2016.9.8-12 建具まわりには造作が必要だ [建具]
我が家のドアは全部で5枚+2枚です。プラス2はあとで設計変更してカーテンに変えました。(観音扉を計画していたところですが、素人では観音扉はぴったり合わせることが難しいことに気づきました。)
基本は各部屋の間にドアはつけない設計ですが、トイレとか脱衣所はドアが必要でしょう。でもそれ以外は天井がないのでドアは意味ないと考えました。それにロフトから各部屋が見渡せたほうがいいでしょう。
現代の家は子供部屋などプライバシー尊重ですが、昔の日本の家はふすまを隔てただけで家族全員がひとつ部屋に揃って生活していました。家族が揃って生活することは狩猟採集生活をしていたホモサピエンスの本能だと思います。
今の子供たちが孤独に陥りやすいのは、こんな生活スタイルの変化も影響しているのではないでしょうか。
石膏ボードを張る前にドア廻りの壁を確定しておかなければなりません。今は柱と梁があるだけです。
押入れは洋風化粧板のドアにするつもりですが、引き戸の予定なので鴨居と敷居をつけなければなりません。トイレのドアは少し小さめにするつもりなので間柱の追加が必要です。
ドア高さは2mに統一することにしてドア上枠をつけていきます。正確につけないとあとでドアが開閉できないことになります。1mmの誤差もないように柱に墨つけをして仮筋交いに使った材で枠を取り付けます。間に端材を入れて梁との間隔を確保します。
押入れドア上部にはアルミアングルをつけて鴨居溝にはめ込むことにします。畠山サトル氏の「350万円で自分の家をつくる」に作り方は詳しく書かれています。
和風のふすまのような構造だと鴨居の溝加工が大変ですが、この方法なら丸ノコで筋を入れればすみます。ただし、溝は一直線にキープしないとドアが開閉できなくなります。息をとめて丸ノコを動かしました。
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