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2016.10.18 押入れの台まで出来上がり [建具]

押入れの天井が張り終わったので壁に石膏ボードを張っていきます。押入れ内の壁は丈夫な12mm厚でなく9mm厚のボードでコスト削減です。

 

三方の壁を張ったら台の取り付け位置をマークしていきます。まず一ヶ所床からの高さを決めたら水準器で水平をみながらマークしていきます。床からの高さはバラバラの可能性がありますので、決める高さは一ヶ所にするわけです。事実マークした床高さはバラバラでした。

 

次に台を乗せる支えを取り付けます。私は一番安い15mm厚の杉板を選びました。これを三方に取り付けたあと合板を掛けてスリムビスで固定しました。

 

子供の頃に悪いことをすると閉じ込められた押入れにそっくりです。最初は押入れに閉じ込められると泣いていましたが、そのうち慣れてかえって押入れの中が快適に感じられてきました。最後は親も私を押入れに閉じ込めるのを諦めたようです。

 

CIMG1664-bl.jpg

 

この程度のものですが、出来上がりをみて満足感に浸りました。いづまでも、いつまでも満足感で充実したまま見惚れていました。


タグ:押入れ
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2016.9.13-16 屋根裏の補強用に合板を張る [建具]

軸組み木造住宅の場合、小屋束(屋根裏の短い柱)が地震などで転ばないように小屋束どおしを貫き板でつなぎます。きれいじゃないですね。大工さんの中にはきれいに作りたいので貫き板を省略する人もいるそうです。まして我が家は天井裏は表わしで梁も小屋束も丸見えです。

 

ロフトは手摺で小屋束どおしをつなぎますので構造上もデザイン上も問題ありません。しかし、そのほかの部分は垂木(屋根を載せる棒)でつながっているだけです。地震などで簡単に倒れそうです。

 

中間検査のときにこの疑問を検査員に聞きました。そうしたら「補強方法はいろいろあるけれど、屋根下の壁の一部を石膏ボードでなく、構造用合板にして釘を150mm間隔で打てばいい」と教えてくれました。ツーバイフォー工法ですね。

 

これを実施するため9mm厚の構造用合板を買ってあります。これを屋根の形にカットして取り付けました。しかし、簡単ではありませんでした。

母屋(屋根下の梁)の形もカットしてはめ込もうとしたのですが、この部分がきつくて入りません。何度もカットし直してようやくはめ込みました。どうやら小屋束が完全垂直に立っていないため母屋も少々理論値からずれているようです。

 

いい加減に小屋束を立てた咎がこんなところに現れました。


タグ:構造材
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2016.9.8-12 建具まわりには造作が必要だ [建具]

我が家のドアは全部で5+2枚です。プラス2はあとで設計変更してカーテンに変えました。(観音扉を計画していたところですが、素人では観音扉はぴったり合わせることが難しいことに気づきました。)

 

基本は各部屋の間にドアはつけない設計ですが、トイレとか脱衣所はドアが必要でしょう。でもそれ以外は天井がないのでドアは意味ないと考えました。それにロフトから各部屋が見渡せたほうがいいでしょう。

 

現代の家は子供部屋などプライバシー尊重ですが、昔の日本の家はふすまを隔てただけで家族全員がひとつ部屋に揃って生活していました。家族が揃って生活することは狩猟採集生活をしていたホモサピエンスの本能だと思います。

今の子供たちが孤独に陥りやすいのは、こんな生活スタイルの変化も影響しているのではないでしょうか。

 

石膏ボードを張る前にドア廻りの壁を確定しておかなければなりません。今は柱と梁があるだけです。

押入れは洋風化粧板のドアにするつもりですが、引き戸の予定なので鴨居と敷居をつけなければなりません。トイレのドアは少し小さめにするつもりなので間柱の追加が必要です。

 

ドア高さは2mに統一することにしてドア上枠をつけていきます。正確につけないとあとでドアが開閉できないことになります。1mmの誤差もないように柱に墨つけをして仮筋交いに使った材で枠を取り付けます。間に端材を入れて梁との間隔を確保します。

 

CIMG1656-bl.jpg

 

押入れドア上部にはアルミアングルをつけて鴨居溝にはめ込むことにします。畠山サトル氏の「350万円で自分の家をつくる」に作り方は詳しく書かれています。

和風のふすまのような構造だと鴨居の溝加工が大変ですが、この方法なら丸ノコで筋を入れればすみます。ただし、溝は一直線にキープしないとドアが開閉できなくなります。息をとめて丸ノコを動かしました。

 


タグ:建具
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