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素敵なゲスト インド人ご家族編 [民泊の実態]

お泊りいただいたゲストの中には印象に残るような素敵なゲストがいます。

 

30代のインド人ご夫婦と7歳の息子さんに2泊していただいたことがあります。来日してまだ間もなく、1年後にはインドへ帰るそうです。

 

この7歳のBoyは目がくりくりっとして、めちゃめちゃかわいい子でした。アメリカン・スクールに通っていて日本人の友達もいるそうです。英語ももちろん理解できます。

 

私は日本語を日本語で教える日本語教師の資格も持っているので、日本語の挨拶を教えてあげました。「こんにちは」「こんばんは」「おはようございます」を絵をみながら教えます。賢い子で三つともすぐに覚えました。

 

覚えるとご両親のもとへ飛んで行って興奮気味に何か報告しています。たぶんヒンディー語かなにかでしょう。でも「こんばんは」を解説していることは、すぐにわかりました。

 

翌日は観光から帰ってくると私と並んで薪ストーブの前でじっと火をみつめています。「今日はどこへ行ったの?」と聞くと「Beach」とだけ答えます。

 

あまりにかわいいのでお母さんの了解をいただいて「コアラのマーチ」のお菓子をあげました。お母さんからは毎晩、インド紅茶を1杯ずついただいていたので、そのお礼の意味もあります。「コアラのマーチ」は彼の好物だったらしく、大事そうに食べていました。

 

帰りは門で車のお見送りをしましたが、彼は少し悲しそうな目をしていました。


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素敵なゲスト イタリア人ご夫婦編 [民泊の実態]

お泊りいただいたゲストの中には印象に残るような素敵なゲストがいます。

 

「海外からのゲストはこんな所が違う 夕食編」でも書いたイタリア人ご夫婦の話です。

 

Airbnbのゲストは比較的若い世代のゲストが多いです。しかし、このご夫婦は定年退職したばかりの年代です。

 

イタリア全土を巡ったのち、アメリカで1ヶ月過ごしてから日本へやってきました。日本へ到着してまだ2-3日ですが、これから1ヶ月かけて日本各地を訪問する予定だそうです。その後、一旦イタリアへ帰るそうですが、再び東南アジアなどにチャレンジする計画だといいます。

 

お二人の行動はきびきびしていますが、ご主人は髭も鼻毛も伸びて少しやつれている印象でした。大きな荷物をいくつも持って、成田からレンタカーでやってきました。慣れない日本の交通網の中をクルマで移動するなんて行動派のご夫婦ですね。

 

世界旅行といえば、豪華客船で世界一周などを思い浮かべますが、Airbnbで世界旅行をすれば、リーゾナブルにかつ、行く国々で生活そのものを楽しみながら旅行ができそうですね。

 

食事は日本で買ったスパゲティーとワインを楽しんでいました。缶入りのワインはほんの一口だけの食前酒という様子でした。こんなところがイタリアの人らしいです。


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素敵なゲスト 芸大生編 [民泊の実態]

お泊りいただいたゲストの中には印象に残るような素敵なゲストがいます。

 

どういう理由でわが家を選んでいただいたのかわかりませんが、芸大生2人組に1泊していただいたことがあります。

 

なぜ、このお二人が印象に残っているかと言えば、予定している訪問先がほかのゲストとは少し違うからです。

 

通常、わが家に泊まるゲストの多くは定番の観光地へ行く計画を持っています。私も計画のないゲストのために、ユネスコ登録された観光案内パンフレットなどを用意しています。

 

しかし、芸大生が行く計画をしていたのは一見不思議な名前の博物館です。(もちろん、わが家近隣にある正当な美術館へも寄る計画だそうですが。)

 

彼ら学生仲間の間では、この不思議な名前の博物館は有名だそうです。やはり芸大ですから視点が違うと思いました。

 

私もわが家をセルフビルドで作るに当たっては、普通の家を建てたのでは面白くないと思っていました。一見変哲のない材料でも視点を変えれば面白くなる、そんな材料で家をつくりました。

 

例えば、ただの裸電球でも天井から垂らしたら貧相そのものですが、レトロなソケットを壁に取り付ければおしゃれになります。ただのスダレでも天井に取り付ければおしゃれな天井になります。

 

CIMG1961-bl.jpg

 

ですから、芸大生とは趣味、趣向があうのでしょう。年齢差を越えて楽しい会話ができました。

 

<後日談:不思議な名前の博物館のレビューを頼んでおいたので、あとでメールしてもらいました。評論家並みの視点から観察していて、結論は期待ほどのことはなかったようです。>


