キッチンの完成に向けて楽しい工作 後編 [設備]
またまた私のブログの写真詳細をひとつづつチェックしている人がやってきました。いつもと同じで12時前後に集中してチェックしています。一体どなたでしょうか?
ところでIKEAのキッチン用排水キットが床のVU50管には小さすぎてゆるゆるです。洗面所の排水キットでできたようにVU50用防臭ゴムも嵌りません。
そんなはずはないと思い、よーく施工説明書をみるとなんと適用国に日本が入っていません。
実は排水キットを買う前にIKEAの係員にUV50に接続できるか聞いていました。そうしたら係員は業者向けマニュアルを出してきて、そこにはUV50に適用できると書いてありました。どういうことでしょう。
一応メールでIKEAの相談センターに問い合わせをしました。ロールカーテンの不良品問題でやりとりが数回必要で最終回答までに1-2週間かかることはわかっていました。
問い合わせと同時にVU・VP管の規格表をみてみるとVP40ならうまく嵌りそうです。ホムセンで50から40への異径ソケットを買ってきました。VP40管そのものは3-4cmもあればいいのですが、売っている2mものは高いうえに買っても余材は使わず無駄なので水道工事会社から3-4cmだけもらうことにしました。
後日IKEA相談センターからの回答は専門業者のメールを転送したもので、私の考えと同じく異径ソケットを使っているというものでした。
2017.8.28 キッチンの完成に向けて楽しい工作 前編 [設備]
2017.8.27-28 キッチンに備品取り付け
キッチン天板を乗せたので脚に固定します。脚の下から天板に向かってビスを打ちます。厚みを計算してあるのでビスが天板を突き抜けることはありません。
次にシンクを上から落とし込みます。シンクには専用金具があり、これで天板にきっちり留めるようになっています。
水栓はイラストの施工説明書のとおりにやったら難なく取り付けられました。
シンクの大きさが小さいですが、スウェーデンのシンクは洗面所と同じように水を溜められるようになっています。水を溜めて食器を洗えるようになっているのだと思います。水を溜める金盥は別途必要ありません。ですからシンクの大きさは小さいほうがいいのでしょう。文化が変われば発想も変わるものですね。
<隠れた貴重情報>
後日、このシンクに水を溜めて蕎麦を湯がいた鍋を洗いました。そうしたらシンクの周りに水跡が残って消えません。ステンの質が悪いのかもしれません。ネットで水跡を消す方法を探し、いろいろな洗剤を試しましたが消えません。ところが、あるとき偶然、トイレシートを拭く除菌ペーパーを交換していて、これで水跡をこすってみたら見事に消えました。単なるアルコールがステンの水跡には効果的です。
2017.8.10 大型家具の移動で危険な目に合う [設備]
次男が取引先からもらったドイツ製大型家具が仮置きの状態になっています。家具の定位置にはすでにフローリングを張ってありますから、いつでも移動できる準備は整っています。
移動は次男が手伝ってくれることになっていました。この日、次男がクルマのジャッキを持って手伝いに来てくれました。
2台のジャッキで持ち上げ、その隙間にキャスターを入れて移動させようという計画です。道具は準備していましたが、本当にうまくいくかはやってみなければわかりません。
わが愛車のジャッキと次男のジャッキ2台を家具のバランスがとれる位置に入れて声を合わせて持ち上げていきます。家具が倒れる危険もあるので慎重に上げていきます。1cmだけ上げればいいのですが、なかなか家具が浮きません。
おかしいなと思っていると何となく家具全体がこちら側に傾いている気がします。次男に「傾いていないか?」と声をかけると次男が立ち上がって「傾いている」と言って家具を反対側に押しました。すると100Kg以上はある家具が一気に2cmくらい浮きました。危ないところでした。二人とも家具に押しつぶされる寸前でした。
さてキャスターを入れてジャッキを抜くとあとは思った以上に簡単でした。片手でも大型家具はゴロゴロと移動します。1時間半くらいかかりましたが、所定の位置に家具を納めてほっとしました。
写真は撮ってもらったのですが、保存を忘れました。
2017.8.9 トイレ工事は問題あるもナイスリカバリー [設備]
通販で到着したトイレ便器を排水管に合わせてみると大変なことがわかりました。排水管が床から垂直に立っておらず、少しだけ傾いているために排水管を規定の長さにカットしても便器の穴がすっぽり嵌らないのです。
施工説明書をよく読むと「規定の長さで入らない場合はあと20mmカットしてもよい」とあります。そこで特別措置として20mmカットした排水管に便器を差し込むとなんとか入りました。水タンクも仮に取り付けてみると壁にこすりながら納まることは納まります。しかしタンク裏に通す配線の余地がありません。
結局、水道工事会社に偏芯ブッシュを取り付けてくれるよう頼みました。元々トイレ設置は見積に入っていますが、偏芯ブッシュ作業はサービスにしてくれました。
そうなると便器を設置する前にクッションフロアを張って置かなければいけません。すぐに張ることにしました。
2017.8.8-9 トイレ工事
トイレには幅木もつけました。石膏ボードに黒の塗装をした幅木です。
翌日、水道工事会社が来てトイレ便器の設置をしてくれました。
そのあと、仮説水道からトイレまでの排水溝用の溝掘りもやってくれました。トイレから浄化槽までと浄化槽から側溝までも後日、無償で溝堀りしてくれることになりました。感謝!感謝!
