民泊をするゲストのマナー [民泊の実態]
民泊には旅館・ホテルと違うマナーがあります。
私は民泊ホストはもちろん、ゲストにもなったことがないまま民泊の運営を始めたので、このマナーについて私はむしろゲストに教えてもらったというのが本当のところです。
最初の4-5組のゲストは本当にきれいにわが家を使ってくれました。民泊ってゲストがこんなに気を使って泊まってくれるんだと思ったものです。
使った食器を洗ったり、寝具をきれいにたたんでチェックアウトするのは勿論のこと、ゴミ箱は用意していたにもかかわらず、これを使わずにレジ袋にゴミをまとめてくれたりとか、あるいはタオルは用意していたにもかかわらず、不要なタオルは使わなかったりです。
旅館業の40代ご夫婦がお泊りになったときには、洗面所の水栓までピカピカに拭いてお帰りになりました。専門家でないと意外と水栓が汚れるものだと気づかないと思います。
このご夫婦の場合は特別だと思いますが、たいていのゲストはきれいに設備を使うことが当然と思っているようです。
確かにAirbnbは「現地の人から借りる家」とか「暮らすように旅をする」と謳っています。
民泊事業としてマンションの一室を又貸しする業者も多いかと思いますが、本来は個人の家に泊まらせてもらうことから始めた事業ですから、まるで知人の家にでも泊まるようなマナーが自然と根付いたものと思われます。
しかし、マナーがわかっているゲストばかりでなく、中にはとんでもないゲストもいます。旅館業のご夫婦から聞いた話では、そんなトンデモ ゲストが10組に1組の確率でいるそうです。
世の中、多様性とかダイバシティーとか言われていますが、こんな多様性は困ったものですね。
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