タグ:芸大生
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民泊をするゲストのマナー [民泊の実態]

民泊には旅館・ホテルと違うマナーがあります。

 

私は民泊ホストはもちろん、ゲストにもなったことがないまま民泊の運営を始めたので、このマナーについて私はむしろゲストに教えてもらったというのが本当のところです。

 

最初の4-5組のゲストは本当にきれいにわが家を使ってくれました。民泊ってゲストがこんなに気を使って泊まってくれるんだと思ったものです。

 

使った食器を洗ったり、寝具をきれいにたたんでチェックアウトするのは勿論のこと、ゴミ箱は用意していたにもかかわらず、これを使わずにレジ袋にゴミをまとめてくれたりとか、あるいはタオルは用意していたにもかかわらず、不要なタオルは使わなかったりです。

 

旅館業の40代ご夫婦がお泊りになったときには、洗面所の水栓までピカピカに拭いてお帰りになりました。専門家でないと意外と水栓が汚れるものだと気づかないと思います。

 

このご夫婦の場合は特別だと思いますが、たいていのゲストはきれいに設備を使うことが当然と思っているようです。

 

確かにAirbnbは「現地の人から借りる家」とか「暮らすように旅をする」と謳っています。

 

民泊事業としてマンションの一室を又貸しする業者も多いかと思いますが、本来は個人の家に泊まらせてもらうことから始めた事業ですから、まるで知人の家にでも泊まるようなマナーが自然と根付いたものと思われます。

 

しかし、マナーがわかっているゲストばかりでなく、中にはとんでもないゲストもいます。旅館業のご夫婦から聞いた話では、そんなトンデモ ゲストが10組に1組の確率でいるそうです。

 

世の中、多様性とかダイバシティーとか言われていますが、こんな多様性は困ったものですね。

 


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海外からのゲストはこんな所が同じだ [民泊の実態]

中国人のご主人とベトナム人の奥さんがご夫婦で1泊したことがあります。結婚したばかりでお二人とも20代と思われます。日本で知り合ったというご夫婦でお二人の会話は共通語である日本語でしていました。

 

私は中国に駐在していたことがあるので、中国の食事のスタイルについて話題にしました。中国では茶碗に手は添えますが、テーブルに置いたままで食べます。日本人にとっては非常にめずらしい食べ方です。

 

すると、ベトナム人の奥さんがベトナムでは日本と同じように茶碗を手に持って食べると言います。そうなんですね。中国だけが独特の食べ方なんですね。中国人のご主人に言わせると茶碗を手に持って食べるということは、お腹をすかせていてガッツいた食べ方になるそうです。

 

次に私は箸のマナーについて話します。日本では箸をご飯に刺したり(立て箸)、おかずを選ぶときに迷って箸をあちこち移動させたり(迷い箸)、手の代わりに箸で人や物を指したり(指し箸)いろいろとやってはいけない箸のマナーがあります。

 

これは中国でも全く同じマナーがあると聞いていたのですが、なんと!なんと!ベトナムでも全く同じマナーがあるそうです。

 

ベトナム人の奥さんと、どの国が一番最初にこのマナーをつくった国なんだろうと話しましたが、中国だろうということで意見が一致しました。

 


タグ:箸の習慣
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海外からのゲストはこんな所が違う 夕食編 [民泊の実態]

イタリア人のご夫婦が退職後の世界旅行でわが家に1泊したときに聞いたことです。

(ヨーロッパでは退職するとたいていの人が世界旅行をするようです。退職してセルフビルドで家を建て始める人はいないようです。??)

 

ご主人と話していると、「日本人は夕食を何時ころ食べるのかね。われわれはたいてい夜89時ころから食べ始めるんだ。」

 

そう言いながら、日本の夕食時間を知っていたのか、6時ころから持参したパスタを湯でて、缶入りのワインを飲みながらご夫婦で食事をしていました。一緒に居る私に気を使って、母国の習慣と違って早めに食事を摂ったのでしょう。

 

そう言えば、昔イタリアに個人旅行をしたときに6時ころレストランに行ってもほかに客はいなかったですね。

 

それまで迎えた海外ゲストは外で食事をして、帰ってくるのが8時ころでしたから、食事時間というのはあまり気にしていませんでした。しかし、これは民泊ホストとして重要な情報でした。

 

実はある事件があってからAirbnbのわが家のリスティングに「門限22:30」と明記していたのですが、主に日本人向けに書いたつもりでした。ですから英語は併記していませんでした。

