。
しかし、そのままだとスノコを引き出したときにバラバラになるので、ベンチ枠の隣に杉板を置きここにスノコをビス留めします。
こうすれば、スノコを引き出したときにバラバラにならず、そして目一杯引き出したときにベンチ枠の反対側にこの杉板がぶつかりストップします。
写真はスライド板に2x4の脚をつけて横に寝かせた状態です。黄色丸の杉板がスライド板に固定する杉板で赤丸の杉板はスノコがバラバラにならないようにする杉板です。まだ取り付けていません。
この板を取り付けるには少々、要領が必要で次回その方法を解説します。
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ベッドの脚そしてベンチの手摺になるものをつくります。
脚は丈夫なほうが安全です。ですからSPF材も厚みが38mmの2x4を使います。脚と手摺の高さはお好みですが、私はバランスと材料取りの効率を考えて680mmとしました。これでベッド天端と手摺上部の間は300mmとなります。
ベッドにしたときの頭の高さと手摺にしたときの肘の高さを考えるとちょうどいい高さだと思います。
もっともベッド天端と手摺上部との間が少しあいているので、目隠しの板を1枚入れました。
写真は脚2本を横向きに置いています。赤丸の部分に5mmの掘り込みを入れています。ベンチの枠をこの掘り込みに中に入れてからビスで留めます。わずか5mmですが、これで体重が載っても簡単には落ちません。わが家の家つくりでプレカット会社がやっていることを真似て多用してきた方法です。
組立てが終わって仮置きしてみると、脚の足元がおぼつかない気がして足下5cmのところに余った木を1本取り付けて補強しました。イモ付けです。
最後にすべてを組立て終わったらスライド板の脚を含めて各脚6本すべてに方杖をつけます。これでベンチ枠にかかる力も脚へ分散されて伝わり丈夫になります。床に傷をつけないように脚裏には5mm厚の板ゴムも接着剤で留めます。
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まずベンチ用の枠からつくります。長さ2000mm、幅436mmです。このサイズはスノコのサイズに応じて決定されました。スノコのサイズは6フィートのSPF材から効率よく材料が取れるサイズによって決定されました。
組立て後の強度が少しでも丈夫になり、かつ1mmの誤差もなく組み立てるために2段組で組立てます。単に板を合わせてビスだけで留めるイモ付けよりもキチンと仕上がります。家つくりの過程で学んだことです。
2段組は写真の2本の枠が直角に交わっている部分をご覧ください。。お互いが組み合うように切り欠きを入れています。1mmも誤差ないように加工することが重要です。
直角を確認するために対辺を測ります。ピラゴラスの定理で対辺の長さはわかりますので、これに合うように微調整します。私は作業台のベニヤ板が直角なので、これに合わせておいてから対辺を確認しました。
本格的家具つくりでは3段4段組が用いられるようですが、素人が専用道具なしで正確につくるには2段組が妥協できる限界だと思います。
長さは長いですが、厚み19mm、幅89mmの1x4SPF材でつくります。加工は比較的容易にできます。丸ノコなら簡単にカットできますし、ノコギリでもカットできます。
ベンチの強度を考えると厚みが倍になる2x4材を使うべきですが、材料代がかなり高くなります。1x4材でも幅があるので簡単には壊れないという期待を込めています。
枠の強度を増すために、枠の途中に補強板を2枚入れています。補強板は枠の上面から45mm下にビスでイモ付けしています。ベッドにするときにスライド板が引っかからない高さです。これで枠の撓みもなくなります。
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ベンチベッドの構造は簡単です。
まず、スノコ板の上に座る形状のベンチをつくります。そしてベッドにするときに引き出せるように、スノコ、脚付きのスライド板をつくります。
スノコはベンチ用とベッド用のスノコが互い違いになるように設置します。スライド板は最大に引き出したときに、ベンチ用の枠に引っかかり止るようにします。
これでスライド板はベンチ用の枠に乗っかるので体重を支えることができます。
完成写真をご覧ください。構造がイメージできると思います。
ベッド高さは38cmとしました。書斎、食事兼用のベッドなので、高からず低からずにします。長さは2mとします。昔の人は畳の長さ1.82mで足りたようですが、現代人は最低2mは必要だと思います。幅はソファー用クッションを置かないので自由ですが、できたら畳の幅0.91mはほしいところです。
