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思い出のゲスト ドイツ人学生たち [民泊の実態]

思い出をよみがえらせてくれたドイツ人の学生たちがいます。

日本の大手企業でインターンをしているドイツ人の学生が男性3名女性1名で2泊しました。

 

インターンは大学生の身分で日本の企業(外資系も含む)に来て給与なしで業務を学んでいきます。それが卒業のための単位取得になります。受入側の社員は彼らに仕事を教えなければなりませんが、彼らに奉仕するのみで、ほどんどヘルプになりませんから受入れを嫌がる社員もいます。

 

私もかつてインターン生と少々お付き合いをしたことがあります。私は業務を教える立場にはありませんでしたが、彼らの休日に富士山とか佐原の町を案内したり、参禅会に連れていったことがあります。それぞれ皆、応対が丁寧で気のいい人たちでした。

 

さて、ゲストのドイツ人学生たちは12月の少々寒い日にわが家に泊まって、小雨の中ハイキングをして自然を楽しんでいきました。傘は持たず、フードを被っただけの彼らは自然によく溶け込んでいました。

 

彼らはいつも外食でしたが、給与をもらえないので、おそらく質素な食事をしていたものと思います。そんな彼らは毎晩わが家でグリュー・ワインをつくっていました。ドイツ伝統の温かいワインで、冬の寒い季節に飲むととてもおいしいものです。

 

私にも毎晩このグリュー・ワインを分けてくれました。とてもおいしかったのでレシピを聞いておきました。

 

実は、私も一人でベルリンへ出張したときに街中の屋台で飲んだことがあります。ドイツ人学生のつくったグリュー・ワインはこのときの物より数段おいしいものでした。

 

安物の赤ワインを鍋で温め、中にオレンジの輪切り、シナモン、八角、砂糖それにグローブを入れ、ひと煮立ちしたらできあがりです。

 

あとで自分でつくってみてわかりましたが、グローブを入れないと、かつて私が屋台で飲んだ味にそっくりでした。グローブは少々高いですが、これを入れることによって味に深みが増します。

 


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