 

繁華街のないわが家周辺で、海外から来るゲストは不案内な夜遅くに帰ってくることはないだろうと思っていたからです。

 

ところが、フランスからの30代のご夫婦が連泊したときに、2日目の晩に帰りが11時近くになりました。どうやら、4-5駅離れた町でゆっくり夕食をして、当然のようにこの時間に帰ってきたようです。このご夫婦はAirbnbのレビューが30件くらいあるベテラン旅行者でした。

 

全く悪気はなかったようです。「門限22:30のハウスルール」にも気づいていなかったようです。英語表記がなかったので、これはこちらの落ち度でした。

 


タグ:夕食
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海外からのゲストはこんな所が違う シャワー編 [民泊の実態]

海外からのゲストを迎えていると共通点があることに気づきました。

 

わが家の浴室はシャワーのみで浴槽がありません。

 

日本人なら風呂は浴槽に浸かってゆっくりしたいと考えるものでしょう。私もセルフビルドの家に浴槽をつくることを検討しましたが、結局シャワーだけを設置することにしました。

 

第一に浴槽をつくるためにはかなりの熟練した技術がないと失敗する可能性があると思いました。浴槽にはお湯を貯めるので水漏れを起こしてはいけません、これが意外と難しそうです。

 

第二に浴槽に浸りたいときは近くに温泉がたくさんあるので困らないと考えたことです。

 

第三に仕事でイギリスへ行ったときのイギリス人の言葉が印象に残っていました。一緒に行った日本駐在のドイツ人が日本では自分の子供たちが浴槽で喜んで、はしゃいでいると話したときのことです。

 

ホスト役のイギリス人が浴槽はきたないと言ったのです。シャワーで体も設備も洗い流すほうが清潔だと言いたかったのでしょう。そういう考え方もありますね。もっとも背景にはお互いの歴史的習慣があるでしょうけれども。

 

確かに海外からのゲストの中でもヨーロッパ系のゲストは浴槽に拘わりません。しかも朝のみシャワーを浴びれば十分のようです。

 

日本人は、ほぼ100%風呂は夕方に浸かるものだと考えていますが、これも歴史的習慣による違いなのでしょう。


タグ:シャワー
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海外からのゲストはこんな所が違う 観光地編 [民泊の実態]

海外からのゲストを迎えていると共通点があることに気づきました。

 

わが家の近隣には見所スポットがたくさんあります。いわゆる観光地というところです。お土産屋さんがたくさんあって、観光客で混雑しているところです。

 

人がたくさん集まるところへ行って、一回りしたら次の観光スポットへ移動するというスタイルが日本人の典型的な旅行の仕方ではないでしょうか。

 

しかし、海外ゲストの中でも特にヨーロッパ系のゲストは観光スポットをあまり調べておらず、単に自然を求めてウォーキングをしたいというゲストが多いです。

 

私はすでに行く場所を決めてきているゲストにはあまりアドバイスはしませんが、漠然とこの地域の自然が見たいというゲストには2箇所のコースをお勧めしています。

 

一つは標高1300mの登山です。しかし、頂上付近までクルマで行けるので実際に歩く標高差は300mくらいのコースです。ハイキング時間は4時間半でちょっと歩くには丁度いいくらいです。

 

もう一つは海岸に沿った遊歩道でハイキング時間は4時間から6時間。都合のいいところでいつでも鉄道の駅にアクセスできるコースです。

 

いづれのコースも実際に歩いたゲストには好評でした。「観光客も少なくて、なぜこんないいコースを歩いている人が少ないんだろう」と言うゲストもいました。

 

日本人で海外へ行って同じ宿に2泊、3泊して、こういう風に旅行を楽しむ人はあまりいないのではないでしょうか。忙しく動きまわる旅行もいいですが、ゆっくり自然を楽しむ旅行もいいですね。

 


タグ:民泊観光地
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海外からのゲストはこんな所が違う IH編 [民泊の実態]

海外からのゲストを迎えていると共通点があることに気づきました。

 

わが家のキッチンにはIHを設置しています。セルフビルドで建てた家ですからIHも電気工事士免許をとって自分で施工しました。

 

自分で施工するとIHは驚くほど安く設置できます。通常、IHの販売価格は20万円ほどします。私は通販で有名メーカーもののIH本体(グリルと3コンロ付き)を37,000円で購入しました。

 

電気配線は配電盤からキッチンまで200Vの専用ケーブルを敷くだけです。200V専用のコンセントは近くの電材店で購入しました。200V専用ケーブルは太いので。少々取り回しが大変ですが、難しくはありません。

