排水管工事2週間はキツかった 第6章 [排水管工事]
翌日、現場で検討してみるとエルボを傾ける方法は無理があります。エルボを真下に向ける方法とでは横幅が2-3cm違ってくるので枡に枝管がとりつけられなくなります。枡の位置はもう直せません。そこでVU50管で枡まで引っ張っていく方法にしました。
洗面所の枝管も勾配がとれません。主管の高さが勾配で段々上がってくるのでキッチンではとれた勾配が洗面所ではとれなくなっているのです。ここは90度エルボではなく45度エルボで凌ぎました。
さてトイレの枝管取り付けは少々大変でした。トイレの枡は起点枡になっているので入口は45度角度で流入するものを選んでいます。そこで枡入口にはさらに45度エルボをつけて大曲としました。結果としてトイレからのVU100管と枡は90度に接合できるようにしたのです。(実はこのアイデア、掘削をサービスでやってくれた水道工事会社の社長のアイデアです。)
また勾配も100の90度エルボを二つつける余地がありません。そこで、ここも45度エルボで対応しました。
本職はこんな勾配差に対処するため偏芯ブッシュを使っているようです。(枡の入口がパイ75の理由でしょう)
私はなんだかんだで工事を終えてしまいましたので、これでOKとします。
テストとしてトイレットペーパーをまるめたものをトイレ便器から流してみました。一瞬で浄化槽まで流れたようです。成功です。
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