あこがれの薪ストーブを設置した 据付編その2 [薪ストーブ]
さて外側へ出したダブル煙突は軒先でダブルのT曲煙突をつけて向きを上に変えます。そしてここでも壁面取り付け金具で母屋(天井の梁)に吊り下げます。
しかし今日はサポートしてくれる人がいませんから、ひとりで煙突を支えながら取り付け金具を設置します。
どうやって煙突を支えておくか考えました。まず紐で母屋にくくり付けてみます。紐なら割と簡単にひとりでくくり付けることができます。
その上で取り付け金具の長さを調節して母屋へビス留めをします。この取り付け金具で重いダブル煙突を何本も支えますから重要な金具です。しかし、ひとりでもしっかりと取り付けることができました。
さてT曲煙突の上には長さ約80cmの直筒煙突を3本立ち上げて最後にH笠のトップをつけます。
まずは1本直筒煙突をつけて軒先の垂木(屋根材を支える木)との間に壁面取り付け金具をつけます。
この金具は屋根と煙突との距離を保っておくもので、構造は簡単です。ですからアルミバーを買ってきて自作しました。
写真はまだ仮支えの紐が縛ってありますが、すでに取り付け金具はついているので、いつでも紐ははずせる状態です。言葉で説明すれば簡単にやったようにみえるでしょうが、煙突どおしは、きっちりはめてビスで固定しなければならないので、なかなかに大変な作業です。
最後の直筒2本とトップは下で組み立てておいて、これを持って屋根に登ります。そして上から下の煙突と接続します。
セルフビルドで屋根に登ることには慣れていますので、恐怖心を感じずにやってのけました。ひとりで作業する方法はその場で考えれば何かしら考えつくものです。
煙突トップからは番線を2本垂らして垂木にぴんと張りましたので、少々の風でも煙突が倒れることはないでしょう。(完成後今現在、まだ本格的台風は経験していませんが。。。)