固定資産税評価額が意外と高いのはなぜ 後編 [固定資産税]
2018.2.5 貸し駐車場としての雑種地を点検に来る
雑種地と宅地の区分けとしてロープを買ってきて張りました。クルマを止める場所も2台分だけロープを張りました。家の面積の10倍を越える部分はすべて雑種地にしようと思います。
確認申請時に土地面積の測量はDIYで自分でやっています。なるべくこのとき計算したラインに沿って線引きしました。面積計算が楽だからです。
現場に来た役所の担当者(電話してきた人)から雑種地評価の説明がありました。「現状、この土地は雑種地として10%として評価されていますが、見直しにより50%になります」と言います。
??で質問もできませんでした。
そして宅地と雑種地の境が敷地に対して斜めになっているのはおかしいと言います。理由があやふやで意味がわかりません。
結局、上司に相談するとして一部土地を計測して帰っていきました。先日は親切にアドバイスしてくれたのに、今回は理不尽に駐車場を認めようとしない応対は一体何なんでしょう。
2018.2.8 相談結果を聞きました
駐車場の取扱いを上司と相談した結果がどうなったか連絡がないので、こちらから電話して聞きました。「極力ご要望に応える方針です。後日申請書を郵送します」という回答でした。
この応対は組織の問題なのか担当者の資質の問題なのか何なのでしょうか。固定資産税の高さと相まってイライラ。
固定資産税評価額が意外と高いのはなぜ 中編 [固定資産税]
2018.1.31 固定資産税制度について質問する
先日、役所の職員から渡されたチラシを読んでも意味がわからなかったのでネットで情報を集めました。なおわからない点を電話して聞きました。土地、建物の固定資産税は実に複雑な体系です。
2018.2.2 固定資産税課から突然電話
先日、固定資産税の評価に来た役所の職員の一人から突然電話がありました。
「家を建てると土地評価額が1/6または1/3になる特例は家の面積が土地の1/10までで、これを越えると特例は適用がなくなる。このまま評価すると固定資産税は10万円強となる。別荘地などでは一部山林として評価することが多いが、この土地は樹木がないのでそのように評価できない。先日は固定資産税についての説明をしなかったのでお知らせします。」というものでした。
えっ、いきなり固定資産税が10倍になるものなの?いろいろ質問すると土地の一部を駐車場として貸せば固定資産税は減額されるらしい。すぐに駐車場にすると答えました。
固定資産税評価額が意外と高いのはなぜ 前編 [固定資産税]
今まで固定資産税について研究しておらず、勝手に田舎の土地の固定資産税は安いのだろうと甘くみていました。なにしろ、ここの土地を買ってから払ってきた土地の固定資産税は300坪あまりに対して年間1万円ほどでしたから。
とんでもない間違いでした。ご存じない人が多いと思いますので、ご参考に役所とのやりとりを書いておきます。
2018.1.25 固定資産税評価資料
家屋の登記はまだ終わっていませんが役所から自宅宛に固定資産税評価の通知が来ています。係りに電話すると「今から建物の設計図をもらいに行きたい」と言います。役所にしては素早い行動ですね。必要という図面を渡しました。
2018.1.29 固定資産税評価実施
3名の役所職員が評価をしにやってきました。最初に担当者から書類を2通渡され「住所・氏名だけ記入してください。あとはこちらで記入しておきます。」と言われました。そして取得税の控除に関するチラシを渡されました。書類について何も説明なしっていうのもどうかと思いますが。
二人は窓の大きさを計測して、その数字をを記入しています。もう一人は電気設備を記入しています。これで評価できるんでしょうか。
もっとも矩形図面を先に渡していますから、ある程度は建物の材料も構造も把握していると思います。電気設備を記入している担当者に「電気配線図もありますよ」と尋ねましたが「いいえ結構です」と言われました。
最後に責任者らしき人に「建物だけでいくらくらいかかりましたか」と聞かれました。評価の参考にするんでしょうか。それとも単なる興味だけで聞かれたのでしょうか。
購入した資材は細かいものまで全て記録してありますので、概算金額を答えた後で「評価額はそれ以上になりますか」と聞くと「いいえ、そこまでいかないと思います」という回答です。
郵便ポストのDIY 後編 [設備]
さてポストつくりの構想が決まったので、OSB材をカットしていきます。組立てはスリムビスを使って留めていきます。屋根は我が家の屋根と同じく、桟木をとりつけておき、そこに傘釘をガルバの波山から打ち込みます。
しかし、取り出し口の透明プラスチックに蝶番を付ける作業が難しかったです。プラスチックにビスは効きにくいです。接着剤と併用してなんとか留めることはできましたが、耐久性には問題があるかもしれません。
