外壁(西側から外壁を張るの巻)後編 [外壁工事]
外壁工事の続きです。
外壁は38mmのステン丸頭スクリュー釘で留めます。スクリュー釘は一旦打ち込むと簡単に抜けません。見た目がきれいな黄銅釘にしたかったのですがステン釘より価格が高いので諦めました。ステンでも白く輝き十分にきれいです。
釘は板材の上下に打つのではなく、下端から2-3cmのところに1本だけ打ちます。2列目の材を相決り(あいじゃくり)の上に重ね、2列目の下端に釘打ちをすれば1列目の板材は吸湿、放湿で伸縮しながらもしっかり留められます。
板材は焼きいれ後放置している間に完全な平行ではなく、多少湾曲してしまったので3.6mをそのまま使うときれいに横に張れません。少し短くカットしたものをつないだ方がきれいに張れるようです。最初はわからずに、長い板を張ったほうが効率がいいと思いました。反りがひどいのでウンウン唸りながら板を引っ張ってみましたが、そんなもので矯正されません!
つなぎ合わせる部分は胴縁の上にしないと釘でとめられません。そうでないときれいに板が張れません。しかしカット数が多くなれば材料に無駄が発生してしまいます。
そのため私はつなぎ部分の板材の厚みに溝を掘り、つなぎの板材(通称ビスケット)をはさんでつなぐことにしました。
いわゆる雇い実(やといざね)です。これでどこでも好きな場所でつなぐことができます。
溝はトリマーに横溝ビットをつければ簡単に掘れます。横溝ビットはこのあと家具などいろいろな場面で必要になりますので無駄にはなりません。
排気管廻りは自在のこぎりでカットしました。少々の隙間はカバーをつけるのであまり気にせず大胆にカットしました。垂木下の凹部カットもドライバーで穴をあけてから自在のこぎりを使えば難なくカットできます。
うーん。満足。満足。でもこのあと、西側壁はとんでもないことになります。
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