 

設置は本体に付属している施工説明書どおりにすれば何も問題ありません。専門家に設置してもらったのと変わりなく設置できます。

 

CIMG1957-bl.jpg

 

日本在住の海外ゲストは別として、海外から到着したばかりのゲストにIHを使っているかと聞くと今までの100%のゲストが使っていないと応えます。

 

東南アジアでもヨーロッパでも海外ではIHは普及していないのでしょうか。お湯を自分で沸かしてもらう必要がありますので、簡単に使い方を教えます。そうすると、めずらしそうに説明を聞いています。

 

ウォシュレットが一時期、日本へ来た海外旅行客の間で便利だと話題になったようですが、IHはどうなんでしょうか。火災の危険が少ないので便利なものだと思いますが。


タグ:IH
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海外からのゲストはこんな所が違う 玄関編 [民泊の実態]

海外からのゲストを迎えていると共通点があることに気づきました。

 

私は仕事でヨーロッパ各国には何度も行きました。中国には4年ほど駐在していたこともありますし、出張ではアメリカも東南アジアにも行ったことがあります。

 

ですから、海外の人々の行動に特別な違和感を感じたりしないものと思っていました。でもわが家に海外の人を迎えてみると、こんなことができないんだと驚かされるがあります。

 

玄関で靴を脱ぐことが日本独特の習慣であることはよく知られたことです。わが家へ来た海外のゲストも当然のこととして靴を脱ぎます。

 

しかし、玄関のタタキの上で靴を脱いで、そのままタタキに立って汚れた足のままでフロアに上がります。何もいわなければ100%の海外ゲストは、このような靴の脱ぎ方をします。

 

CIMG1788-bl.jpg

 

わが家の玄関は設計ミスで少々狭いものになってしまいました。その上、シューズボックスを上がり框と反対側に置いたのでシューズボックスとの間に敷台を置いて、ここに立てるようにしました。

 

日本人ゲストは何も言わなくても全てのゲストが敷台に立ってからフロアに上がってきます。しかし、海外ゲストにはこの敷台の意味がわからないようです。

 

そのことに気づいてからは海外ゲストには玄関での靴の脱ぎ方をやって見せて、レッスンをしています。

 

靴を履くときも敷台の上で不安定な姿勢で履こうとするので、上がり框に座って履けば楽に履けることを教えています。この靴の履き方を教えると、とてもうれしそうに靴を履いています。

 


タグ:海外ゲスト
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2018.11.5 物干し竿台をつくる [設備]

2018.11.5 物干し台を作りました。久々のDIYです。

 

今まで洗濯物は庭の木と柵の間にロープを張って、ここに干していました。しかし、民泊では布団カバーという大物を干さなければなりません。どうしても物干し台が必要になります。

 

近隣の家々では少し大きめのコンクリートキューブにステンレスパイプを立てたものを二つ1組で使っています。おそらくホムセンで売られていると思います。

 

しかし、セルフビルドをスタートしたときから洗濯物はロープに吊るしてくると、わざわざ物干し台を買おうとは思いません。

 

物干し竿は竹を使わず、耐久性のあるステンレスパイプを使うにしても、物干し台は自作できるじゃありませんか。

 

わが家には近くの製材所で一束2,000円で買ってきた半丸材がいくらでも余っています。これで物干し台を作ってみることにしました。

 

構造は簡単です。半丸材2本でX字を作り、二つのX字の足元を長い半丸材でつなぎます。X字の上にステンレスパイプを置いてロープで縛りつけます。これで四角の構造が作れますので、自立するでしょう。

 

X字の中心はボルトで留めておけば、必要なときには折りたたんで片付けることもできます。

 

CIMG1953-bl.jpg

 

実際に作ってみると、いろいろと間違いに気づきます。

 

まず、X字を折りたたむことは一人では無理です。意外と重いものになったのでほぼ固定式となりました。

 

次にたいした風でもないのに、四角の構造体は簡単にひしゃげてしまいました。ステンレスパイプを紐で縛った程度では頑丈な四角構造体にはなりませんでした。

 

そこで、足元に火打ちをとりつけます。ここは家の建築をやってきた知識が役立ちます。火打ち材は家の床下と天井裏の四角の隅にとりつけるもので、地震などで四角構造体がひしゃげないようにするものです。

 

これで完璧に自立して頑丈なものができました。塗装をして完成。完全オリジナル作品です。庭をお持ちの方はお試しください。


タグ:物干し台
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