2017.7.28 洗面台の脚はもちろんDIY [設備]
2017.7.24-28 洗面台の取り付け
キッチンと同じように洗面ボウルの脚を計測します。キッチンの天板高さは床上85cmでしたが、洗面ボウルの高さは床上75cmにします。
脚は2セットだけなので簡単ですが、脚の位置が壁の間柱位置に合いません。このまま脚を壁にビス打ちしたら石膏ボードだけで留めることになり、強度が足りません。
そこで脚と脚の間に板を渡し、この板を壁に固定することにしました。洗面ボウルを乗せる台にもなるので丁度いいでしょう。
次に床にクッションフロアを張ります。洗面所は脱衣所兼洗濯機置場でもあるので形状が複雑です。狭い面積ですが、クッションフロアを張るのは苦労しました。
クッションフロアが張れたので、洗面ボウルの脚を取り付けます。水平もきちんと取れています。その上に磁器製の洗面ボウルを乗せます。
固定方法はIKEAの説明書によるとコーキング剤を塗るだけです。コーキング剤を接着剤として使っているようです。これだけでしっかり留まるか不安ですが、スウェーデン方式を信用しましょう。
洗面ボウルが脚台に乗ったら排水管と水栓をつけます。排水管はIKEAの排水管セットです。おそらく日本にはないトラップ(排水口からの臭いを防ぐ仕組み)方式だと思います。あまりに簡単な構造なので、これで水が漏れないのか不安がありますが実績あるものなのでしょう。
すでに設置してあるVU50管との接続は日本製防臭ゴムで行いました。施工説明書には書いてありませんが、IKEAの管にぴったり嵌りました。
水栓は日本ではあまり見かけないデザインのもので気に入って買いました。説明書どおりに簡単に取り付けられました。
このあと洗面台にはアクセントとして黒の横ラインを入れました。
2017.7.23 浴室の天井を張ってやっと浴室完成 [設備]
時々、ブログ掲載写真の詳細を片端から見ている人がいます。GoogleかSo-netが許諾が必要な写真か調べているのでしょうか。それにしては昼間の11時から1時ころに時間をかけて集中して見ているのは不自然です。私の写真はすべて個人情報を削除しているので、実害はないと思いますが。。。
2017.7.21-23 浴室工事完成
浴室工事は途中で止めてドイツ製家具の移動など一人ではできない作業の準備を優先していました。家具の移動は息子が来て手伝ってもらえることになっています。
ようやく準備作業としてのフローリング、玄関ドア、キッチン天板の作業が終わり、浴室工事再開です。
あとは天井張りが残っています。天井材は何を使うかずっと迷っていました。防水性に優れた材料がいいと思い、メーカーサイトを探しました。今ではユニットバスが主流になっているためか、なかなかこれはいいという材料に出会えません。
それで思い切って外壁材と同じ杉板を使ってみることにしました。浴室天井は常時水に濡れるわけではないので杉板にクリアの木部保護塗料を塗っておけば10年くらい問題ないでしょう。10年経てば私の寿命が先にきます。
早速ホムセンで相決り(あいじゃくり)加工した杉板を買ってきます。プレカット会社から買った外壁より単価が高いですが、枚数が少ないので良しとします。
天井板は壁にぴったりつけず、目透かしという隙間を設ける張り方にします。天井裏には透湿防水シートを張ってあるので、これで問題はないでしょう。デザイン上もきれいです。
板を計測どおりカットしてスクリュー釘で固定します。外壁と同じ要領なので簡単に取り付けできました。
これで浴室の難工事もやっと完成です。<天の声:いやいや床勾配の修正が残っていますぞ>
2017.7.20 手製のキッチン作り 穴あけ編 [設備]
2017.7.19-20 天板に穴あけ
天板にシンクとIHヒーターを入れる穴をあけます。重くて作業台に上げることはできないので、作業台は分解して片付けました。間柱の端材を重ねた低い台を用意し、ここに天板を乗せました。
天板裏側にカット線の墨線を入れ、穴をあけていきました。やり直しはききませんので慎重に確認します。
ドリルで四隅に穴をあけて自在のこぎりとパイプソーで切るいつもの方法をとりましたが、材料は厚いし堅いしでなかなかうまく切れません。汗びっしょりになりながらの作業です。
ドリルの穴はたくさんあけて少しづつノコギリで切りました。裏側は墨線どおりに切れましたが、ノコギリが傾いたまま切ったのでしょう。表側は墨線から1cmくらいずれているところもあります。