郵便物の投入口もスプリングでぴったり閉じると思っていましたが、どうやっても若干の隙間が開いたままになります。ここから雨が浸入する危険があります。(実際、設置後の雨はここから若干ですが浸入しました。)
風雨対策は実物の家ほど神経質になる必要はありませんが、設置場所を変更することにしました。当初は門の脇の仮設電気ポールに取り付けようと考えていましたが、玄関前の軒下に変更しました。多少は雨風から守ることができるでしょう。
最後に電線ケーブルの端材で作った「POST」表示と「名前」を張って完成です。ネオンサインを見て思いついたアイデアです。文字が多少傾いて取り付けてあるところがいいでしょう。
2018.1.26 郵便ポストのDIY 前編 [設備]
2018.1.17-26 郵便ポスト
シューズボックスの端材で郵便ポストをつくることにします。通販は隣家の住所を参考住所として記載すれば問題なく配達されていました。偶の郵便物も郵便局は地番を把握しているらしく配達してくれました。しかし、宅配便の不在通知はドアにはさんでくれても風で飛ばされます。郵便ポストは必要ですね。
郵便ポストDIYの問題点はどのように屋根から雨が浸入しないようにするかです。三角形の屋根にすると板の合わせ目から容易に雨が浸入すると思われます。
そこでホムセンで売っていたガルバリウムの小さな屋根を思い出しました。ガルバリウムの波板を折り曲げただけのものです。しかし自分で折り曲げようと思っても波板は強度があって簡単に曲がりません。おそらく機械で曲げたものでしょう。
取り出し口は透明プラスチック板に蝶番をつけて開閉できるようにすればいいでしょう。ここからの雨水浸入には上げ下げ窓試作品に使った隙間スポンジを貼れば対応できるでしょう。
郵便物の入口は裏側からの板で通常はシャットダウンしておき、投入するときはバネを押して開くようにします。本物の郵便ポストと同じ構造ですね。
2018.1.13 シューズボックスのDIY [設備]
2018.1.11-13 シューズボックス
シューズボックスを作ります。デザインはいろいろなサイトを参考にしましたが、小学校のゲタ箱風のシューズボックスにしようと決めました。
材料は合板を使うつもりでホムセンへ行きましたが、同じ合板でも集成材でできたドイツ製OSBなるもので挑戦することにしました。OSBは塗装せずにそのまま使ってもいい雰囲気の家具になるかもしれません。
材料カットは丸ノコを使いましたが、SPF材などと比べると切りクズが大量に出てメガネで保護しないと危険なほど飛びます。少々扱いにくい材料です。
組立てには目立たないようにと小鋲クギを使いましたが、強度不足になるようです。スリムビスを使ったほうが断然強度が出ます。OSBの厚さが9mmですからビスを打ち込むにはギリギリの厚さです。
組立てが終わってみるとOSBの生地はそれなりの雰囲気ですが、モノクロの室内には似合いません。やはり白で塗装したほうがよさそうですね。
パテを塗ってから白の塗装をしました。このほうがモダンな良い感じでしょう。
電気温水器はいろいろと問題でしたよ 第6章 [電気温水器]
2018.1.24 電気温水器に断熱材を追加
昨年12月21日に電気が通じてから電気温水器をフルに沸かしてシャワーを使ってみました。1週間ほど稼動すると電気代が非常に高いことがわかりました。
この対策として第5章に書いたように新メニューに切り替えたわけですが、もうひとつ料金高騰の一因として電気温水器の自然放熱が大きそうです。冬のこの時期で何も使わなくとも一日に10℃くらい放熱しています。
断熱材を追加して放熱を抑えれば、かなり電気代が節約できそうです。そこで実際に断熱材の追加をする前にメーカーの担当者の意見を聞いてみました。第2章で書いたシャワー混合栓の故障対応で出張してきた温水器メーカーのメンテナンス担当者です。
彼の答えは「メーカーが断熱材の厚さを含めて承認をとっている。それにタンク板が薄いので膨張に耐えられるように断熱材を厚手にしていない。断熱材を追加するなら自己責任でやることになる。」でした。
どうも釈然としません。温水器メーカーと電力会社は電力を使うように手を結んでいるというのは考えすぎでしょうか。
実際、タンクの上部は金属の板で外板に直接つないで強度を保っています。放熱という観点からいえば、放熱し放題です。冬寒い時期には外板がほんのり暖かくなっています。設計上はほかに手段があるはずです。
いずれにしても、メンテナンス担当者の意見を聞いた結果、自己責任で断熱材を追加してみることにしました。
温水器上部の蓋をはずしました。すでにタンクまわりはぴったりと薄手の断熱材が張られています。すでにある断熱材と温水器外板の隙間に縦方向から我が家の外壁に使った断熱材を追加で入れました。さらにタンク底と上部にも断熱材を追加で入れてみました。
