押入れの敷居つくり方教室 後編 [建具]
さて、邪魔なアンカーボルトの頭です。
幸い米松を少し掘り込めばうまく納まりそうです。掘りすぎると穴が貫通してしまいますので慎重に深さを確認しながらドリルで掘ります。なかなか位置も深さも合わず、何度も現物合わせしては修正しながら穴開けをします。実に面倒です。
最後はこんなものかと妥協しましたが、2-3mm深さが足りず後にドア作りで苦労しました。
2-3mmの妥協が命取りです。建具は精度が大事です。
敷居の設置ができるようになったら、表側にドア戸車が入る溝を2本作ります。溝はアルミアングルを嵌めこんでV字溝にする計画です。アルミアングルは90度角ですが、寝かせるとV字溝になります。ここで外壁の面取りに使ったV溝ビットが役立ちます。
(あとづけで写真撮影したのでフローリングも張り終り、敷居も黒で塗装しています。)
一直線に溝を掘らなければドアが開け閉めできなくなります。トリマーにジグをつけて慎重に溝を掘ります。トリマーに付属のジグをつければ一直線に掘れます。
そのあと接着剤をつけてアルミアングルを嵌めました。溝深さはアルミアングルの厚みも計算に入れて決めたのでぴったりです。
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