私は長さ2mちょうどにしました。これで1x4のSPF材のスノコ幅(スノコどおしの隙間は5mm)が22枚ちょうどになります。幅は6フィートの1x4SPF材が4枚ぴったり取れる456mmとし、これに材料の厚みを加えて863mmとしました。(丸ノコの刃厚2mm計算済み)。少し幅が狭めですが、材料取りの効率を考えて我慢することにしました。
材料代 枠:SPF 1x4 10フィート 3枚、スノコ:SPF 1x4 6フィート 5枚(足りない分は10Fの余り)
脚:SPF 2x4 6フィート 3枚 スノコ留め: 杉板15mmx40mmx1820mm 2枚 脚の方杖:WW 30mmx40mmx1820mm 1本 脚保護ゴム:5mm厚ゴム少々 コースレッド:長さ51mm,75mm 少々 タボ:10mm丸棒1本 合計約4,000円
明日の続編をお楽しみに
]]>Twitter(ユーザー名:@RockyIwa3)にベンチベッドの完成写真を投稿したところ、意外と関心をもっていただける方が多いので、その作り方をブログで公開しようと思います。
現在、家庭の事情で民泊を一時閉鎖していますが、再開したときには現在の作業室をホスト用寝室にしようと思います。民泊を営業していたとき、私はリビングの簡易ソファーベッドで寝ていましたが、リビングはゲスト用寝室とつながっているので、このことが気になるゲストは気になっていたようです。作業室にはドアがついているのでゲストには安心でしょう。
作業室は畳を横に6枚並べたような細長い部屋なので、ベッドをそのまま置くとかなり狭くなります。そこで伸縮式のベッドをつくろうと計画しました。普段はベンチにして書斎用椅子や食事用椅子として使い、寝るときは横に広げてベッドにしようという計画です。
市販品で伸縮式のソファーベッドが売られています。
https://store.shopping.yahoo.co.jp/atroo/002-271-b.html
しかし価格が7万円と高いので買う気になれません。ネット上では市販品を真似してDIYしている人が2-3人います。私も自作をしてみようと思います。
ベンチの上にソファ用のクッションを置けば、ベンチではなくソファーになるのですが、気に入ったソファー用クッションが売られていないので、ベンチそのままでヨガマットを敷いて使うことにします。
寝るときはスライドして幅を広げ、布団を敷きます。
何回かに分けて書きますので、続編をご期待ください。
]]>2019.8.14 夜半に雨が降ったので、明け方、道具小屋の開いたままの窓に仮のビニールを張っておこうとドアを開けたところ、なにやら生き物の気配がします。
思わずウァーと叫んでしましました。
よくみると、時々わが家の庭に現れるドラ猫でした。このブログにniceをくれる「はじドラさん」にそっくりの猫です。私にはすっかり慣れているので「出て行ってくれよ」というと、おもむろに窓から出ていきました。
さて道具小屋は雨漏りの兆候はありませんでした。でも一応、二重防水対策と内装として透湿防水シートを張る予定です。ですから道具小屋はまだ完成ではありませんが、いよいよブログを連日投稿する材料がなくなりました。
このあとは納戸の改装をしてエアコンに竹製の日よけを作ったり、門から玄関まで石畳をつくるつもりでいますが、いつになったら完成するかわかりません。
私のブログはだいたい30名くらいの読者に読んでいただいています。その傾向をみてみると、セルフビルドより民泊関連の記事に興味をもっていただく方が多いようです。
そこで民泊を再開するまでブログもしばらくお休みすることにしました。引き続き拙いブログにご興味がおありの読者はRSSに登録して再開をお待ちください。
いままで、ご愛読いただきありがとうございました。
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ドアはわが家玄関と同じ方式を考えていました。板材を並べて、その上から補強用の板材を上中下と両サイドに打ちつけるものです。簡単でデザイン性に優れたドアができます。
しかし、西側の壁を張り付けるときに半丸材の厚み差によりできたデコボコが張りつけの邪魔になることを経験しています。そこで、わが家の内部ドアと同じ方式に変更することにしました。
30cmx40cmくらいの角材で枠をつくり、ここに半丸材を並べて打ちつけることにしました。急遽、角材の余材がないか探します。寄せ集めではありますが、なんとか枠の大きさに足りるだけの余材がありました。
