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2015.6.18 大引きはこんな置き方でいいのかな [建前]

2015.6.16-18  大引きを設置しました。大引きは床下に張る根太(床を支える木)を支える木材で根太より太いです。根太とは直交する形になります。だいたい90x90mmの硬い木材を使い、910mmピッチで家の長手方向に設置します。一般に長手方向にしたほうが材料が少なくてすむようです。

大引きを支えるのは床束です。最近はプラ束というプラスチックの束が使われるようですが、私は通販の鋼製束を使いました。このほうが安かったからです。


施工方法は納品書と一緒に入っていました。床束の要所に接着剤を親指の頭ほど塗ってから床に置き、コンクリート釘で仮止めする。大引きを張るラインに水糸を張りそのラインを目安に床束の高さ調整をする。

簡単そうですね。しかしこれが難しかった!


柱にはプレカットで大引きを入れる溝が彫ってあります。ここへ大引きを入れ、反対側の端が柱側と同じ高さになるように床束を調整する。水糸とだいたい合ってるね。OK→これがいけません。あとで再調整するはめになります。


端と端が決まります。大引きは割りと太い材料です。大引きは真っ直ぐだろうからあとは大引きに合わせて床束の高さを調整する。→これがいけません。あとで再調整するはめになります。

CIMG1531-bl.jpg














柱の仕口の溝に入れた大引きは釘で補強します。住宅支援機構の「木造住宅工事仕様書」によると「N75釘2本斜打ち」とあります。

(ご参考)
JIS A 5508 釘の品質:N75=長さ75mm胴部径3.40mm頭部径7.9mm
        N= 鉄丸くぎ NZ=めっき鉄丸くぎ CN=太め鉄丸くぎ CNZ=めっき太め鉄丸くぎ


次に床束を付属のコンクリート釘で基礎のベース部分に留めます。しかしコンクリート釘は金槌で打っても打ち込めません。ほんのわずか沈む程度です。まあ仮止めだからいいか。。。


(ご参考)
のちに配管工事で同じように基礎にコンクリート釘を打つ工程があります。こちらはきちんと留めなければなりません。調べると予めドリルで下穴を空けてからコンクリート釘を打ち込むようです。


床束と大引きは付属のビスで留めます。このビスは四角穴の中に十字の溝があります。この時点で四角の意味がわからなかったのですが、十字のビットは持っていますので、これで留めます。

しかしなかなかビットが入っていきません。パワーのあるインパクトドライバーをもってしてもビットがすべってビスの頭がつぶれてしまいます。


(ご参考)
後に柱と梁などを補強するプレートを取り付けるときに知りました。これらの金物には四角穴のビスが付属しています。四角穴に合うビットが必要だとわかり、四角ビットを買ってきました。四角ビットは全くすべりません。非常に強力にビスが入っていきます。床束のビスも四角ビットでやり直しました。


金物ビス-bl.jpg

こんなビスです。











便利なビス穴です。なぜ全てのビス穴を四角にしないのですかね。


さて、あとは火打ち土台(土台の横向き筋交いのようなもの)を取り付けてN90釘を2本打ちです。

火打ち土台の写真は撮り忘れです。


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