これで一日に10℃の放熱が6℃の放熱まで抑えられました。電気代換算で1.5割節約、月額900円程度の効果です。残念ながら思ったほどの効果ではありませんね。
電気温水器はいろいろ問題でしたよ 第5章 [電気温水器]
サービスセンターにオール電化メニューの切り替えの問い合わせをしたときの回答:「メニューを切り替えた場合、現状の設備によっては無料だった引き込み作業の工事代金を払ってもらうことがあるので、ご承知おき下さい」
この発言は気になったのでホームページで電力会社の約款を調べてみました。確かに「新規引き込み工事から1年未満にメニューを変更した場合は工事代金は自己負担」と書かれてあります。
2018.1.22 再びサービスセンター
再びサービスセンターへ問い合わせをします。今度の担当者は前回と別の人ですが、実務に詳しい担当者でした。
この担当者は必要なアドバイスを過不足なくしてくれました。結論は、「新規工事から1年未満の変更でも設備を撤去しない限り、工事費の自己負担はない」というものでした。さらに「工事費用が発生する場合は申込人へ事前に承諾を求める」というものでした。
これで安心してメニュー変更の申し込みができます。ネットを通じてメニュー変更の申し込みをしました。
次のことはは裏話です。
実は電気メニューの変更を申し込む前に現行メニューで料金を下げる方法を検討していました。
現行メニューは非常に複雑な料金体系ですが、バグがあったのです。分電盤にタイマーを設置して15分おきに夜間電気スイッチのON OFFを繰り返すだけで電気料金が半額になります。タイマーの価格も高いものではなく、電気工事を知っている人なら簡単に取り付けができます。
しかし、新メニューを知って比較してみると新メニューはタイマー付きと比べて月額300円程度高いだけです。これなら違法性に疑問(?)があるタイマー方式より新メニューに変更したほうがいいでしょう。
電気温水器はいろいろと問題でしたよ 第4章 [電気温水器]
新しいオール電化のメニューの問い合わせに応対してくれたサービスセンターの担当者はかなり実務に詳しい人でした。
しかし、我が家の電気使用量を確認したあとで、次のように言います。
「スマートメータは電力会社側で制御しているので、新メニューに切り替えるとかえって電気料金は割高になります」と。
よくよく聞くと電力会社の制御とはリミッターのことのようです。リミッターというのは電力会社側で契約したアンペア数をコントロールする設備です。(リミッターがない電力会社もあります)
具体的には契約アンペア数を越える電流が流れると電気の供給をストップします。再び電気を流したいときにはリミッターの切替スイッチを元に戻せば流れます。なお、契約電流を大きくしたいときはリミッターも合わせて交換します。
つまりスマートメーターでない従来の計量計であればリミッターを交換すれば済む話です。ですからサービスセンター担当者に重ねて聞いてみました。「スマートメーターの制御は電力会社で変更することはできないのですか」と。
答えは「そういう要望もあるので技術的には変更は可能です。」というものでした。おそらく電気の知識がない人は最初の回答で諦めてしまうところでしょう。サービスセンターの回答としてはかなり問題含みの回答ですよね。消費者向けの説明としては何らかの法律に引っかかりそうです。
担当者は最後に「メニューを切り替えた場合、現状の設備によっては無料だった引き込み作業の代金を払ってもらうことがあるので、ご承知おき下さい」と言います。
この発言はとても気になりました。続きで書きますが、これは単なる脅しでした。
電気温水器はいろいろと問題でしたよ 第3章 [電気温水器]
2018.1.18 オール電化メニュー
電力自由化後2年経過していますが、いつの間にかオール電化のメニューが変わっています。
自由化直後のオール電化メニューは自由化前のメニューに比べて最終料金がいくらになるかわかりにくく、しかも自由化前と比べると割高になるということを公表しています。これらの問題に顧客からの指摘があってメニューを追加したようです。あるいは後述する自由化後のメニューのバグもメニュー追加の理由かもしれません。
電力会社のホームページのメニューを改めて見てみないとこの変化に気づきませんでした。基本料金の設定に自由度が増えています。新メニューに切り替えれば料金は明瞭でかなり電気料金が節約できます。
実際に電気温水器を稼動してすぐに電気料金が非常に高いことがわかったので、新メニューはありがたいことです。
そこで引き込み工事をしてまだ1ヶ月しか経過していませんが、新しいメニューに切り替えができるかサービスセンターに聞いてみることにしました。
サービスセンターに聞いた結果は、異様に企業利益を優先するセールスをされたという印象でした。 今まで企業間競争がなかったので、どこまで説明すべきか、説明しなくてよいかがわからないのではないでしょうか。
例えばこんなことがありました。次回へ続く。