これを組立て、ドアがきちんと開閉するか確認してから半丸材を打ちつけていきます。蝶番は表から貼るだけにしました。本来、表から貼り付けるだけだと、ドライバーでいつでも外せるので防犯性能がありません。しかし、貴重品を保管するわけではないので、防犯性より簡便性を優先します。
蝶番取り付け場所は半丸材の丸みがあるので平らに堀りを入れてから蝶番を取り付けます。ドアロックは門扉で使うつもりだった落とし棒を横使いしました。
ただ、受け手側の金具がうまく留めつけできません。そこで、これも門扉の鉄棒の支えにするつもりで作った部品を受け口にしました。
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屋根は最も気をつけなければないところです。防水対策として下地にアスファルトフェルトを張ることにします。そして内側から透湿防水シートを張ります。屋根材は半丸材の両耳をカットしたものを並べ隙間はコーキングすることにします。
本来、防水シートとしてはアスファルトルーフィングを張ったほうが完全だろうと思います。アスファルトルーフィングは厚手でめったに破れることはないし、ビス穴程度では水漏れしない材料です。しかし、値段が高いです。
アスファルトルーフィングは紙にアスファルトを染みこませた程度で破れやすいですが、値段が安いです。わが家では浴室の壁の防水にアスファルトフェルトを使っています。比較的、浸水する危険の少ないところです。
アスファルトフェルトは余材がなかったので、ホムセンで切り売りを買ってきました。1Mあたり120円くらいです。
これを屋根に掛けて、四隅は鋏でカットして防水テープで入念にピン穴の防水対策をします。あとはタッカー(大型のホッチキスのようなもの)で壁に留めていきます。
この上に予めカットしておいた半丸材を乗せて上からコースレッドで梁に留めれば屋根のできあがりです。
内側から張る透湿防水シートは余材があります。窓のカーボネートを貼ってから透湿防水シートを張りますので、これが内装の仕上げ材となります。
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壁には明り取りに窓を2ヶ所つけることにします。現在、納戸で雨戸用に使われているカーボネートをもってくる予定です。納戸には代わりにルーバー雨戸をつくります。臨時寝室にするので、風通しをよくする必要があります。
そのため、壁に窓枠をつけますが、考えながらつくったにしては期待どおりに窓枠はできました。本格的な窓枠にする必要はありません。雨が浸入しなければいいだけですから、カーボネートは内側からビスで留めて外側をコーキングしておけば、雨は浸入しないはずです。
窓枠部分は少々細工が必要ですから、時間がかかりましたが、後は半丸材の両耳をカットして合わせていけばいいだけです。
ここまでは順調でしたが、薪小屋と隣り合わせになる西側壁は苦労しました。すでに薪小屋が建っているので、壁の半丸材はここだけ内側から張っていく必要があります。これがなかなかに難しかったです。半丸材の厚みはそれぞれ違うので、内側の壁がぴったり合いません。ビスの打ち込み方を変えてなんとか壁が一体になるように調整しました。
このあと、東側の壁を取り付けて壁は完成しました。今年の遅い梅雨明けのあとで、連日猛暑です。昼間はとても作業できないので、朝の草刈後1-2時間程度だけの作業ですから、なかなか捗りませんでした。
]]>道具小屋といえども小さな家です。梁と土台が必要です。
これは薪小屋と同じ方式をとりました。予め半丸材を縦に2分割して長さを柱間に合わせてカットしておきます。半丸材を半分にしただけなので幅はだいたい6cmくらいになりますが、人が乗っても丈夫なことは薪小屋で実証済みです。
仕口(材料の合わせ目に掘りを入れること)はつくりません。芋づけでコースレッドを打ち込むだけです。万一壊われれば修理するだけです。
垂木(屋根を支える細い木)も必要ないと思っていましたが、壁をつけるときに相手方がないと困るので両サイドだけつけることにしました。
床下に根太(床を支える細い木)は必要でしょう。頻繁に人が出入りして床に乗ることになります。105Cmの間に1本だけ根太を入れることにしました。かなり本格的ですね。
床材にはことのほか太い半丸材を選びました。両耳をカットする手間をかけるべきか迷いましたが、カットして隙間無く並べることにしました。この先、壁をつくるときには防水対策のため半丸材の両耳をカットすることは必然です。そのときのために練習になるでしょう。
さてカットした床材を並べて置いて、乗ってみるとビクともしません。完全に丈夫な床ができました。