でもシンクにもIHにも縁がついていますので、なんとか表面からわからないように納まりそうです。
この部分はもっと上手な切り方を考えるべきでした。
天板取り付け後の写真です。お見苦しいのでボカシを入れました。夏なのでこんな格好で作業しています。肉付きの良かった体が痩せてしまいました。まさに仙人です。
2017.7.20 手製のキッチン作り 脚取り付け編 [設備]
2017.7.17-18 天板脚取り付け
クッションフロアを張ったあとに天板の脚を取り付けます。取り付け箇所は壁に間柱があり、床に根太がとおっている箇所です。脚の上からビスを打ち込んで留めます。脚は縦3本に上下2本の角材で作ってますが、そこそこ強度はありそうです。
実際、天板を載せたあと、天井の修理のため怖々天板の上に乗りましたが、しっかり体を支えてくれました。
作り方は畠山サトル氏「350万円で自分の家をつくる」を参考にしています。
取り付けたあとの水平をみると1本だけ表側で1mm程度高いところがあります。思い切ってこの部分は分解してカット調整しました。しかし今度はその隣の脚が0.5mm程度低くなりました。この程度は無視しましょう。
脚のカバーになる合板を買ってきてカットし塗装をしました。一日乾燥したあと室内に入れたら部屋全体に化学臭がします。フロアの接着剤の臭いか合板からの臭いかわかりませんでしたが、のちに塗装の色が変わったので合板の臭いでしょう。合板はシックハウス対策F4の製品ですが、塗料との化学反応を起こしたか、そもそもの品質に問題があったようです。3-4週間は臭いが抜けず吐き気がすることもありました。
2017.7.20 手製のキッチン作り 脚つくり編 [設備]
2017.7.11-14 キッチン脚カット
キッチンの脚を作ります。納戸のドアを作るときに失敗した材料と屋根の垂木が1本余ったもので脚を作ります。キッチン天板は水平が保てないといけないので1mmの誤差もないように計測します。壁際の水平は水準器を使えば間違いなく墨つけできますが、床は必ずしも水平でないのでキッチン表側の水平は計測が難しいです。一応水平がとれたと思う長さでカットします。
キッチン下側の壁は塗装する必要がないと思っていましたが、脚をカットしてみると壁も塗装してないと不恰好だと思いました。塗装のあとはクッションフロアを張ります。
2017.7.15-16 クッションフロア張り
キッチン下はフローリングを張らずに水に濡れてもいいクッションフロア(ビニールシートの床材)を張ることにしました。
クッションフロアは通販で頼みましたが、事前にメーカーのアンテナショップで色見を確認して選びました。張り方は通販会社リストアのサイトで確認しました。HPの動画どおりに施工したら、案外とうまくできました。
壁際の余分な材料をカットするところだけがうまくできません。カッターが深く入りすぎたり浅すぎたりでガタガタになってしまいました。専用カッターがあるようですが、通常カッターで代替したためにきれいに切れなかったようです。
ここには幅木はつけないつもりでしたが、あとで幅木で誤魔化すことにしました。
床の接着剤は気をつけて扱ったつもりですが、知らないうちにどこかでつけた接着剤を表面につけて汚れてしまいました。
でもアルコール消毒液で擦ると汚れはとれます。
2017.7.10 さっそくIKEA製品をとりつけてみる [設備]
2017.7.9-10 LEDとロールブラインド
キッチン作りの前にLEDとロールブラインドの取り付けをします。
LEDは電球色の400lmが1個50円でセールされていました。私は西欧風にあまり明るくない電球色の明かりのリビング・寝室でゆっくり過ごしたいと考えていたので、もっけの幸いでした。
日本人は昼間色の明るい蛍光灯を好むのでスウェーデン好みの電球は売れなかったのでしょう。
ロールブラインドは幅を自分で好きな長さにカットして使えるようになっています。組立て説明書はイラストで表現されているので世界中どこの国の人にも理解できるようになっています。しかし、部品精度が悪くうまく組み立てできないところがありました。よく見るとポーランド製になっています。
かつて日本企業が賃金の安い中国で製造すると品質が落ちたのと同じことですね。
精度の悪い部品のためと思いますが、降ろしたブラインドが思うところで止まりません。結局購入した7本中3本を交換してもらいました。リーゾナブルでそこそこデザインもいいのに残念です。
交換後のロットは極最近製造されたもののようで、部品精度はぴったりに作られていました。