排水管工事2週間はキツかった 第5章 [排水管工事]
キッチン枡と浴室枡の間の100パイの主管の接着はきれいに入りました。 水道工事会社の社長に「接着剤をたっぷり塗ったら少し時間を置いて管を溶かせばいい」と聞いたことを思い出したのです。
そこで雄側の主管に先に接着剤を塗って、それから雌側の枡の入口に接着剤を塗ってみました。枡に接着剤を塗っている間に主管が接着剤で溶けることを狙って順番を逆にしたのです。
これが100パイの接着のコツです。
浴室からのVU50はキッチン・洗面所より壁下から出ています。浴室配管は土間をコンクリートで埋めたので基礎コンクリートに埋め込んでいました。ほかの配管はあとで修正が効くように基礎コンクリートの上に配管しています。したがって壁からの取り出し位置が違っているのです。
浴室枝管の勾配を計算するとキッチンを同じようにエルボをつけて水を下に流すと勾配が足りなくなります。どうすればいいのだ!
この日の工事は止めて近所の露天温泉に浸りながら考えました。本当に温泉は気が滅入ったときや新しい閃きを得るのに有効です。
方法は二つあります。ひとつはエルボで水を真下に流さず、少し横に傾けて流す方法。これなら角度は水平から90度までの間でとれます。もう一つは枡までVU50管を使い枡の入口で50から75に変換する方法。50と75の径の差が許容差となります。
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