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コンクリートで基礎をつくることはしません。たかだか、道具をしまっておく小屋ですから、雨だけ凌げれば、万一地震で潰れても諦めがつきます。
測量も精密にはしません。多少の誤差は製作過程で吸収していくつもりです。
2019.7.17 工事開始です。柱は薪小屋と同じで一部を土に埋める掘っ立て方式です。土に埋める部分には防腐剤をたっぷり塗りましたので4-5年で腐って倒れるという心配もないようにしておきます。
ただし垂直に立てることには気を使い、水準器で正確に垂直をとりました。しかし、水準器だけで垂直をとったので、ドアをつくるときに計測したら、上と下で1cmの誤差がありました。
床下の土の上にはビニールを張り湿気が上がってこないようにしました。
わが家はベタ基礎(建坪全体をコンクリートで覆う方式)ですから湿気対策は要りませんでしたが、布基礎(木製土台を置くところだけコンクリートにする方式)では湿気を防ぐため床下全体ををビニールで覆うことは知っていました。
]]>どうしても道具小屋をつくらなければならない事情がでてきました。今は一時閉鎖している民泊ですが、いずれ再開するつもりです。
そのときにホストである私の寝床をどうするかという問題があります。営業していたときはリビングのソファーベッドを使って寝ていました。リビングはゲスト用の寝室とは廊下、玄関をはさんで反対側にありますが、各部屋にはドアがありませんから同一空間で寝ることになります。
ゲストから文句を言われたことはありませんが、稀にこの事実をレビューに書くゲストはいました。
あまりプライバシーを言う社会もどうかと思いますが、次回再開するときには、この問題を解決しようと思っています。
現在は作業室として使っている納戸を改装して臨時の休憩室をつくろうと思います。そのためには現在、納戸に置いてある電動工具など捨てるわけにいかないものの保管場所が必要になります。
そこで薪小屋の横に道具小屋をつくろうと決意しました。材料は半丸材を使うつもりですが、電動工具など雨に濡れてはいけないものを保管しますので、防雨対策をしっかりとしなければなりません。
大きさは大きいほどいいのですが、薪小屋の横に用地はあまりありません。幅85cm奥行き105cm高さ180cmで屋根は20/100の勾配をつけることにしました。残った半丸材でギリギリできる大きさでしょう。
設計図は特につくりません。家つくりをやってきたので、頭の中で組立てができています。
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<「ゲートつくり残りの半分編」で予告していた反省会の投稿を忘れました。改めてここに編入します。ごめんなさい。>
一応、門はつくりましたが、今ひとつ気に入っていません。
塗装は白で塗りましたが、下塗りのブラウンのほうが雰囲気が良かったかもしれません。家の外装は自然に溶け込むウォールナット色にしましたから、門も自然に溶け込む色のほうが良かったと思います。白を使ったのは室内をモノトーンでまとめて成功したので、門扉も最初から白にしようという思い込みがあったと思います。
このあと作った柵はブラウンでまとめました。門扉の反省を生かしています。
ゲートはなるべく軽くつくろうとして半丸材の両耳をカットしましたが、これで半丸材の自然の味が失われてしまいました。中途半端に製材した材料のようになってしまい、自然に溶け込む雰囲気が全くなくなっていましました。
キャスターがうまく機能するか不安に思いながらつくったため、軽くすることばかりを考えましたが、重い材料を使ったほうが、ゲートは安定したかもしれません。
キャスターに頼らず少し持ち上げて移動させていますので、キャスターでなくてもよかったかもしれません。
完成したあと、それほど強くない風でゲートが倒れそうになりました。ゲートを支える落とし棒では、門扉が開かないようにすることはできましたが、倒れには弱かったようです。
これはずぐに対策をしました。落とし棒をはずして長い鉄棒を抜き差しできるようにしました。
小さな落とし棒
長い鉄棒
大名屋敷の小門をイメージしたゲートの開閉は全くイメージどおりに機能しませんでした。小門を開くとキャスターつきの反対側柱では小門を支えられずに倒れていまいます。製材した太い角棒でつくればうまくできたかもしれません。半丸材では薄すぎて重さに耐えられないのかもしれません。
もはや新たに試作する気もしないので、人の出入りは頭をかがめてゲートの中をくぐっています。通販の運送会社さんも同じようにくぐっていました。
同じようなものを作ろうとする読者がいましたら、これらの反省点を踏まえて改良してください。
