最後の工事アプローチつくり 第6章 [アプローチ]
2018.4.10-12 半丸材を買ってくるの続き
近所の製材所から半丸材を買ってくるだけで3日間かかりました。
買った半丸材の束は3m長さで40-50本以上あります。しかし製材所の社長から「買うなら全部もって行ってほしい。一部だけもって行くのはダメ」と言われました。
アプローチに必要なのは5-6本でしょうが、余りはストーブの薪にしても惜しくはない値段です。
ところで、わが愛車に3mものを載せるのは無理ですが、半分の1.5mくらいなら載せられます。そこで製材所の隅で半丸材をカットさせてもらうことにしました。
カットは勿論、手ノコです。家の製作中には結構、手でノコギリを引いています。少々時間がかかるとは思いました が、できるという成算はあります。結局、これで2日と少々費やしたという訳です。
カット長さは正確に測る必要はないので、1本だけキチンと半分にカットして、あとはこのサンプルを参考にどんどんカットしていきます。
愛車の荷台が一杯になると自宅まで運びます。この往復を1日に3回くらいやりました。
これが真夏だったら大変だったでしょうが、幸い季節はいいので汗はほとんどかきません。膨大な半丸材を前にただただ格闘しただけでした。
2日目もあと少しで全部終わるという時に雨が降り出しました。しばらく様子をみていましたが、諦めて翌日出直すことにしました。これが正解でした。
というのは、その晩、寝ながら考えました。そうだ、あの半丸材は門扉の製作に使えそうだ!
翌朝、愛車の助手席をはずしました。キッチンの長い天板をIKEAで買って運んできたときの手法です。1.5mの板では門扉には短すぎます。わが家への入口は幅5m位はあります。板はもっと長いまま運んでくる必要があります。
残っていた10本程度の半丸材は2.7mくらいにカットして運んできました。
こうして運んできた板材はアプローチで使う分だけ除いて、庭の隅にブルーシートをかけて保管しておきました。
(写真では小石でつくった石垣がみえます。薪小屋を立てる場所を整地するとき造ったものです。ここで密かにアプローチつくりの練習をしていました)