2015.12.1-8 小窓量産 [窓製作]
依然として窓の話です。読者のみなさんもうんざりでしょう。実は私もうんざりしていました。
自宅から戻り小窓の量産をします。この頃は自宅で所用があり毎月1回帰らなければなりません。効率が悪いですが、過酷な環境ですっかりやせ細った体力を回復するにはいい機会です。布団だけでは寒くなってきたので毛布も買います。
小窓は全部で4個なので、それほど手間はかかりません。途中でシュウ酸による染み抜きとか少し劣化した軒下垂木の塗装とか雑事をしながら進めます。
シュウ酸は劇薬指定薬品ですが、木材染み抜きで使われており錆び痕の染みを抜くのによさそうと思い、手に入れたものです。薬局で売っていますが、劇薬なので薬局で聞くと不審な顔をされ、なお且つ売っている店はほどんどありません。ようやく自宅から少し離れた薬局でみつけたものです。しかしほどんど効果はありませんでした。キッチンハイターで十分です。
外壁は価格の安い杉板を焼き杉にして使うことに決めていました。板の外壁は耐久性がないでしょうが10年保てば十分です。10年経てば私の寿命が先にきます。
この考えはカナディアンファームのオーナーから聞きました。板屋根とか漆喰壁を使ってセルフビルド=DIYでこじゃれた建物群を建てている方です。「100年保つ家を建てようとは思っていない。5年で十分」と言っていました。