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2019.6.5 測量開始しました。水路の擁壁は上流に向かって傾斜していますので、柵を水平に立てるためには水糸を水平に張っておく必要があります。
そして敷地地面と水糸の距離を測って各位置の柵の高さを決めていきます。柵を埋める穴の深さは20cmとしました。柵は多少ぐらついても問題ないでしょう。穴掘りの省力化を図ったほうがいいです。10本もの穴で石ころと格闘したらと考えると気が遠くなります。
今年の梅雨は長雨でしたので、雨と雨の合間に作業をします。
2019.6.11 柵の塗装と設置を完了しました。思ったイメージどおりに、いい感じの柵が3mおきくらいに10本立ちました。
この柵と柵は竹でつなごうと思い、近くの竹薮に入ってみましたが、ちょうど若竹が成長している時期で手ごろな竹を7-8本切り出すのは大変だと思われました。すぐに竹は止めてシュロ縄でつなぐことにしました。
シュロ縄をつなぐために柵の上段と下段2ヶ所づつ10mmのビットで穴を開けます。この穴にシュロ縄を通していこうという計画です。
最後の穴を開けたところで10mmのビットを庭のどこかで紛失していまいました。少々高いものなので、何度も真剣に探しましたが伸びてきた雑草に隠れて見つかりません。残念!悔しい!
2019.7.7 シュロ縄完了。途中、免許更新で自宅へ帰ったり、長雨が続いたりでようやく柵とりつけ完了でした。
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わが家は自然公園法第二種特別地域にあります。建物を建てるにあたり事前許可が必要となっています。この申請で建物のみならず、敷地廻りに垣根をつくる計画を出しています。「高さ1~1.5m直径10cm程度の木杭を40本打ち、竹もしくはシュロ縄でつなぐ」計画を出しています。
このときはホムセンで木杭を買ってきて頭を叩いて立てることを考えていました。しかし、今はこの土地は下に石がごろごろしていて木杭を打つことは無理だとわかっています。
また近くの製材所で半丸材が安く手に入ったときに木杭でなく半丸材の柵にしようと考えを変えています。
自然公園法は管轄の農林事務所へ出して許可をもらっていますが、あれから4年半経ったのに何も言ってきません。おそらく忘れられていると思います。
柵の本数も40本はほどんど無理です。手で石だらけの穴を掘らなければならないので、10本くらいがいいところです。なので、敷地の四方に柵をつくることは止めて一方だけとします。幅1.7m深さ1.5mの水路側だけは柵がないと危険なので、ここだけ柵を打つことにしました。
半丸材はなるべく太いものを選び、長さをカットするだけで自然な風合いを生かします。塗装はブラウンの木部保護塗料を使います。門扉つくりの反省をここで生かします。
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さて、残りの半分のゲートは、さらに半分に折りたたんで人の出入りを気軽にできるようにしようという構想です。大名屋敷の小門みたいなものですね。ネットでそんな発想の写真をみて参考にしました。
ですから、まずゲートの半分の半分を設置します。柱を立てて、ゲートをつけて、ここにもキャスターを取り付けた脚をつけます。
この半分の半分を設置してみると、すでにつくった半分のゲートと傾斜が合わない気がします。どちらが間違っているのか、いろいろ計測してみましたが、よくわかりません。背景となる道路自体が傾斜しているので、目の錯覚が生じているようにも思えます。
しかし、ここまできたらやり直しはする気になれません。少々傾斜が違っていたところで、機能性にはは関係ないはずです。このまま作業を進めることにしました。
最後に残りの半分の半分を組み立てれば完成です。これは現場合わせをしてカットします。門扉と門扉を合わせるところで、精密さが要求されます。
門扉と門扉はラチェットで開閉できるようにします。ですから隙間が大きすぎるとラチェットが留まりません。隙間がなければ門扉は合わさりません。
傾斜問題もここで解決します。両方のゲートが合うように組み立てます。ここでもセルフビルド家つくりの一人作業ノウハウが生かせます。誰かに支えてもらう代わりに仮の支え木を取り付け、ここに材料の片方を載せておけば、反対側の取り付け作業が一人でできます。
2019.5.22これでようやく完成です。明日は問題点と修正点を反省します。
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