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2015.8.31 中間検査と雨廻り防止と木材染抜き法 [中間検査]

2015.8.28 自宅へ戻っている間に確認申請の中間検査書類を準備しました。何ヶ所も軽微な変更があり 、申請書類作製は結構大変です。一ヶ所を直すと他に直すところが発生します。

自宅から現地へ戻る途中で一般財団法人へ寄り中間検査の申請をします。完全に修正しきれず、指摘された部分は訂正印でOKです。検査日は申請から4日以内にしなければならないルールがあるということで、その場で検査日を決定します。

 

2015.8.29 検査日前に足場板をはずし、間柱設置しました。壁を支えるため柱と柱の間に設置する細い柱のようなものです。プレカット会社の新人が材料の拾い出しをしたので間柱の欠き込みが数ヶ所足りません。いまさらクレームを入れても意味ないので水準器で垂直をみて設置位置を決めました。これが問題でした。間柱が正確に垂直になっていないのであとで窓をつけるときに苦労しました。

 

CIMG1560-bl.jpg

 

2015.8.31  中間検査

さて検査日当日、いろいろと資料を用意して緊張しながら検査員を待ちます。筋交い接合金物のうち1ヶ所に予め問題点を発見しています。これがどのように指摘されるか少々不安です。

 

検査員はまず建物の周囲を廻って歩き建築状況をみていきます。接合金物はどのように決定したのか聞かれました。私は「金物メーカーのサイトにある解説書で金物の種類を決定し、認定金物か同等品を買いました。」と答えます。

 

やがて問題の接合部分にやってきました。

 

筋交いの金物は筋交いと梁と柱にわたって取り付けそれらを緊結する金物です。

 

IMG_20150725_095123-bl.jpg

 

この筋交い金物は「告示ニ」で壁倍率2倍のもの(詳しくはメーカーサイトの解説書を読むとわかりやすく解説しています)を使っています。ご覧のように上の梁と筋交いは必要本数の指定ビスで留められていますが、柱はビス1本しか留まっていません。筋交いに直交する梁が邪魔になり物理的に柱にはビスが留められません。残り3本のビスは筋交いの強度に直接関係ない横の梁に留められています。

 

この問題に気づいたのは間柱を取り付けているときでした。すぐに写真を撮りプレカット会社の建築士に相談しました。建築士が言うには「筋交い金物は壁の中で取り付けられていればいいことになっているので現況でも問題ないと思う。万一検査員から指摘されたら上の梁にもう1本補助の梁を取り付けましょう。」ということでした。

 

さて問題の箇所にくると検査員はしばらく見上げていました。

 

続きは明日


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