畑で野菜つくり その1 [畑]
畑をつくって野菜を育てることはセルフビルドの家つくりの目的のひとつです。野菜があればお金がなくとも生きていくことができるでしょう。
昔の人、すくなくとも江戸時代の武士階級は給与収入を得られなくとも、野菜をつくれば自活ができることを知っていたようです。
私は国内の主な都市も海外の各地も仕事で行ったことがあります。高級レストランでの食事も経験しています。高級車も乗り回してきました。もう、そんなことには興味がありません。自分でつくった野菜を食べて生きていければ充分です。
もう少しかっこよく考えるなら、マヌ法典にいう林住期のように必要最低限の身の周りの道具で必要最低限の生活をしていく。隣のご隠居の生き方にふさわしいでしょう。
2018年冬になってから民泊業の合間に畑つくりを始めました。スコップ1本で作りますから、最初は1.5m x 5mくらいの面積を20cmくらい掘り下げた畑をつくります。
しかし、この土地は田んぼを埋め立てて造成している上に、山砂が少ない土地柄からか大きな石ころがたくさん埋められています。少し掘ると石にぶつかります。
重機をもってくれば、簡単に掘り返せることはわかっていますが、レンタルで借りれば運搬代を含めて1日3万円くらいはかかってしまいます。スコップで掘れば時間はかかりますが、タダです。時間はいくらでもありますから、ここはスコップを選択します。
掘り上げた土はフルイにかけて砂利を取り除きます。砂利は門扉をつくるときの土地整備に使おうと考えています。
民泊ゲストがいない合間につくりましたので、結局2ヶ月半かかりました。2019.3.15に小さな畑が完成しました。薪ストーブで出た灰を都度、この畑に撒きましたので栄養も充分と思われます。